結婚祝いの金額はいくらが妥当?金額相場と贈るときのマナーを解説!
結婚するカップルにお祝いの気持ちをこめて渡す「結婚祝い」。
「どんなものを用意すれば良いの?」や「金額はいくらが妥当?」など、結婚祝いについて悩んでいるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 結婚祝いの内容に悩んでいる
- 結婚祝いの金額に悩んでいる
- 結婚祝いを贈るときのマナーが知りたい
今回はこのような方に向けて、結婚祝いの内容や金額の相場を紹介します。
結婚祝いについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
結婚祝いとご祝儀の違い
結婚祝いとご祝儀には、明確な違いがあります。
結婚祝いとご祝儀の違いは、以下の通りです。
- 結婚祝いとご祝儀の違い
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- 結婚祝い:結婚のお祝いとして渡す現金やプレゼントのこと
- 結婚式のご祝儀:結婚式当日に持参する現金のこと
結婚祝いとご祝儀の違いは、結婚式当日に渡す現金かどうか。
結婚式に出席する場合は、基本的にはご祝儀のみお渡しすればOKです。
ご祝儀以外の結婚のお祝いのことを「結婚祝い」と呼びます。
【徹底解説】結婚式のご祝儀は関係性で決まる!相場や基本マナーを紹介
結婚祝いで渡すものとは
結婚祝いとは、結婚のお祝いとして渡す現金やプレゼントのことを指します。
結婚祝いとご祝儀には明確な違いがあるため、混同しないように注意しましょう。
ここからは、結婚祝いについて詳しく紹介します。
結婚祝いで渡すものは、大きく分けて以下の3種類があります。
- 結婚祝いで渡すもの
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- 現金
- 品物
- 現金+品物
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
現金
結婚祝いに「お祝い金」として現金を贈ることも可能。
現金を贈ると、自分たちの好きなものを購入したり、結婚式などの準備資金に充てたりと、受け取った相手が自由に使えることがメリットです。
結婚祝いに現金を贈る場合、贈る相手や年齢によって包む金額が異なります。
相場としては、10,000〜30,000円くらい。
結婚祝いを贈る相手から結婚祝いを受け取ったことがあるという場合は、同等の金額を結婚祝いに贈るのがマナーです。
品物
結婚祝いとして、品物も喜ばれます。
品物は「自分たちのために時間を割いて選んでくれた」という、受け取った側の嬉しさもあります。
結婚式に招待された場合は、結婚式でご祝儀として現金を渡すのが基本。
そのため、プラスで結婚祝いを贈りたい場合は品物がおすすめです。
結婚祝いに選ぶなら、以下のような品物が人気です。
- 結婚祝いに人気の品物
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- 食器
- タオル
- キッチン家電
- カタログギフト
品物にするなら「新婚生活で使いやすいもの」を選びましょう。
品物の場合、友人や同僚なら3,000〜10,000円くらい、親族なら5,000〜30,000円くらいが相場。
カップルの好みや欲しいものをリサーチして、喜ばれるプレゼントを選びましょう。
どんなものを贈れば良いか悩んでしまう場合には、カタログギフトがおすすめ。
カタログギフトなら、結婚するカップルが好きなものを選べるので、他の人と被る心配などがなくなります。
現金+品物
結婚祝いに現金を渡すか品物を贈るか悩んでしまう場合は、どちらも贈るというのもOK。
結婚祝いは、現金か品物かどちらか一方でなければいけないという決まりはありません。
結婚祝いの金額の相場
結婚祝いに使う金額は、贈る相手や年齢によって異なります。
相場としては、10,000〜30,000円くらい。
この金額を目安に、どんなものを贈るのか考えましょう。
例えば、30,000円の結婚祝いを贈りたい場合、10,000円は現金で20,000円で品物を用意するというのもOK。
また、品物を2つ以上渡す場合は、その合計額で考えてOKです。
合計で10,000〜30,000円くらいになるように、結婚祝いを贈りましょう。
兄弟・姉妹の結婚祝いの相場
兄弟・姉妹の場合、結婚祝いの相場は10,000〜30,000円。
これは結婚式を挙げる場合の相場で、この金額にプラスしてご祝儀を渡すということになります。
ご祝儀を渡さない場合は少し相場が上がり、20,000〜50,000円が相場とされています。
親族の結婚祝いの相場
親族の場合、結婚祝いの相場は10,000〜30,000円。
親族の場合は関係性によって渡す金額が大きく異なるので、中には10万円以上包む場合もあるようです。
また、年齢によっても相場が異なるので、年齢や普段の関係性に応じて金額を考えましょう。
職場関係の人・友人の結婚祝いの相場
職場関係の人や友人の場合、結婚祝いの相場は10,000〜20,000円。
しかし、贈る相手が部下である場合は30,000〜50,000円と、相場の金額が上がります。
結婚祝いを渡すときのマナー
結婚祝いを渡すときは、以下のようなマナーに気を付ける必要があります。
- 結婚祝いを渡すときのマナー
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- 現金を贈るなら偶数を避けたキリの良い金額にする
- 現金はご祝儀袋に入れる
- 相手の好みに合わせて選ぶ
- 高級すぎるものはNG
- 結婚式当日には渡さない
- 縁起が良くないとされるものに注意!
では、結婚祝いを渡すときのマナーについて詳しく見ていきましょう。
現金を贈るなら偶数を避けたキリの良い金額にする
結婚祝いに現金を贈る場合、偶数を避けたキリの良い金額にします。
割り切れる数字は別れを連想させてしまうため、結婚祝いにおいてはマナー違反。
「3」や「5」など、2で割り切れない数字が良しとされています。
現金を渡すときは、3,000円や5,000円、10,000円など、最初の数字が奇数になるようにして、お札を奇数枚渡すようにしましょう。
また、結婚祝いとして渡す現金は、新札が好ましいとされています。
結婚祝いに現金を贈るときは、偶数を避けたキリの良い金額にする、かつ新札を贈るようにしましょう。
現金はご祝儀袋に入れる
結婚祝いに現金を贈る場合、現金はご祝儀袋に入れて贈ります。
現金は現金書留で郵送することもできるのですが、現金書留で郵送する場合もご祝儀袋は必須。
現金書留用封筒に直接お金を入れるのではなく、必ずご祝儀袋に入れてから現金書留用封筒に入れるようにしましょう。
【ゲスト向け】ご祝儀を銀行振込・オンラインで送金するときの注意点やマナーを解説
相手の好みに合わせて選ぶ
結婚祝いは自由に選べるからこそ、相手の好みに合わせて選ぶことが大切。
相手に喜んでもらえるように、好みや欲しいものを事前にリサーチしておくのがおすすめです。
結婚するカップルが親しい間柄である場合は「結婚祝いになにがほしい?」と直接聞いてみるのもひとつの手。
高級すぎるものはNG
結婚祝いとして、高級すぎるものはNG。
高級すぎるものは、相手に気を遣わせてしまいます。
先程も紹介したように、結婚祝いの相場は10,000〜30,000円くらい。
基本的に結婚祝いは、基本的にはこの金額の中で用意しましょう。
結婚式当日には渡さない
結婚祝いは、結婚式当日に渡すのはマナー違反。
結婚式当日はご祝儀にとどめておき、プラスで結婚祝いを渡す場合は別日に渡すようにしましょう。
結婚祝いは、結婚式の1週間前には相手に届くようにするのがマナー。
結婚式直前になると、新郎新婦は結婚式準備で忙しくなります。
基本的には、新郎新婦が忙しくないうちに贈るようにしましょう。
しかし、結婚式後に直接会う予定がある場合などは、その時に渡してもOKです。
直接会う予定がないという場合には、郵送しましょう。
郵送でもマナー違反にはあたりません。
縁起が良くないとされるものに注意!
結婚祝いには、縁起が悪いとされており、避けるべきプレゼントがいくつかあります。
結婚祝いにおいて、縁起が悪いとされているプレゼントは以下の通りです。
- 結婚祝いで避けた方がよい品物
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- 刃物
- クシ
- 日本茶
- ハンカチ
それぞれ理由がありますので、詳しく見ていきましょう。
刃物
包丁やハサミなどの刃物は、縁が切れることを連想させます。
そのため、結婚祝いに贈るのは縁起が悪いとされている品物のひとつです。
クシ
クシは、苦(ク)や死(シ)を連想させるため縁起が悪いとされています。
男女ともに使える便利なアイテムですが、結婚祝いには選ばないようにしましょう。
日本茶
日本茶は、弔事でふるまわれることが多い飲み物。
弔事を連想させてしまうという理由から、結婚式の場では縁起が悪いとされています。
飲み物を選びたい場合は、紅茶やコーヒーを選ぶようにしましょう。
ハンカチ
ハンカチは、漢字で「手巾(てぎれ)」と書きます。
手巾という字から、縁が切れることを連想させてしまうためマナー的にNG。
ハンカチを贈りたい場合は、ハンカチではなくタオルを選ぶようにしましょう。
しかし、白のタオルはNG。
白のタオルはお悔やみ事を連想させるため、お祝い事である結婚式ではマナー的にNGとされています。
タオルを選ぶ場合は、色柄の付いたタオルを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、結婚祝いの内容や金額の相場を紹介しました。
結婚祝いは、相手が喜んでくれるかどうかを基準に選びましょう。
「結婚祝いに悩んでいる。」
「結婚祝いでなにを贈れば良いのかわからない。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!