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結婚式をしないカップルにご祝儀は渡すべき?重要なのは関係性

結婚式をしないカップルにご祝儀は渡すべき?重要なのは関係性

結婚式をしないカップルにはご祝儀を渡すべきか、悩んでいる方も多いはず。

コロナ禍のため、結婚式をしないカップルが増えており、ご祝儀や結婚祝いについての相談が増えてきています。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 結婚式をしないカップルへのお祝いの渡し方が知りたい
  • 喜ばれる結婚祝いが知りたい
  • ご祝儀を郵送するときの注意点が知りたい

今回はこのような方に向けて、ナシ婚(結婚式をしない)カップルへお祝いの渡し方を紹介します。

結婚式をしないカップルへのお祝いの渡し方が知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式をしない(ナシ婚)カップルは約 29%

2016年にアニヴェルセルがおこなった「あなたは結婚式を挙げましたか?」という調査では「何もしていない」と回答した人が28.7%という結果になりました。

年代別にみると、20代で「何もしていない」と回答した人は40.9%なのに対し、30代が26.0%。

20代では結婚式をしないカップルが増えていることがわかりました。(出典:アニヴェルセル株式会社

近年は新型コロナウイルスの流行もあり、フォトウェディングやふたりだけのウェディングを選ぶカップルが増えています。

  • ブラ美

    ゲストを招待する結婚式はしないカップルだけでなく、家族だけで挙式をするカップルも増えています!

結婚祝いと結婚式のご祝儀の違いについて

結婚祝いと結婚式のご祝儀は同じような意味合いに思われますが、実は違います。
まず、結婚祝いとご祝儀の違いについて説明しますね。

  • 結婚祝い:結婚のお祝いとして渡す現金やプレゼントのこと
  • 結婚式のご祝儀:結婚式当日に持参する現金のこと


結婚式のご祝儀は、結婚式当日にのし袋に包み、受付へ渡す現金のこと。
その他のプレゼントや現金を渡す際には、結婚祝いとなります。

ご祝儀は現金、結婚祝いはプレゼントのことと思ってしまう方が多いですが、結婚祝いとして現金を渡す場合があります。

そのため、現金かプレゼントかという判断基準ではなく、結婚式当日に渡す現金かどうかで判断しましょう。

それでは、結婚祝いとご祝儀について、さらに詳しく見ていきましょう。

結婚祝い

結婚祝いは、結婚のお祝いとして渡す現金やプレゼントのこと。

結婚式に呼ばれているかどうかに関わらず、お祝いとして渡すプレゼントを結婚祝いと呼びます。

結婚祝いは、結婚をする会社の同僚に、同僚メンバーでお金を集めて渡したり、仲の良い友だちへプレゼントを渡したりする場合もあります。

結婚式のご祝儀

結婚式のご祝儀は、結婚式当日に持参する現金のこと。

結婚式の受付でご祝儀袋に入れて渡す現金のことを、ご祝儀と呼びます。

結婚式に出席する場合は、ご祝儀のみお渡しすればOK。

基本的には、ご祝儀にプラスで結婚祝いを渡す必要はありません。

結婚式に出席する際にご祝儀だけでなく結婚祝いも渡したい場合は、結婚祝いは式の前後に新郎新婦へお渡しします。

式当日の新郎新婦は分刻みのスケジュールで動いているため、会えないことがほとんど。

ただでさえ多い荷物を増やさないためにも、別日に渡すか、郵送で送るようにします。

結婚祝いを渡しただけで結婚式当日にご祝儀を渡さないのは、マナー的にNG。

結婚式に招待された場合は、必ずご祝儀を用意するようにしましょう。

結婚式をしないカップルへのご祝儀の相場

結婚式をしないカップルに現金やプレゼントを渡す場合は、ご祝儀ではなく結婚祝いに該当します。

自分たちが結婚式でご祝儀をいただいている場合には、もらった分はお返しするのがマナー。

結婚式をしないからといってお祝いを渡さないのではなく、自分たちの結婚式に来てくれたお礼の意味も込めて、結婚祝いを用意しましょう。

以前に自分たちの結婚式に招待している場合のご祝儀の相場

自分たちの結婚式でご祝儀をいただいている場合は、もらった分をお返ししましょう。

結婚式のご祝儀は当日の料理や引き出物と等価とされているため、結婚式をしないカップルにお返しは不要という考えもあります。

ですが、ナシ婚カップルにも結婚式に来てくれたお礼を兼ねて、ご祝儀でいただいた分を結婚祝いとして渡すのがおすすめです。

相手をこれから自分の結婚式に招待する場合のご祝儀の相場

相手をこれから自分の結婚式に招待することが決まっている場合は、同額程度のご祝儀を包むのがマナー。

友人の場合、ご祝儀は30,000円が相場なので、それに合わせた金額を贈りましょう。

自分たちの結婚式には出席していない友人へのご祝儀の相場

自分たちの結婚式には出席していない友人には、ご祝儀を渡さなくても失礼にはあたりません。

しかし、今後もお付き合いがありそうな相手であれば、お祝いの気持ちとして渡すのがおすすめ。

  • ブラ美

    現金ではなく、結婚祝いとして「もの」を贈るのも良いですね。

結婚式をしないカップルに喜ばれるプレゼントとは

ナシ婚カップルに限らず、結婚祝いで人気のプレゼントには、以下のようなものがあります。

結婚祝いで人気のプレゼント
  • 定番のお花
  • なべや電気ケトルなどの日用品
  • ブランド物の時計やお皿などの高級品
  • タオルや入浴剤などの消耗品
  • 写真立てや似顔絵などの記念品

それぞれのプレゼントの例を見てみましょう。

定番のお花

金額:3,000円〜7,000円

贈り物の定番、お花やブーケはお祝いらしく明るい色味を選ぶのがおすすめ。

バラなど本数によって意味合いが変わるものは、事前に意味を確認し、お祝いの気持ちを込めて贈りましょう。

なべや電気ケトルなどの日用品

金額:3,000円〜20,000円

新生活に欠かせない日用品は、結婚祝いの定番。

すでに持っているアイテムだと貰った相手も困ってしまうので、持っているかどうかの確認ができると良いですね。

ブランド物の時計やお皿などの高級品

金額:3,000円〜50,000円

ブランド物などの高級品は、自分では買わないけれど貰ったら嬉しいアイテムの定番。

ブランドによってはお祝い用のセットを販売していることもあるので、上手に活用しましょう。

タオルや入浴剤などの消耗品

金額:1,000円〜5,000円

消耗品は無駄になることが少ないため、貰って嬉しい定番のアイテム。

入浴剤など日常を彩るちょっとしたアイテムで、お祝いの気持ちを伝えるのも素敵ですね。

相手にお礼など気を遣わせたくない場合にも、消耗品がおすすめです。

写真立てや似顔絵などの記念品

金額:3,000円〜20,000円

写真立てや似顔絵などの記念品は、自分たちではなかなか作らないもの。

名前入りなど世界にひとつのデザインにすることで、いつでも新婚の気持ちを思い出せるアイテムになります。

記念品はオーダーメイドで作ることになるので、時間に余裕が必要です。

ご祝儀を郵送する際の注意点

結婚祝いは、本来であれば直接渡したいところですが、事情がある際には郵送で送っても問題ありません。

現金を郵送する場合は、現金書留で送ります。

郵送の場合は、結婚の報告を受けた後なるべく早い段階で送りましょう。

結婚祝いとして、現金を郵送する場合は注意しておきたいポイントがいくつかあります。

現金を郵送する場合の注意点
  • 折り目のない新札を準備する
  • ご祝儀袋には筆ペンで記入する
  • 結婚祝い用のご祝儀袋に入れる
  • 手紙やメッセージカードを添える
  • 郵便局で現金書留の封筒(大型サイズ)を購入し、ご祝儀袋を入れて郵送する

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

折り目のない新札を準備する

結婚祝いはおめでたいことのため、新札を準備します。シワがあったり折り目がついていたりするお札では失礼にあたります。

銀行の窓口や両替機を利用して新札を用意しましょう。

ご祝儀袋には筆ペンで記入

ご祝儀袋に送り主を記入する際は、筆ペンを使用しましょう。万年筆やボールペンではなく筆ペンにするのが一般的なマナーとなっています。

結婚祝い用の祝儀袋に入れる

現金書留の封筒には、そのまま現金を入れることもできます。
しかし結婚祝いの場合は、現金をそのまま入れるのではなく、ご祝儀袋に現金を入れてから、現金書留用の封筒に入れるのがベター。

手紙やメッセージカードを添える

現金書留の封筒では、業務的な印象を受けやすいため、封筒の中にはお祝いの気持ちが伝わるような手紙やメッセージカードを入れましょう。
温かい手書きのメッセージを添えて、結婚を祝福したいですよね。

郵便局で現金書留の封筒(大型サイズ)を購入し、ご祝儀袋を入れて郵送する

現金書留の封筒は、郵便局の窓口で購入することができます。
封筒の種類は、普通サイズと大型サイズの2種類がありますが、ご祝儀袋を入れるためには大型サイズにするとゆったりと使用できるのでおすすめです。

  • ブラ美

    郵送する場合は、郵便局の窓口で手続きをしてくださいね。

オンライン決済でご祝儀を送っても大丈夫?

近年、WEB上でご祝儀の受け渡しができる、オンラインご祝儀というサービスが登場しました。

またオンラインご祝儀サービス以外にも、PayPayなどのQRコード決済を使うことで、オンライン決済でお金を送ることもできます。

しかし、「オンライン決済は失礼にあたってしまうのではないか…?」と悩む方もいらっしゃいます。

オンライン決済はマナー違反というわけではないので、実際は失礼にあたりません。

しかし、まだまだオンライン決済に抵抗がある人もいるのは事実。

基本的にオンライン決済は失礼にはあたりませんが、オンライン決済を好まないであろう人には配慮が必要です。

以下の記事で、オンラインご祝儀の口コミや注意点を解説しています。

オンライン決済でご祝儀を送りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ご祝儀はお祝いの気持ちを伝えるもの。

ご祝儀は「お祝いの気持ち」なので、必ずお返しをしなければならないものではありません。

ですが、結婚するカップルから過去にご祝儀をいただいている場合は、もらった分をお返しするのがマナーです。

「結婚式をしないカップルにご祝儀を渡すべきか悩んでいる。」
「結婚祝いを郵送で渡したい。」

という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。

「素敵な結婚式になりますように。」

ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!

ABOUT ME

ブラプラ編集部

「ウェディングに関する疑問や不安を少しでも解消したい! 結婚式のことで悩むカップルを減らしたい!」そんな気持ちで情報を発信しています!