結婚式に初めて参列する方必見!結婚式お呼ばれマナーを紹介します
初めて結婚式に招待されたら、楽しみな半面、不安な気持ちもつきもの。
招待状の返信マナーや服装のマナーなど、結婚式には守るべきマナーがたくさんあります。
- この記事はこんな人にオススメ!
-
- 結婚式に初めて参列する
- 「ご祝儀」や「招待状の返信」などのマナーが知りたい
- 結婚式当日のマナーが知りたい
今回はこのような方に向けて、結婚式にお呼ばれしたときのマナーを紹介します。
結婚式に関するマナーを知り、しっかり守った上で結婚式を楽しみましょう。
招待状の返信マナー
結婚式に招待されたら、結婚式の3か月前くらいに招待状が届きます。
招待状が届いたら、返信はがきに必要事項を記入して返信しましょう。
招待状を返信する際に気を付けるべきマナーは、以下の通りです。
- 招待状の返信マナー
-
- 返信期限を守る
- 黒のペンで書く
- 句読点は使わない
- 敬称を二重線で消す
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
返信期限を守る
招待状には返信期限があります。
返信期限を守ることは、最低限のマナー。
出席する場合には、基本的に招待状が届いてから2〜3日以内には、返信はがきをポストに投函するようにしましょう。
欠席の場合は、1週間程度時間をおいてから返信するのがマナー。
欠席の場合は「行きたかったけれど、どうしても都合が付かなかった」という意思を表すために、即答するのはマナー違反です。
黒のペンで書く
招待状の返信は、黒の毛筆や万年筆で書くのがマナー。
黒であればボールペンでもOKですが、基本的に黒以外のペンはマナー違反にあたります。
書き損じがあれば、黒のペンで定規を使って二重線で訂正しましょう。
句読点は使わない
「、」や「。」の句読点は終わりや区切りを連想させるため、招待状の返信には使わないのがマナー。
改行や空白を上手く使って、句読点は使わないようにしましょう。
敬称を二重線で消す
返信はがきには「御」や「御芳」という敬称が印字されていますが、返信するときはこの敬称を二重線や「寿」という字で消すのがマナー。
宛先の面には、名前の下に「行」や「宛」と書かれているので、返信するときは二重線で消してから「様」に直します。
縦書きなら縦線で、横書きなら横線で、定規を使って二重線をひきましょう。
ご祝儀に関するマナー
結婚式に出席する場合は、ご祝儀を持参し、当日受付で手渡しします。
欠席する場合は「いつ欠席連絡したか」を基準として、用意する金額が異なります。
1か月以上前に欠席連絡をした場合は、本来のご祝儀の1/3〜1/2くらいの額を目安に、結婚式まで1か月を切っている場合は、出席する場合と同じ金額を包みましょう。
ここでは、ご祝儀に関する以下のマナーを詳しく紹介します。
- ご祝儀に関するマナー
-
- 金額に関するマナー
- ご祝儀袋に関するマナー
金額に関するマナー
ご祝儀の金額は、以下のようにその人の立場や新郎新婦との関係性によって変わります。
ご祝儀の金額の目安
新郎新婦との関係性 | ご祝儀の金額(目安) |
友人・同僚 | 3万円 |
兄弟・姉妹 | 5~10万円 |
親族 | 3~10万円 |
部下 | 3~5万円 |
主賓として招待された場合 | 5~10万円 |
ご祝儀の金額は、縁起が悪いとされている偶数と9を避けます。
奇数は割り切れない数字であり「割り切れない=別れない」と縁起が良いとされていることから、3万円・5万円・7万円・10万円など奇数の金額を包むようにしましょう。
金額に関するマナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
【徹底解説】結婚式のご祝儀は関係性で決まる!相場や基本マナーを紹介
ご祝儀袋に関するマナー
ご祝儀袋は、水引が「結びきり」か「あわじ結び」になっているものを選ぶのがマナー。
表書きには「寿」か「結婚御祝」と書き、水引の下には「贈り主の氏名」を書きましょう。
結婚式の服装や持ち物に関するマナー
結婚式に出席する際には、服装や持ち物のマナーも守るようにしましょう。
服装や持ち物に関しても、さまざまなマナーがあります。
マナーを守り、お祝いの場に相応しい格好で、結婚式に参列しましょう。
結婚式において、ゲストが準備するべき持ち物は以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
【参加ゲスト向け】結婚式を最高に楽しむ!男女別 準備したい持ち物
男性編
男性の場合、ブラックスーツやダークスーツを選びます。
中に着るシャツは、ホワイトを選ぶのが無難。
ネクタイは、明るいカラーのものを選びましょう。
スーツ・ベスト・スラックスの「スリーピース」を選ぶと、おしゃれでフォーマルな印象を与えられるのでおすすめです。
両家の父親や、仲人にあたる人の場合は「正礼装」であるモーニングを着用します。
\ 男性の参列時の服装についての詳細はこちら /
【男性必読】結婚式に参列する時の服装マナーを解説します「スーツ・ネクタイ・靴の選び方」
女性編
女性の場合は、フォーマルなワンピースやドレスを選びます。
女性が服装を選ぶときは、露出が多くなりすぎないように気を付けましょう。
肩が出るドレスはボレロやショールを羽織ったり、ミニスカートではなくミディアム丈からロング丈のものを選んだりと、露出を控えるようにします。
足元は、肌色のストッキングを履くのがマナー。
素足や黒いストッキングはNGです。
和装の場合は未婚女性なら振袖、既婚女性は訪問着や付け下げ、色無地を選ぶのが一般的。
両家の母親は、父親の服装に合わせて「正礼装」を選びます。
NGマナー
結婚式の服装や持ち物で、やってはいけないNGマナーは以下の通りです。
- NGマナー
-
- 全身白
- 全身黒
- カジュアルすぎるコーディネート
- アニマル柄やファー
全身白でまとめたコーディネートは、主役である新郎新婦と被ってしまうため、マナー的にNG。
全身黒でまとめたコーディネートは喪服を連想させてしまうため、結婚式においてはマナー違反とされています。
また、カジュアルすぎるコーディネートもNG。
結婚式にはフォーマルな服装で出席しましょう。
アニマル柄やファー素材は「殺生」を連想させてしまうため、お祝いの場ではマナー違反。
持ち物にも、アニマル柄やファー素材は使わないようにしましょう。
結婚式当日のマナー
結婚式当日は、さまざまなマナーに気を付けながら楽しみましょう。
結婚式当日に気を付けたいマナーは、以下の通りです。
- 結婚式当日のマナー
-
- 遅刻厳禁
- ご祝儀の渡し方
- 食事のマナー
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
遅刻厳禁
結婚式において、遅刻は厳禁です。
荷物をクロークに預けたり、化粧直しをしたり、受付をしたりと、式場に着いてからやることも意外と多いもの。
余裕を持って、20〜30分前には会場に着いておくようにしましょう。
やむを得ない遅刻や欠席する場合には、まず会場に連絡します。
結婚式当日の新郎新婦は朝から忙しく動いているため、新郎新婦に連絡しても繋がらないかもしれません。
会場に連絡してから、新郎新婦に連絡を入れるようにしましょう。
急な欠席をする場合には、後日改めて新郎新婦にお詫びをし、ご祝儀を渡します。
ご祝儀の渡し方
受付では「本日はおめでとうございます」と受付の人に挨拶してから、ご祝儀を手渡しします。
ご祝儀は袱紗から取り出し、受付の方に正面を向けて渡しましょう。
食事のマナー
披露宴では、フレンチなどのコース料理が出ることがほとんど。
基本のテーブルマナーを押さえて、食事を楽しみながら披露宴を楽しみましょう。
押さえておきたい基本のテーブルマナーは、以下の通りです。
- 食事のマナー
-
- ナプキンは乾杯後に広げる
- ナプキンは折り目をお腹側にして膝に乗せる
- 食べるペースは周りと合わせる
- ナイフやフォークは外側から使う
- お酒は飲みすぎずに、節度をもって楽しむ
二次会のマナー
二次会は、結婚式よりもカジュアルな服装でOKな場合が多いのですが、基本的には会場の雰囲気に合わせて服装を選びます。
結婚式にも招待されていて、そのまま二次会に出席するような場合は、結婚式と同じ服装でOKです。
二次会の服装マナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
結婚式「二次会」ゲストの服装マナーは?会場別・男女別に解説します
結婚式のほとんどが「ご祝儀制」でおこなわれるのに対し、二次会のほとんどは「会費制」でおこなわれます。
お釣りが出ないように、会費はぴったりの金額を用意しておきましょう。
まとめ
今回は、結婚式にお呼ばれしたときに守るべきマナーを紹介しました。
結婚式は守るべきマナーがたくさんありますが、1番大切なのは新郎新婦をお祝いする気持ち。
マナーを守りつつも、結婚式を楽しみましょう。
「結婚式に招待された」
「結婚式の守るべきマナーが知りたい」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!