結婚式の芳名帳とは?用途・必要性・おしゃれなデザインまで徹底解説します

結婚式に必要なアイテムのひとつである「芳名帳」。
芳名帳とはどんなアイテムで、どのような用途で使用されるものなのでしょうか。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 結婚式で芳名帳を使いたい
- 芳名帳について詳しく知りたい
- 芳名帳の種類が見てみたい
今回はこのような方に向けて、結婚式に必要なアイテム「芳名帳」について、その用途や必要性、おしゃれなデザインまで徹底解説します。
結婚式で芳名帳を使いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
結婚式の芳名帳とは

結婚式の芳名帳とは、ゲストに名前や住所を書いてもらう帳面のこと。
ゲストに、受付で芳名帳に名前や住所を記載してもらうことで、出席の管理をします。
芳名帳には、以下のような項目を書いてもらいましょう。
- 芳名帳の記入項目
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- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
芳名帳を書いてもらうことで、結婚式の後は住所録にもなります。
式が終わったあとにも、お礼状や年賀状などを送る際に役立つため、芳名帳を用意するというカップルも多くいるようです。
近年は、年賀状を送らないから住所は不要だという理由や、住所を聞きたいときにはSNSで気軽に聞けるという理由から、芳名帳には名前だけ記載してもらうというケースも増えています。
芳名帳にどこまで記帳いただくかは、新郎新婦の自由です。
結婚式後の用途も考えて、どんな芳名帳を用意するかを決めましょう。
結婚式で芳名帳が必要な理由

結婚式で芳名帳が必要な理由は、以下の通りです。
- 芳名帳が必要な理由
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- 出席者の確認と記録
- 住所や連絡先の取得
- ご祝儀の管理
- 記念の品になる
- マナーだから
では、結婚式で芳名帳が必要な理由について、詳しく見ていきましょう。
出席者の確認と記録
芳名帳は、結婚式当日の出席者の確認と記録に使います。
芳名帳を見るだけで、どのゲストが受付を通っているのかが一目でわかります。
そのため、新郎新婦にとっての出席者の確認や記録のみならず、式場スタッフも出席者を確認したいときに重宝するのが芳名帳なのです。
住所や連絡先の取得
芳名帳にゲストに住所や連絡先を書いてもらうことで、新郎新婦は最新のゲストの住所や連絡先を取得できます。
最新の住所や連絡先を取得することで、結婚式後にお礼状や年賀状を送りたいときに、便利に活用することが可能です。
ご祝儀の管理
芳名帳は、ご祝儀の管理をする場面でも役立ちます。
どのゲストが受付を通っているのかがわかるので、芳名帳を見るとどのゲストからご祝儀をいただいているのかもわかります。
ご祝儀は、結婚式が終わるまで新郎新婦の手には渡りません。
そのため、芳名帳があることで、結婚式後に芳名帳と照らし合わせながらご祝儀の管理ができるのです。
記念の品になる
芳名帳は、記念の品にもなります。
ゲストの直筆で署名してもらえるので、結婚式後に見返すのも楽しいもの。
誰が結婚式に来てくれたのか、ゲストの直筆でいつでも確認できるので、記念の品として芳名帳を用意するのも良いでしょう。
マナーだから
親世代など、芳名帳は多くの結婚式で置かれているものだからこそ、芳名帳を置くことが普通=マナーだと思っている人もいるようです。
特に親族や職場なども含めて参列者が多い結婚式や、礼儀作法や決まりごとを大切にするお家柄の場合、芳名帳を用意しておくことで格式を表現できます。
芳名帳がなくてもマナー違反ではありませんが、高齢のゲストが多い場合や、格式高い結婚式にしたいという場合には、芳名帳を用意するのがおすすめです。
WEB招待状の場合に芳名帳は必要?

近年採用するカップルが増えているWEB招待状。
WEB招待状が主流になってきてから、WEB上で出席者の確認ができるようになり、芳名帳を準備するカップルが減っているようです。
WEB招待状で出席者の管理ができるのであれば、芳名帳は必ずしも必要ではありません。
しかし、記念の品として用意したいという場合や、ゲストの最新の情報が知りたいという場合は、WEB招待状でも芳名帳を用意するケースがあります。
記念の品として用意する場合は、名前だけを記載してもらう芳名帳にするのも良いでしょう。
芳名帳の種類と特徴

結婚式の受付で、ゲストに名前や住所を書いてもらう芳名帳。
芳名帳は、大きく以下の3種類に分けられます。
- 芳名帳の種類
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- 記帳タイプ
- カードタイプ(ゲストカード)
- 寄せ書き・演出タイプ
では、芳名帳の種類とその特徴について、詳しく見ていきましょう。
記帳タイプ
記帳タイプとは、受付でゲストに直接記入してもらうタイプの芳名帳のこと。
少し前までは、芳名帳といえば記帳タイプしかありませんでした。
記帳タイプの芳名帳には、以下のようなバリエーションがあります。
- 記帳タイプの種類
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- 冊子タイプ
- シートタイプ
冊子タイプとは、最初から冊子になっているものに、ゲストに名前や住所を記入してもらうというもの。
本のように既に表紙や裏表紙が付いているため、結婚式が終わったらそのまま保管できるのが、冊子タイプのメリットです。
シートタイプとは、1枚の紙に何人ものゲストが名前や住所を記入できるようになっていて、名簿のように一覧で確認できるタイプの芳名帳のこと。
ゲストが書きやすいように、別でバインダーなどを用意する必要がありますが、ゲストが書きやすかったりコストが抑えられたりというメリットがあります。
カードタイプ(ゲストカード)
カードタイプとは、招待状に同封し、事前に記入してもらったものを受付で提出してもらうスタイルのこと。
受付で芳名帳を記入する必要がないため、受付の混雑を避けられるというメリットがあります。
事前に記入してもらう、芳名帳の代わりとなるカードのことを「芳名カード」や「ゲストカード」と呼びます。
メッセージ欄付きのデザインもあるため、ゲストからのメッセージが欲しいという場合にもおすすめです。

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寄せ書き・演出タイプ
芳名帳の役割として、結婚証明書を準備するケースもあります。
結婚証明書とは、その名の通り2人の結婚を証明するためのもの。
人前式の場合は、ゲストが結婚の証人となるため、ゲスト参加型の結婚証明書が人気です。
ゲスト参加型の結婚証明書なら、芳名帳の役割を兼ねることが可能。
芳名帳は不要だけど、ゲストが参加してくれたことの証を残したいという方に、参加型の結婚証明書がおすすめです。
芳名帳のデザインと選び方

芳名帳は、結婚式のテーマや式場の雰囲気に合わせてデザインを選びましょう。
近年は「Canva」のようなグラフィックデザインツールを使って手作りできたり「minne」などのハンドメイドマーケットでお気に入りのデザインのものを購入できたりと、デザインの選択肢が増えています。
また、ゲスト参加型の結婚証明書を芳名帳の代わりとする場合には、木製やアクリル製など、紙以外の素材のものも人気。
芳名帳は受付に置いておくもので、ゲスト全員が目にするアイテムのひとつ。
デザインにこだわり、結婚式のテーマや式場の雰囲気に合わせて選ぶことで、ゲストに結婚式のイメージを伝えることができます。
芳名帳の手作りアイデア
芳名帳は、手作りできるペーパーアイテムのひとつ。
手作りすることで、結婚式費用の節約にもつながります。
手作りするときは、テンプレートを使うのがおすすめ。テンプレートなら、デザインが苦手な方も簡単に手作りできます。
例えば「Canva」のようなグラフィックデザインツールを使うのもひとつの手。
また「ARCH DAYS」のように、さまざまな結婚式に使えるペーパーアイテムのテンプレートを配布しているサイトで、好みのデザインを探して使うのも良いでしょう。
詳しい芳名帳の作り方や、簡単に作れるテンプレートは、以下の記事で紹介しています。
芳名帳を手作りしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
記事取得エラー芳名帳を準備するときのポイント

芳名帳は、ゲストに受付で記入してもらいます。
ゲストが芳名帳を記入して、スムーズに受付を通過できるように、芳名帳を準備するときは以下のポイントに気を付けましょう。
- 芳名帳を準備するときのポイント
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- 新郎側・新婦側で1冊ずつ用意する
- 記入項目を増やしすぎない
- 結婚式のテーマに合わせる
- 受付担当にしっかり案内してもらう
では、芳名帳を準備するときのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
新郎側・新婦側で1冊ずつ用意する
芳名帳は、新郎側・新婦側で1冊ずつ用意するのが基本。
一般的に、受付は新郎側と新婦側で別れているので、芳名帳も新郎側と新婦側それぞれに準備します。
ゲスト数が多い場合は、芳名帳の記入待ちで受付が混雑してしまうので、必ず1冊ずつもしくは2冊ずつ用意して、スムーズに受付できるように準備しておきましょう。
記入項目を増やしすぎない
芳名帳の記入項目を増やしすぎてしまうと、1人1人の受付時間が長くなり、受付の混雑に繋がります。
ゲストの最新情報が知りたいからと、項目を増やしてしまいがちですが、多くても3項目程度にとどめておきましょう。
結婚式のテーマに合わせる
芳名帳は、結婚式のテーマに合わせたデザインにすることも大切。
例えば、神社などでおこなう和婚なら縦書き、ゲストハウスなどでおこなう洋婚なら横書きなど、結婚式の雰囲気に合わせて縦書きか横書きか選びましょう。
また、招待状や席札、席次表など、ほかのペーパーアイテムと同じデザインにすると、結婚式全体に統一感が生まれます。
受付担当にしっかり案内してもらう
芳名帳は、出席者の確認という役割も持っています。
そのため、受付を通過したゲストには全員漏れなく書いてもらえるように、受付担当にしっかりと案内してもらいましょう。
受付は芳名帳のほかにも、ご祝儀のやり取りや席次表のお渡しなど、やることがたくさんあります。
受付担当が迷わないためにも、不安な場合は「受付お願い書」を作成し、受付担当がスムーズに業務を遂行できるように準備を整えておきましょう。
まとめ

今回は、結婚式に必要なアイテム「芳名帳」について、その用途や必要性、おしゃれなデザインまで徹底解説しました。
結婚式後の用途も考えて、どんな芳名帳を用意するかを決めましょう。
「芳名帳を用意したい。」
「結婚式の芳名帳をについて詳しく知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!