顔合わせで贈る「結ギフト」の魅力とは?選び方からおすすめアイテムまで紹介します

両家が初めて顔を合わせる「両家顔合わせ」。
結婚前に食事会として、食事や会話をしながらお互いの家族を知ることを目的としておこないます。
両家顔合わせでは、両家の出会いとこれから家族になることを記念して「結ギフト」を贈りましょう。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 両家顔合わせで結ギフトを贈りたい
- 結ギフトについて詳しく知りたい
- 結ギフトにおすすめのアイテムが知りたい
今回はこのような方に向けて、両家顔合わせに用意する「結ギフト」について、選び方からおすすめアイテム、マナーなどを紹介します。
結ギフトについて詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
両家顔合わせの「結ギフト」とは

「結ギフト」とは、両家顔合わせで両家に贈る、両家の出会いとこれから家族になることを記念したギフトのこと。
新郎の実家と新婦の実家、そしておふたりの新しい家という3つの家で持てるアイテムを、結ギフトとして贈ります。
結ギフトは手土産と似ていますが、手土産とは異なります。
手土産は、両家の両親が用意して、両家で交換し合うもの。
これに対し結ギフトは、新郎新婦が用意し、両家の両親に贈ります。
結ギフトを贈ることは必須ではありませんが、近年人気が高まっているギフト演出のひとつ。
両家の両親にサプライズで用意することで、驚きや感動を与えることができます。
結ギフトという3つの家族で持つお祝いの記念品があることで、より両家の絆が深まるでしょう。
両家顔合わせの「結ギフト」の選び方

結ギフトには、以下のようなアイテムを選びましょう。
- 「結ギフト」の選び方
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- つながりが目に見えるアイテム
- 縁起の良いアイテム
- 感謝の気持ちが伝えられるアイテム
- オーダーメイドで作るアイテム
どんなものを結ギフトに選ぼうかと悩む場合は、上記の選び方を参考に、両家の両親が喜んでくれそうなものを選びます。
では、両家顔合わせの結ギフトの選び方について、詳しく見ていきましょう。
つながりが目に見えるアイテム
つながりが目に見えるアイテムは、結ギフトの定番。
家に持ち帰ってからも、見るたびに3つの家族のつながりを思い出せることが魅力です。
つながりが目に見える結ギフトとしては、3つが1つの板からできている三連時計や、両家顔合わせの日付や両家のイニシャルを刻印したアイテムなどがおすすめ。
つながりが目に見えるアイテムは、特別で大切な思い出の品になること間違いありません。
縁起の良いアイテム
縁起が良いとされているアイテムを、結ギフトに選ぶのも良いでしょう。
縁起の良い結ギフトとして人気なのは、日常でも使いやすい箸。
箸は「幸せの(箸)橋渡し」という語呂合わせで、古くから縁起の良い品物とされてきました。
また、箸は2本で1セットということからも、これから結婚生活が始まる結ギフトにぴったり。
両家の両親には「これからもずっと2人仲良く」というメッセージとともに贈ることができます。
ほかにも「同じ時間を共有したい」という意味を込めて時計を贈ったり、縁起が良いとされている絵がデザインされたアイテムもおすすめです。
感謝の気持ちが伝えられるアイテム
両家顔合わせは、お互いの両親に「これまで育ててくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝える場でもあります。
そのため、結ギフトに感謝の気持ちを伝えられるアイテムを選ぶのもおすすめ。
感謝の気持ちが伝えられるアイテムを選ぶと。言葉で伝えるのは恥ずかしいという場合でも、結ギフトで感謝の気持ちを伝えられます。
例えば、結ギフトの中にお手紙を入れたり、オリジナルでメッセージが描けるアイテムを選んだりするのがおすすめ。
結ギフトを通して感謝の気持ちが伝わると、両親にとって忘れられない贈り物になるでしょう。
オーダーメイドで作るアイテム
オーダーメイドで作るアイテムもおすすめです。
例えば、名前を入れられるアイテムやメッセージを入れられるアイテム、写真を入れられるアイテムなど、オーダーメイドでカスタマイズできるアイテムは喜ばれるでしょう。
オーダーメイドで作るアイテムには、既製品とは違った感動があります。
世界にひとつだけの特別なギフトとなるので、特別な思い出の1ページとしてぴったりです。
両家顔合わせの「結ギフト」におすすめのアイテム
ここからは、両家顔合わせの「結ギフト」におすすめのアイテムを紹介します。
ここまでに紹介してきた、つながりが目に見えるアイテム・縁起の良いアイテム・感謝の気持ちが伝えられるアイテム・オーダーメイドで作るアイテムを中心に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
フォトフレーム
大切な瞬間をずっと飾っておけるギフトとして、フォトフレームも良いでしょう。
結ギフトに選ぶなら、ただのフォトフレームではなく、時計と一体になっているものやアーティフィシャルフラワーと一体になっているものがおすすめ。
家に飾ってもパッと目を引くような、特別なフォトフレームになります。
子育て感謝状

子育て感謝状とは、両親へのこれまでの感謝の気持ちを伝える、表彰状のような形式のギフト。
近年は結婚式の両親贈呈品の定番にもなっており、結ギフトにもおすすめです。
フォトフレームと一体になっているものやキャンバス地のもの、時計が付いているものなど種類も多くあります。
それぞれの実家のインテリアなどを思い出しつつ、ぴったりのものを選びましょう。
ウェイトドール

ウェイトドールとは、生まれた時の体重と同じ重さに調整されたぬいぐるみのこと。
ぬいぐるみの中では、クマのぬいぐるみ「ウェイトベア」が人気です。
「こんなに小さかったけれど、こんなに大きくなりました」と、両親が子どもの成長を実感できる素敵なギフトです。
新郎側の両親には新郎サイズのウェイトベアを、新婦側の両親には新婦サイズのウェイトベアを、おふたりの家にはセットのクマのぬいぐるみというように、3つの家でおそろいの結ギフトにしましょう。
最近だと、ぬいぐるみの代わりに新郎新婦の生まれたときと同じ体重の「お米」を渡す人も増えています。
ペアグラス・ペアタンブラー

普段使いできるペアグラスやペアタンブラーも、結ギフトにおすすめ。
オーダーメイドで名前を入れると、より特別感のある結ギフトになります。
お酒好きな両親なら、ビールグラスやワイングラスにするのも良いでしょう。
夫婦箸

「幸せの(箸)橋渡し」という語呂合わせで、古くから縁起の良い品物とされてきた箸。
結ギフトとして、縁起物である箸を選ぶカップルも多くいます。
子育て感謝状付きの夫婦箸と箸置きのセットなら、感謝の気持ちをより一層伝えられるはず。
箸は日常的に使うアイテムなので、毎日の食事の時間に彩りを添えられます。
夫婦茶碗
毎日使うお茶碗を、結ギフトに選ぶのも良いでしょう。
箸とセットになっているものや、名入れできるものを選ぶと、特別感がアップします。
3家族でおそろいの夫婦茶碗は、使うたびに家族のつながりを感じられるアイテムとなるでしょう。
ハンカチ

1人1人のイニシャルを入れたハンカチをプレゼントするのもおすすめ。
白いハンカチを選べば、結婚式当日も3家族全員でおそろいのハンカチを使えます。
ハンカチの結ギフトは、結婚式がより楽しみになる素敵なギフト。
1人1人のイニシャルを入れて、オリジナリティの高い結ギフトを贈りましょう。
プリザーブドフラワーボックス

生花を長期にわたって保存できるように、特殊な液で加工したプリザーブドフラワー。
そのプリザーブドフラワーを箱いっぱいに敷き詰めたのが、プリザーブドフラワーボックスです。
華やかなプリザーブドフラワーボックスは、結ギフトにぴったり。
3家族それぞれでカラーを変えるのもおすすめです。
ドライフラワーアレンジメント

花や葉、実などを乾燥させて作るドライフラワー。
そのドライフラワーを花束のようにアレンジしたドライフラワーアレンジメントは、おしゃれな結ギフトとしておすすめです。
オリジナルでメッセージを入れられるものや、名前を入れられるものを選ぶと、特別感がアップします。
お守り

東京都港区赤坂にある乃木神社では「つれそひ守」と「よりそひ守」が授かれます。
つれそひ守は、結婚して年月を積み重ねられた夫婦に、これからも長く「つれそって」いけますようにと願いを込めたお守り。
よりそひ守は、新しく夫婦となる2人が末永く「よりそって」いけますようにと願いを込めたお守りです。
結ギフトとして、つれそひ守を両家の両親に、よりそひ守を新郎新婦に授かることで、お互いの両親に感謝の気持ちを伝えながらギフトを贈ることができます。
三連時計
結婚式の両親贈呈品としても人気がある「三連時計」。
木の暮らしの三連時計は、1枚の無垢の板から作る木目のつながった時計で、つながりが目に見える結ギフトにぴったりなアイテムです。
「同じ時間を共有したい」という意味や「結婚しても同じ時を刻む」という意味を込めて、三連時計を結ギフトに選びましょう。
両家顔合わせで「結ギフト」を贈るタイミングとマナー

両家顔合わせで結ギフトを贈るタイミングは、食事会がはじまる前がベスト。
結ギフトを渡して、和やかな雰囲気になったところで食事会をスタートしましょう。
結ギフトを贈るときのマナーは、以下の通りです。
- 結ギフトを贈るときのマナー
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- 袋から出して渡す
- 帰りに配慮する
- 結ギフトは必須ではない
- 「のし」は付けるも付けないも自由
では、結ギフトを贈るときのマナーについて、詳しく見ていきましょう。
袋から出して渡す
結ギフトを贈るときは、袋から出して渡すのがマナー。
品物を相手の正面に向けて、両手で渡すようにしましょう。
帰りに配慮する
結ギフトを選ぶときは、両家の帰りに配慮することも大切。
例えば、重いものや大きいものは、持ち帰る際の負担になってしまいます。
軽いものを選んでも、紙袋や風呂敷などがなければ、持ち帰る際に困らせてしまうかもしれません。
結ギフトを用意するときは両家の帰りに配慮し、持ち帰りやすいようなものを持ち帰りやすい工夫をして渡すようにしましょう。
結ギフトは必須ではない
結ギフトを渡すことは必須ではありません。
特に、結婚式を挙げる場合は、結婚式で両親に贈呈品を用意するケースが多いため、結ギフトを用意しないという選択をするカップルも多くいます。
結ギフトを用意するかどうかは、おふたりでよく話し合って決めるようにしましょう。
「のし」は付けるも付けないも自由
結ギフトは「のし」を付けても付けなくてもOK。
「のし」を付ける場合は、結婚の承諾が両家ともに取れているという前提で、結び切りの水引が印刷された「のし」を選びます。
水引の上には「寿」や「ご挨拶」と記し、水引の下には名字を書きます。
のし紙は、包装紙の上からかける外のしが一般的です。
まとめ

今回は、両家顔合わせに用意する「結ギフト」について、選び方からおすすめアイテム、マナーなどを紹介しました。
結ギフトには、両家の両親が喜んでくれそうなものを選びましょう。
「結ギフトを用意したい。」
「結ギフトにおすすめなアイテムが知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!