
【2022年】結婚式の新郎ウェルカムスピーチのコツと事例を解説
披露宴の最初に、新郎(新婦)がゲストに向かっておこなう挨拶が「ウェルカムスピーチ」。
披露宴の1番最初におこなう演出なので、来てくれたゲストに感謝の気持ちが伝わるようなスピーチにしたいですよね。
「ウェルカムスピーチはどんな内容にすれば良いのか分からない…」
「ウェルカムスピーチを成功させるコツが知りたい。」
今回は、ウェルカムスピーチの内容を考えている方に向け、ウェルカムスピーチのコツと事例を解説します。
ウェルカムスピーチを成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ウェルカムスピーチとは

ウェルカムスピーチとは、披露宴の最初におこなうゲストを迎える挨拶のこと。
新郎が1人でおこなうケースが多いのですが、中には新婦がおこなうケースやおふたりでおこなうケースもあります。
ウェルカムスピーチは、新郎新婦からゲストに向けた最初の挨拶。
大切なゲストに対しての、おもてなしの気持ちを言葉にして表現します。
ウェルカムスピーチをする目的は以下の通りです。
- 来てくれたゲストへの感謝の気持ちを伝える
- 会場の雰囲気を和ませる
- 会場の雰囲気を盛り上げる
ゲストに感謝の気持ちを伝えつつ、これからはじまる披露宴が楽しみになるようなウェルカムスピーチが理想的です。
実際のウェルカムスピーチを紹介
まずは、ウェルカムスピーチのイメージを膨らませるために、実際のスピーチを見てみましょう。
今回紹介する動画は、先ほど紹介した以下の目的をしっかりと果たしています。
- 来てくれたゲストへの感謝の気持ちを伝える
- 会場の雰囲気を和ませる
- 会場の雰囲気を盛り上げる
実際のスピーチを見てみると雰囲気のイメージがしやすく、スピーチ原稿も作りやすくなるでしょう。
ウェルカムスピーチの基本構成
ウェルカムスピーチは、基本的に1〜2分の間に言いたいことをまとめて話します。
いきなり長いスピーチをしてしまうと、場の雰囲気を盛り上げるスピーチにはなりません。
ウェルカムスピーチは、以下の順番でおこなうのが基本です。
- ゲストの方へ感謝
- 挙式報告
- 披露宴をした理由や思い
- 結びの言葉
この4種類を、1〜2分のスピーチに入れ込みます。
では、それぞれの文例を詳しく見ていきましょう。
ゲストの方へ感謝
まずは、披露宴に来てくださったゲストのみなさんへ、感謝の気持ちを伝えます。
ここで、コロナ禍における出席のお礼や会場の感染症対策などの説明を入れ込むと、ゲストのみなさんも安心できるでしょう。
〈例〉
- 本日はご多用のところ、私たちの結婚披露宴にご出席いただきまして、ありがとうございます。本日は感染防止対策をしながら、精いっぱいおもてなしさせていただきます。
- このような大変な状況の中、私たちの結婚式にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。本日は感染防止に努めながら、皆さまに楽しんでいただける場にしたいと思っています。
挙式報告
次に、おふたりが結婚式を済ませて「夫婦」となったという報告をします。
〈例〉
- さきほど、大切なみなさまに見守られながら、無事に式を挙げることができました。
- さきほど○○(場所)にて挙式を済ませ、晴れて夫婦となりましたことをご報告いたします。
披露宴をした理由や思い
次に、披露宴の趣旨を説明します。
おふたりの結婚披露宴にゲストをお招きした目的について、ひと言述べましょう。
〈例〉
- 本日は、日ごろお世話になっているみなさまに感謝の気持ちをお伝えしたく、このような場を設けさせていただきました。
- 本日は、私たちにとって大切な方たちに感謝の気持ちを込めて、このような会をご用意させていただきました。
結びの言葉
最後に「これからはじまる披露宴を楽しんでください。」という内容で結びます。
〈例〉
- 短い時間ではございますが、ごゆっくりおくつろぎいただければ幸いです。
- 限られた時間ではございますが、楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。
スピーチを成功させるためのコツ

披露宴の最初に大勢の注目を浴びるウェルカムスピーチは、どうしても緊張してしまうもの。
ウェルカムスピーチを成功させるためには、事前準備が欠かせません。
ここからは、ウェルカムスピーチを成功させるためのコツを3つ紹介します。
不幸ごとを連想させるNGワードを避ける
これは結婚式全般に言えることですが、不幸ごとを連想させる「忌み言葉」は避けるようにしましょう。
忌み言葉とは、以下のような言葉を指します。
- 別れる
- 切る・切れる
- 終わる
- 忙しい(漢字に“亡”が入っているから)
- 四(死)
- 九(苦)
また、他にも同じ言葉を繰り返す「重ね言葉」も「繰り返す=再婚」を連想させるため、避けるようにしましょう。
重ね言葉とは、以下のような言葉を指します。
- しばしば
- またまた
- 度々
- 日々
- 重ね重ね
- 徐々に
- くれぐれも
1~2分くらいの短さにまとめしっかりと声に出して練習しておく
ウェルカムスピーチは、どうしても緊張してしまうもの。
ぶっつけ本番でおこなうよりも、しっかりと練習しておいたほうが安心です。
ウェルカムスピーチは、基本的に1〜2分の間に言いたいことをまとめて話します。
話したいことを1〜2分になるようにまとめてから、しっかりと声に出して練習しておきましょう。
暗記をせずカンペを工夫するのもあり!
暗記が不安という方は、カンペを用意するのもおすすめです。
カンペを持ってスピーチすることは、マナー的にも問題ありません。
暗記が不安な方はカンペを用意して、落ち着いて話せるように準備しておきましょう。
カンペの用紙にも決まりはありませんが、丈夫な便せんやカードがおすすめ。
ゲストにも見られるものなので、カンペを書いていない方の面は飾りつけするのも良いでしょう。
【シチュエーション別】さまざまなアイデア

では最後に、シチュエーション別にウェルカムスピーチの文例を紹介します。
スピーチ内容は、シチュエーションに合わせて臨機応変に変えていきましょう。
親族中心のゲストの場合
本日はご多用の中、私達の結婚式にご出席いただきましてありがとうございます。
私達はさきほど〇〇(場所)で挙式を済ませ、夫婦となることができました。
このような素晴らしい日を迎えられたのは、みなさまのおかげです。
日頃の感謝を込めまして、ささやかではございますが客席と美味しいお料理をご用意させていただきました。
至らない点もあるかと存じますが、楽しい時間を過ごしていただければ幸いです。
目上の方が多い場合
本日はご多用のところ、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。
さきほど○○(場所)にて挙式を済ませ、夫婦となりましたことを皆さまにご報告いたします。
今日という日を迎えることができましたのは、皆様のお陰です。
ささやかではございますが、本日は日ごろお世話になっている皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく、このような場を設けさせていただきました。
至らない点もあるかと思いますが、どうぞ皆様ゆっくりとおくつろぎいただければと存じます。
カジュアルな雰囲気の場合
本日は私たちふたりの披露宴にお集まりくださり、ありがとうございます。
さきほど、大切なみなさまに見守られながら、無事に式を挙げることができました。
本日は、大切なみなさまに感謝の気持ちを込めて、このような会をご用意させていただきました。
思い出話に花を咲かせたり、たくさん写真を撮ったりして、素敵な想い出を作ることができたら嬉しく思います。
しっかりと準備することでゲストに伝わるスピーチに!

今回は、ウェルカムスピーチのコツと事例を紹介しました。
事前に文章を考え、しっかりと練習しておくことで、おふたりの気持ちがゲストに伝わるスピーチになります。
「ウェルカムスピーチのコツが知りたい。」
「ウェルカムスピーチの文例が見てみたい。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
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「気持ちが伝わるスピーチになりますように。」
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