前撮り30万は本当に高い?節約OK・NGポイントも紹介します!
前撮りの費用が30万円前後になるのは、不自然なことではありません。
こだわりたいポイントをしっかり詰め込んでいくと、25万円以上になることはよくあります。
しかし、費用を抑えたいと思っている方には、少し尻込みしてしまう金額ですよね。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 前撮りの費用をなるべく抑えたい
- 前撮りで節約しない方が良いポイントを知りたい
- 前撮りで節約できるポイントを知りたい
今回はこのような方に向け、前撮りの費用について詳しく解説します。
前撮りの費用を抑えたい場合は、こだわるポイントと節約するポイントをしっかりと決めて、メリハリをつけることが大切です。
前撮りの料金を決める要素は?
前撮りの費用を構成する項目は、大きく分けると以下の10種類があります。
- 前撮り費用の項目
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- カメラマンの手配費用(出張費)
- 打ち合わせ料金
- 撮影場所の使用料
- 衣装&アクセサリー
- ヘアメイク
- ブーケ&ブートニア
- アイテム(撮影小物)
- 納品カット数
- レタッチ(修正)
- その他(アルバムやムービーなど)
この1つ1つにこだわればこだわるほど、料金は高額になってしまいます。
費用を抑えたい方は、こだわるべきところはこだわり、節約できるところは節約していきたいところです。
前撮りの平均費用はおよそ18万円
前撮りを含む結婚式の別撮りの平均費用は、以下の通りです。
- 前撮りを含む結婚式の別撮りの平均費用
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- スタジオ撮影の平均費用…17.8万円*
- ロケーション撮影の平均費用…18.1万円*
前撮りの平均費用はおよそ18万円で、年々上昇傾向にあります。
前撮りの費用は、撮影場所やプランの内容によって金額が大きく変動するもの。
特に、スタジオ撮影かロケーション撮影かの【撮影場所】によって金額が大きく異なります。
では、撮影場所別に相場を詳しく見ていきましょう。
スタジオ撮影の相場は約5〜15万円
スタジオ撮影は、結婚式の前撮り専用の設備が整ったスタジオで写真を撮影することを指します。
スタジオ撮影の場合、相場は5〜15万円。
また首都圏のスタジオ撮影の平均費用は2021年で13.7万円*となっています。
ヘアメイクから着付け、撮影までをスタジオ内でおこないます。
スタジオ撮影は撮影場所の使用料や移動費がかからないため、比較的費用を抑えることが可能です。
ロケーション撮影の相場は10〜30万円
ロケーション撮影は、屋外に出向いて写真を撮影することを指します。
ロケーション撮影の場合、相場は10〜30万円。
また首都圏のロケーション撮影の平均費用は2021年で16.9万円*となっています。
ロケーション撮影は撮影場所の使用料や移動費などが必要になるため、スタジオ撮影に比べると費用が高くなる傾向にあります。
*各データは「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021 首都圏版」調べ
前撮りを節約しすぎると後悔するポイント5つ
前撮りは「なるべく安くしたい!」と考えている方も多いはず。
いろいろなことを削っていけば、もちろん費用を安く抑えることもできます。
ですが、節約しすぎると後悔するポイントもあり、実際に後悔したポイントがある卒花さんも多いようです。
前撮りを節約しすぎると後悔するポイントは、以下の通りです。
- 節約しすぎて後悔しやすいポイント5つ
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- ロケーション(場所選び)
- カット数
- 納品カット数
- カメラマン
- プランナー
ここからは、節約しすぎると後悔するポイント5つについて、ひとつずつ詳しく紹介します。
ロケーション(場所選び)
まずは、ロケーション選び。
スタジオ撮影のほうがロケーション撮影よりも価格は安くなる傾向にあります。
ロケーション撮影がしたいのに価格だけを見てスタジオ撮影にしてしまうと、後悔に繋がってしまうかもしれません。
また、ロケーション撮影の中でも場所によって使用料金が異なります。
移動時間が長い場所だと、移動費も高くなってしまうかもしれません。
ロケーション選びは、写真全体のイメージを大きく左右するもの。
ロケーションを値段で決めてしまうと、イメージと異なる写真になってしまい、後悔に繋がります。
ロケーション選びは値段で決めないようにしましょう。
カット数
カット数とは、写真を撮影する枚数のこと。
カット数を節約してしまうと撮ってもらえる写真の枚数が減ってしまうため、「撮影した写真の中に気に入った写真がない…」という失敗に繋がります。
中には、カット数が少ないがゆえに価格を安く抑えているプランも存在するので、プランを選ぶ際は注意しましょう。
納品データ数
納品データ数とは、実際にデータとしてもらえる写真の枚数のこと。
納品データ数を削ってしまうと、アイテムに使用する分の写真が足りなくなってしまうかもしれません。
前撮りは、撮った写真を結婚式に活用することを前提におこなうもの。
以下のような結婚式に使う小物にオリジナリティを出すために、前撮り写真は活用します。
- 前撮り写真の活用法
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- 招待状
- ウェルカムボード
- 演出ムービー
- プロフィールブック
前撮り写真を活用するときは、パソコンやスマホを使って、写真データからさまざまなアイテムを作ることになります。
「データ数が足りない!」ということにならないように、納品データ数は節約しないのがおすすめです。
中には「アルバムのみお渡し」や「納品データ別料金」にして、価格を安く抑えているプランも存在します。
プランを選ぶ際は、納品データ数がどのくらい含まれているのかもチェックしておきましょう。
カメラマン
カメラマンも、妥協したくないポイント。
前撮り写真の出来は、カメラマンに左右されるといっても過言ではありません。
担当カメラマンに不信感を抱いてしまった場合などは、担当を変えてもらうのもひとつの手です。
前撮りの撮影をお願いしたいカメラマンがいる場合もあると思います。
カメラマンを選ぶと追加料金がかかる場合もありますが、ここは節約したくないポイント。
「追加料金がかかるから…」という理由で、諦めないようにしましょう。
プランナー
プランナーも、妥協したくないポイント。
打ち合わせで相性が良くないと思ったり、前撮り当日までに不信感を抱いてしまったりした場合は、プランナーの変更や依頼業者の変更を検討しましょう。
ウェディングプランナーを変えたい?ナイーブな問題を丁寧に解説
節約しやすいポイントは「衣装」
費用を節約しやすいポイントは「衣装」です。
- 衣装を節約する方法
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- 結婚式の衣装を前撮りでも使用する
- ネットで安い衣装を購入する
- ドレスをワンピースなどに変更する
- 中古品を購入してお直しする
- 持ち込み料を交渉する(契約前に)
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
結婚式の衣装を前撮りでも使用する
結婚式で着る衣装を購入する場合、結婚式だけでなく前撮りでも使用することで、費用の節約につながります。
購入を考えている場合は、前撮りに間に合うように購入すると良いでしょう。
また、ブライダルインナーやタキシードの下に着るシャツなどは、ドレスやタキシードをレンタルする場合でも基本的に各自で購入する必要があります。
このように結婚式の時に購入するアイテムを前撮りより前に購入しておくことで、前撮りでも結婚式でも使えるようになり、節約につなげることができます。
ネットで安い衣装を購入する
前撮りのスタジオで衣装をレンタルするよりも、ネットで衣装を購入したほうが安くなる場合があります。
特に最近だと「メルカリ」といったフリマサービスや、「SHEIN」を利用したという声も多く耳にします。
「購入=高い」「レンタル=安い」というわけではないので、衣装代を節約したい場合は、購入も考えてみましょう。
ドレスをワンピースなどに変更する
前撮りには、ドレスでやらなければいけないという決まりはありません。
ナチュラルな雰囲気が好きな方などは、きれいめなワンピースや私服で撮影する場合もあります。
ドレスをワンピースや私服に変更すると、大幅な節約になります。
衣装代を節約したいときは、ドレス以外での撮影も視野に入れてみましょう。
中古品を購入してお直しする
中古品を安く手に入れて、お直しするのもひとつの手です。
ドレスは、人の体形に合わせてオーダーメイドで作られるため、同じサイズの人から譲り受けない限り、お直しする必要があります。
お直しをする場合はお直し代がかかってしまいますが、それでも節約になるでしょう。
契約前に持ち込み料を交渉する
前撮りや結婚式で、外部からドレスを持ち込むときに、式場に支払わなければいけないのが「持ち込み料」。
ドレスを持ち込む場合、多くのスタジオで持ち込み料がかかります。
ドレスを持ち込んで節約しようと考えている方は、持ち込み料を入れると、反対に高くなってしまうかもしれません。
持ち込み料を交渉するなら、契約前にしましょう。
契約後は、すべてを了承して契約しているということになるので、基本的に交渉には応じてくれません。
ドレスの持ち込みについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式のドレスの持込料の相場は?持ち込む際の注意点を解説します
それでも前撮りが高すぎると思ったらプランを確認!
前撮りが高すぎると感じたら、紹介してきた「節約しすぎると後悔するポイント」を確認した上で、改めて現在のプランを確認してみましょう。
プラン内によくある、高額になりやすい項目は以下の通りです。
- 高額になりやすい項目
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- 不要なオプションが入っている
- 高額の指名料が加算されている
- 高額の持ち込み料が発生している
プランをしっかり確認した上で、こだわりたいポイントが不足なく含まれていれば、「30万円は高すぎる…」とは言い切れません。
反対に安すぎるプランは、大事なところやこだわりたいポイントが抜け落ちている場合があるので注意が必要です。
見積もりで30万円という金額を提示されても、高すぎる金額ではありません。
フリーのフォトグラファーで費用に関する悩みを解決
高額になりやすい要因になる以下の3つの項目ですが、フリーのフォトグラファーに依頼することで解決するかもしれません。
- 高額になりやすい要因
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- 不要なオプションが入っている
- 高額の指名料が加算されている
- 高額の持ち込み料が発生している
まず、フリーのフォトグラファーなら、本当に必要なオプションだけ組み合わせることが可能。
オーダーメイドでプランを作ってくれるので、不要なオプションが入っていることはありません。
また、スタジオなどでフォトグラファーを個人で指定する場合、追加で指名料が発生する場合があり、これが高額になるポイントのひとつ。
フリーのフォトグラファーなら、最初から自分たちの好みや予算に合わせてフォトグラファーを選べます。
さらに、フリーのフォトグラファーなら、基本的に持ち込み料は発生しません。
費用に関して悩んでいる方は、フリーのフォトグラファーに依頼することを検討してみましょう。
スタジオなどに依頼するよりも、費用を抑えられるかもしれません。
【前撮り】フリーカメラマンの撮影相場は?スタジオとの比較もご紹介!
不安な方は契約前にプランナーに相談しましょう
前撮りの依頼先は、基本的に以下の3種類です。
- 前撮りの依頼先
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- 結婚式予定の式場の前撮りプランを予約する
- 写真スタジオに依頼する
- フリーのフォトグラファーに依頼する
「結婚式予定の式場の前撮りプランを予約する」ことを検討している方は、結婚式をお願いしているプランナーに相談してみましょう。
プランナーに相談すると、式場で前撮りする良さやメリットを教えてくれますよ。
フォトグラファー選びで悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【プロに聞く!】フォトウェディングを最悪の思い出にしないためのポイント
まとめ
今回は、前撮りで節約しすぎると後悔するポイントを紹介しました。
こだわりたいポイントと予算を相談しながら、前撮りの内容を決めていきましょう。
「前撮りで後悔したくない!」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
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