フォトウェディングで和装も洋装も両方撮りたい!相場や当日の流れを解説
フォトウェディングは挙式や披露宴をせずに、ドレスやタキシード、和装など結婚式と同じ衣装を着て写真を撮影すること。
現在のコロナ禍という情勢も相まって、人気が高まっている結婚式の形のひとつです。フォトウェディングをするときに、まず悩むのが衣装について。
和装にしようか、洋装にしようか、和装も洋装も両方にしようかと、誰もが悩むポイントだと思います。
「後悔のないフォトウェディングにしたい。」
「せっかくの機会だから、和装も洋装も着てみたい。」
このような思いから、和装と洋装の2パターンでフォトウェディングをする方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、フォトウェディングで和装と洋装どちらも着たい方に向けて、相場や当日の流れを紹介します。
フォトウェディングの費用と所要時間
まずは、フォトウェディングの費用と所要時間について詳しく解説します。
フォトウェディングをするにあたって、まず知っておくべきことなので、ぜひ参考にしてみてください。
費用
フォトウェディングを選ぶ方の中には、費用の安さが決め手という方もいるほど、通常の結婚式と比べると低価格なことが魅力。
相場は10万円前後から30万円ほどですが、価格はスタジオ撮影かロケーション撮影かの【撮影場所】によって大きく異なります。
スタジオ撮影の場合
スタジオ撮影は、フォトウェディング専用の設備が整ったスタジオで写真を撮影します。
洋装や和装のみのスタジオ撮影の場合、相場は5〜10万円。
フォトウェディングの中でも、費用を抑えることができます。
ロケーション撮影の場合
ロケーション撮影は、屋外に出向き写真を撮影します。
洋装や和装のみのスタジオ撮影の場合、相場は10〜30万円。
移動費やスタッフの出張費などが必要になるため、スタジオ撮影に比べると費用が高くなる傾向にあります。
洋装と和装の両方でフォトウェディングをする場合、衣装代やスタッフの拘束代が発生します。そのため上記の相場にプラスで5〜10万円ほどがかかります。
所要時間
所要時間は、撮影場所と衣装の着数によって変わります。
今回は、和装と洋装の2着を着る場合の所要時間を紹介します。
スタジオ撮影の場合
スタジオ撮影の場合、和装と洋装をそれぞれ着たい場合は5時間ほどかかると考えておきましょう。
ロケーション撮影の場合
ロケーション撮影の場合、場所や衣装によって所要時間が大きく異なります。
平均すると、和装と洋装を1着ずつ着たい場合は7時間ほどかかると考えておきましょう。
移動時間などを含めると、丸1日撮影にかかってしまうと考えておいても良いと思います。
フォトウェディングで和装も洋装も両方撮るメリット
フォトウェディングで和装のみや洋装のみ着るのに比べ、和装も洋装も両方着たい場合は、「費用」も「所要時間」も増えてしまいます。
しかし、デメリットだけではありません。
以下のように、魅力的なメリットもあります。
- 和装と洋装を両方着るメリット
-
- 撮影の時間を長時間楽しめる
- 2パターンの雰囲気の異なる写真が撮れる
- 割引やプラン適用でお得になる
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
撮影の時間を長時間楽しめる
まずは、撮影の時間を長時間楽しめるということ。
プロにヘアメイクをしてもらい、素敵な衣装を着て、プロのフォトグラファーに写真を撮影してもらえるのは、貴重な機会だと思います。
いろいろな小物を使って撮影したり、いろいろなポーズを取ったり、撮影中はとても楽しい時間を過ごせるでしょう。
その楽しい撮影時間を長時間過ごせることはメリットのひとつです。
2パターンの雰囲気の異なる写真が撮れる
和装か洋装どちらか1着だけとなると、もちろん写真の雰囲気も1パターンになってしまいます。
しかし、2種類の衣装で撮影すると、2パターンの雰囲気の異なる写真を撮ることが可能です。
洋装は憧れのドレスにおしゃれなヘアメイクでトレンドの写真を、和装では袴と着物で日本らしい伝統的な雰囲気の写真を撮ることができます。
衣装やヘアメイクが変わると、2パターンの全く異なる自分たちを表現することが可能。
親戚や友達に写真を見せるような場面でも、雰囲気の異なる2種類の写真があったほうが盛り上がるでしょう。
割引やプラン適用でお得になる
一般的な結婚式に比べ、フォトウェディングは費用を抑えることができます。
割引やプランが適用されると、さらに価格が安くなることも。
フォトウェディング業者の多くでは、「和装洋装セットプラン」や「和装洋装セット割引」などがあり、お得に2着着て撮影することが可能です。
例えば「洋装だけの予定だったけど、撮影後に和装も着たくなってしまった」となると、2着分2回分の料金がかかってしまいます。
プランによっては選べる衣装の数が限られてしまうこともありますが、費用を抑えたい方には、和装と洋装がセットになったプランを選ぶのがおすすめです。
和装と洋装の両方を着て撮影する際の注意点
フォトウェディングで和装と洋装どちらも着て写真を撮りたい場合、気を付けておきたいポイントがあります。
- 和装と洋装を両方着るときに気をつけたいポイント
-
- 衣装替えの時間が必要(特に和装)
- 衣装を着替える場所の確保
- 撮影場所の選定
- 長時間の撮影なので体調管理を万全に
では、ひとつずつ見ていきましょう。
衣装替えの時間が必要(特に和装)
和装と洋装どちらも着たい場合、衣装替えの時間が必要になります。
また、ヘアスタイルやメイクも変えたい場合は、その時間もプラスでかかるため、所要時間が伸びてしまうでしょう。
特に、和装は着付けに時間がかかるもの。また場合によっては人の手を借りる必要もあります。
衣装替えの時間や着付け料金がプラスでかかることは、頭に入れておきましょう。
衣装を着替える場所の確保
衣装を着替えるには、場所が必要です。
スタジオ撮影の場合は、スタジオ内に衣装を着替える場所があることがほとんどですが、ロケーション撮影の場合は着替える場所を別で確保しなければいけません。
もし近くに衣装を着替える場所がなければ、着替えのためだけに移動することになります。
そうすると、所要時間も大幅に伸びてしまうので、できるだけ近くに着替える場所を確保しておきましょう。
撮影場所の選定
和装と洋装どちらも着たい場合、衣装に合わせた場所で撮影したいと思います。
撮影場所を移動する場合も、そこまで離れていない場所を選びましょう。
また、先ほど紹介したように、「近くに衣装を着替える場所の確保ができる」ようなところを選びましょう。
上記のように、いくつかの条件がそろった場所でないと、1日で和装と洋装両方撮影することが難しくなってしまいます。
1日で撮影したい方は、撮影場所の選定も重要なポイントです。
長時間の撮影なので体調管理を万全に
和装と洋装どちらも着る場合は、1日がかりの長時間の撮影になります。
さらに、慣れない衣装を着て撮影するので、中には撮影中に体調をくずしてしまう方も。
素敵な写真を撮るためにも、体調を万全に整えておきましょう。
常備薬があるという方は、当日持参しておくと安心です。
フォトウェディングの1日のスケジュール例
では最後に、フォトウェディングで和装と洋装どちらも着る場合の1日のスケジュール例を紹介します。
所要時間は目安ですが、1日がかりの撮影になることがほとんどです。
- 和装と洋装を両方着る撮影の1日の流れ
-
- ヘアメイク【所要時間:1時間15分】
- 衣装に着替える【所要時間:45分】
- 移動(ロケーション撮影の場合)
- 撮影【所要時間:1時間30分】
- 2着目の衣装に着替える【所要時間:1時間】
- 撮影【所要時間:1時間30分】
- 移動(ロケーション撮影の場合)
- 衣装から着替える【所要時間:30分】
- 写真の選定【所要時間:30分】
- 支払いなどの手続き【所要時間:10分】
フォトウェディング当日までのスケジュールは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【2024年】フォトウェディングの準備〜写真の受け取りの流れを解説!
しっかり計画を立て、希望を叶えるフォトウェディングを
今回は、フォトウェディングで和装と洋装どちらも着たい方に向けて、相場や当日の流れを紹介しました。理想のフォトウェディングが実現できるように、注意点も参考にしてみてください。
フォトウェディングのプランニングなら、フリーランスのウェディングプランナーに相談するのがおすすめ。
フリーランスのウェディングプランナーなら、おふたりだけのオリジナルプランを提案してくれます。
困ったときは、ぜひブラプラを活用してくださいね。
「素敵なフォトウェディングになりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!