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【結婚式】席次・席順配置のルールやマナーと席次表の書き方

【結婚式】席次・席順配置のルールやマナーと席次表の書き方

結婚式準備の中で、頭を悩ませるポイントのひとつであるのが「席次決め」

紙で席次表を作る場合も、WEBで席次表を作る場合も、席次決めは結婚式において重要なポイントです。

席次には、押さえるべきルールやマナーがあり、基本的にはそのルールやマナーに従って決めていきます。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 披露宴の席次に悩んでいる
  • 席次・席順配置のルールやマナーが知りたい
  • 席次表の書き方を知りたい

今回はこのような方に向けて、席次・席順配置の基本的なルールやマナーと席次表の書き方を紹介します。

WEB席次表の場合にも参考になると思うので、紙の席次表を採用する方もWEB席次表を採用する方も、ぜひ参考にしてみてください。

基本的な席次・席順の決め方

結婚式において席次とは、披露宴でゲストが座る場所のこと。

親族や友人、上司や同僚など、さまざまな関係性の人が出席する結婚式では、ゲスト全員に失礼のないようにマナーに従って席次を決める必要があります。

席次は、高砂(新郎新婦が座るメインテーブル)を正面に見て、左が新郎側のゲスト・右が新婦側のゲストとなるように配置するのが基本。

高砂に近い席ほど上座、遠くなるにつれて下座となります。

同じテーブルの場合でも高砂に近い席ほど上座となるので、丸テーブルの場合は新郎新婦に背中を向けて座る席から目上の人を配置します。

では、席次の決め方をさらに詳しく見ていきましょう。

新郎新婦との関係別の席次の配置

高砂(新郎新婦が座るメインテーブル)に近いほど上座と説明してきましたが、どのような順番で配置すれば良いのかが難しいポイントだと思います。

まず、1番の上座に配置するのはそれぞれの「主賓」です。

新郎側の主賓と新婦側の主賓は、それぞれに一番近い席に配置します。

主賓の後は、以下のような順番で上座→下座になるように配置していきましょう。

席の順番
  1. 主賓
  2. 職場の上司(立場が上の人から順に)
  3. 学生時代の恩師
  4. 職場の先輩
  5. 学生時代の先輩
  6. 友人・同僚
  7. 後輩
  8. 親戚
  9. 兄弟姉妹

仕事関係のゲストは、役職順に上座から配置するようにしましょう。

  • ブラ美

    親と兄弟姉妹は、結婚式のホスト側であるという考え。 したがって、兄弟姉妹と親は最も末席に配置するのが基本です!

しかし、この配置は「基本」であるだけで、地域の決まりやゲストの数などによって異なる場合があります。

また、結婚式では家族への感謝の気持ちを表したいという新郎新婦の思いから、家族を会場の真ん中に配置するケースもあります。

席次は、親や式場に相談しながら慎重に決めましょう。

新婦側・新郎側の配置

席次は、高砂(新郎新婦が座るメインテーブル)を正面に見て、左が新郎側のゲスト・右が新婦側のゲストとなるように配置するのが基本。

しかし、新郎と新婦でゲストの数に偏りがあったり、テーブルの数が異なったりすることで、上手く真ん中で分割できないケースも多くあります。

上手く真ん中で分割できない場合は、どちらかのゲストがはみ出してしまってもOK。

また、新郎側のゲストと新婦側のゲストを相席にしても構いません。

相席にする場合は、同じような年代のゲストを集めるなどの配慮が必要ですが、新しい人脈作りの場として喜ばれることもあります。

その他に席次に関する必要な配慮

席次はマナーも大切ですが配慮も大切です。

席次に配慮が必要なケースは、以下の通りです。

配慮が必要な場合
  • 小さいお子さまや高齢のゲストがいるとき
  • 1人参加のゲストがいるとき
  • グループが1つのテーブルに収まらないとき

では、どのような配慮が必要なのかひとつずつ見ていきましょう。

小さいお子さまや高齢のゲストがいるとき

小さいお子さまや高齢のゲストがいる場合は、移動しやすい出入り口の近くの席が喜ばれます。

披露宴の間ずっと座っているのが難しい小さいお子さまは、出入口付近であれば入退室がしやすいのでおすすめです。

また、高齢のゲストは体の向きを変えるのが難しい場合があります。

高齢のゲストには、体を動かさなくても高砂の新郎新婦が見えやすい席にするなどの配慮が必要です。

1人参加のゲストがいるとき

1人参加のゲストは、結婚式で心細い思いをしてしまうもの。

1人参加のゲストは1人でも楽しんでもらえるように、同じく1人参加のゲストや年齢が近いゲストなどの隣に配置しましょう。

趣味が合いそうなゲストがいる場合には、そのゲストと同じテーブルに配置するのもおすすめ。

同じテーブルのゲストには、同じテーブルに1人参加のゲストがいることを知らせておきましょう。

グループが1つのテーブルに収まらないとき

グループが1つのテーブルに収まらないときは、均等な人数に分けて複数のテーブルに配置します。

例えば、高校の同級生を10人招待する場合は5人ずつで分けたり、3人-3人-4人と分けて他のグループと相席にするというのもひとつの手です。

ゲストが寂しい思いをしないように、グループが1つのテーブルに収まらないときは、偏らないように配慮しましょう。

席次表を作るときの注意点

席次が決まったら、席次表を作ります。

席次表とは、結婚式でゲストが座る場所を示したもののこと。

披露宴会場のレイアウトに、ゲストの名前や肩書きなどが書いてあり、席次表を見るとどこに座れば良いのか一目でわかるようになっています。

席次表を作るときの注意点は、以下の通りです。

席次表を作るときの注意点
  • 敬称・肩書きをつける
  • ゲストの入れ忘れに気を付ける
  • 誤字脱字に気を付ける

席次表のゲストの名前には敬称を付け、そのゲストの肩書きを入れるのが基本。

また、席次表はゲスト全員に配るものなので、ゲストの入れ忘れや誤字脱字には十分気を付けましょう。

ミスをなくすためには、何重にもチェックしたり、第三者にチェックして貰ったりするのが有効です。

席次表には、いくつかのルールがあります。

ここからは席次表に関するルールを紹介するので、しっかりとルールを知り、ゲストに失礼のないように席次表を作りましょう。

席次表の基本ルール

席次表の基本ルールは、敬称を付けることと肩書きをいれること。

席次表は、そのゲストが新郎新婦とどのような関係性なのかを知るためのツールでもあるので、基本的には肩書きをいれます。

しかし、親が離婚している場合や親族関係がややこしい場合など肩書きを入れるのが難しい場合には、肩書きをなくす場合もあります。

また、席次表自体をなくして「エスコートカード」でゲストが自分の席に着けるようにするという方法もあるので、あくまでもここで紹介するのは「基本」ルール。

地域のしきたりなどもあるので、親に相談しながら作成すると安心です。

敬称・肩書きの書き方

敬称は、基本的に「様」とします。

しかし、小学校低学年までのお子さまが出席する場合は「ちゃん」や「くん」でもOKです。

また「御令息」や「御令嬢」、「お子様」と記載する場合もあります。

敬称は、新郎新婦はもちろんのことその両親と兄弟姉妹には付けません。

これは、親と兄弟姉妹は結婚式のホスト側であるという考えからきています。

しかし、日頃の感謝を伝えるために新郎新婦からおもてなししたいという思いから、わざと「様」を付ける場合もあります。

肩書きは、会社関係のゲストには会社名・部署名・役職名を記載します。

先輩の場合は「新郎/新婦 先輩」、後輩や同僚は「新郎/新婦 同僚」とするのが一般的です。

  • ブラ美

    友人は、「新郎/新婦 友人」でもOKですが、「新郎/新婦 幼馴染」や「新郎/新婦 大学先輩」などと詳しい関係性を記載しても良いでしょう。

ゲストに喜ばれる席次表のアイデア集

席次表というと堅苦しいイメージがありますが、近年はさまざまな席次表が登場し、堅苦しいというイメージを払しょくできるものも数多くあります。

ゲストに喜ばれる席次表のアイデアは、以下の通りです。

席次表のアイデア
  • WEB席次表にする
  • 肩書きをアレンジする
  • ゲストの顔写真や似顔絵を入れる
  • プロフィールブックなどに入れ込む

では、それぞれのアイデアを詳しく見ていきましょう。

WEB席次表にする

今までの結婚式では、受付で紙の席次表を渡すことが多かったのですが、近年ではWEBで完結できるWEB席次表が人気。

WEB席次表とは、席次表をWEB上に作り、ゲストが自分のスマートフォンからアクセスできるようにしたシステムのことです。

実は、ゲストにとって席次表は処分に困るアイテム。

WEB席次表なら、処分に困らずに荷物にもならないので、ゲストに喜ばれるでしょう。

WEB席次表のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

肩書きをアレンジする

肩書きにキャッチフレーズを入れるなどして、少しアレンジを加えるのもおすすめ。

例えば「お酒大好き!」「野球一筋!」など、簡単なキャッチフレーズを入れることで、その人の人柄がわかりやすくなります。

ゲストの顔写真や似顔絵を入れる

名前と肩書きだけの席次表がさみしいと感じる場合には、顔写真や似顔絵を入れるのがおすすめ。

手の込んだ席次表は、ゲスト同士の話のネタにもなります。

プロフィールブックなどに入れ込む

席次表をプロフィールブックなどに入れ込み、一体型にするのもおすすめ。

プロフィールブックなどと一体型にすることで、ゲストの荷物が減らせるので、ゲストにも喜ばれるでしょう。

最適な席次・席順で素晴らしい結婚式・披露宴に

今回は、席次・席順配置の基本的なルールやマナーと席次表の書き方を紹介しました。

マナーを守り、失礼のないように席次表を作成しましょう。

「披露宴の席次に悩んでいる。」
「席次・席順配置のルールやマナーが知りたい。」

という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。

「素敵な結婚式になりますように。」

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