アウトドアウェディングをお考えの方へ!専門プランナーはいる?
今の時代、結婚式の形も多様化しており、自由な発想で結婚式を挙げる事ができます。
最近人気がある、アウトドアウエディングもその1つ。浜辺や森など、開放感抜群の場所で、自分たちのオリジナリティ溢れる結婚式ができます。今回は、そんなアウトドアウェディングをご紹介いたします。
新しいスタイルの結婚式!アウトドアウェディングって何?
その名の通り、アウトドアウェディングとは野外・屋外で開かれる結婚式のことです。海外では既に普及して人気がありますが、日本ではまだあまり馴染みのない、新しい結婚式のスタイルです。
キャンプ場でバーベキューをしながら披露宴パーティーをしたり、広い公園で野外フェスのようなイベントを演出したり・・・。自分たちがやりたい場所で、やりたいことを自由に選ぶことができます。
今までは、屋外の結婚式としてガーデンウエディングがありましたが、結婚式専用として作られた場所で行うことが多かったと思います。
アウトドアウエディングの場合は、公園やキャンプ場を、自分たちで一から結婚式場へ作り上げていくのが特徴です。
アウトドアウェディングが人気の理由!メリットとデメリットを解説
アウトドアウエディングが人気の理由は、やはり全てにおいて自分たちの自由にできる事だと思います。ありきたりな結婚式はしたくない、強いこだわりがある2人に最適だと思います。
メリットとしては、広く開放的な場所で開催する事が多いため、人数制限がありません。カジュアルな雰囲気なので、出席者との交流もしやすく、演出方法にアクティビティを入れたりして、みんなで楽しむことができます。
また、屋外の開催だと換気の必要なく、ソーシャルディスタンスも取れて安心です。
デメリットといえば、やはり外なので天候に左右されやすいところです。急な雨天時のためにテントや避難できる室内の確保は必要です。
また、会場の設営や装飾、料理・衣装・ヘアメイクなど自分たちで手配するものが多く、式場での結婚式よりも出費がかさむ場合もあります。希望の会場の使用許可が取れなかったりすると、他の場所を探すのに時間がかかってしまうのは否めません。
しかし、一生に一度の結婚式です。
一から作り上げた結婚式というのは、準備段階から式が終わるまで全てに携わる分、思い出になる事は間違いないです。
アウトドアウェディングをご検討中の方向け!成功のポイント!
アウトドアウエディングをしようと決めたら、2人の希望をリストに書き出すことをお勧めします。
場所、人数、日程、予算など、決めることはたくさんあります。そこで大切になってくるのが、自分たちだけではなく出席者の立場になって考えることです。
場所や人数
家族・親族は呼ぶのか、呼ぶ場合はアウトドアウェディングに理解があるか、両家のご家族と事前に相談をした方がいいと思います。
もしかすると、バリアフリーなど高齢者に負担のない場所選びが必要になってくるかもしれません。
日程
日程については、野外・屋外の開催なので、開催時期も暑すぎず寒すぎない時期がおすすめです。ベストシーズンは4月上旬~6月上旬、9月下旬~11月上旬と言われています。
予算
そして予算は、今後の夫婦生活にも関わってくるので、しっかり話しておくことが大切です。お互い、いくらまで結婚式に出せるのか。新婚旅行も考えているならば、その分も残しておかなければなりません。
ちなみに、アウトドアアウエディングの場合、ご祝儀制ではなく会費制にし、引き出物ではなく、設定金額の一割ほどの額でプチギフトを渡すことも多いようです。
会費制の場合、予算が立てやすいメリットはありますが、結婚式の費用は新郎新婦の手出しが多くなる可能性が高いです。その辺りも考慮しながら、結婚式の規模を決めていくといいと思います。
アウトドアウェディングは日本ではまだ新しいスタイルなので、出席経験が無い人が多いはずです。
出席者の会場までの移動方法はきちんと把握して、駐車場や最寄りの駅の確認、必要があれば貸切バスの手配をするなど、配慮が必要です。
服装も、場合によっては汚れる可能性があります。
「汚れてもいいカジュアルな服装」というような抽象的な指定で相手に任せるのではなく、「ドレスコードは白の上着に黒のパンツorスカート」などというように決めておくと、出席者も悩まずに済みます。
アウトドアウェディングは専門家に相談したほうがいい理由(式場との違い)
アウトドアウェディングをするならば、フリーのウエディングプランナーに依頼する事をおすすめします。なぜなら、キャンプ場や浜辺など希望の会場には、専門のウエディングプランナーがいない可能性が高いからです。
式場の場合だと、結婚式専門のプランナーがいて、料理やドリンクを運んでくれるスタッフもいます。音響や照明などの設備も整っていて、お任せできる部分は何もしなくていいのです。
しかしアウトドアウエディングの場合はそうはいきません。自分たちで全て揃えなければなりません。そのため、自分たちと共に、第三の主催者として一緒に考えてくれるウェディングプランナーが必要なのです。
最高の結婚式を作り上げるために
自分たちらしい結婚式を作り上げることができる、アウトドアウエディング。 自由にできる分、時間と手間はかかってしまいます。
楽しく準備を進めていくために、2人で抱え込まないことが大切です。
欧米の場合は、新郎新婦の付添人としてブライズメイドとアッシャーをお願いしている場合が多いです。当日の受付をはじめ、新婦に付き添ってドレス直しをしてくれたり、身の回りのお世話をしてくれる友人たちのことです。
当日だけでなく、準備の段階で自分たちだけでは限界がある場合は、思い切って頼りましょう。きっと、2人の幸せのために喜んで手伝ってくれるはずです。
結婚式は、今までお世話になった方や友人たちが自分たちのために集まってくれる、本当にかけがえのない空間です。たくさんアイデアを出し合って、悔いのない素敵な結婚式ができることを祈っています。