引き出物に入れる縁起物とは?縁起物におすすめのアイテムも紹介します
結婚式に出席してくれたゲストに対し、感謝の気持ちを込めて用意する「引き出物」。
引き出物には、メインギフト・引菓子・縁起物の3点を入れることが多いのですが、縁起物とはどんなもののことを指すのでしょうか。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 縁起物に悩んでいる
- 縁起物の意味が知りたい
- 縁起物に人気なアイテムが知りたい
今回はこのような方に向けて、そもそも縁起物とはなにかや、縁起物に人気なアイテムを紹介します。
引き出物の縁起物について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。
引き出物に入れる縁起物とは?
そもそも「縁起物」とは、その名の通り縁起が良いとされる品物や、縁起を祝うための品物のこと。
結婚式においては、長寿や子孫繫栄を意味する梅干しや、語呂合わせで喜びを意味する昆布(よろこんぶ)などが、縁起物の定番です。
引き出物には、メインギフト・引菓子・縁起物の3点を入れるのが基本。
2点や4点(偶数)になってしまうと、割り切れる数=別れを意味するため、引き出物にはメインギフトと引菓子に縁起物を加え、3点入れることが多いのです。
縁起物は、結婚式に出席してくれたゲストに向けて、新郎新婦から長寿や子孫繫栄などを願って贈ります。
手ごろな価格帯のものが選ばれるケースが多く、縁起物単体の価格相場は1,000円ほど。
引き出物の贈り分けはメインギフトでおこなうことが多いため、縁起物はゲスト全員統一して、同じものを贈るというカップルが多いようです。
定番の縁起物とその意味
では、縁起物の定番としては、どのようなアイテムが選ばれているのでしょうか。
縁起物の定番として、長年親しまれているアイテムは以下の通りです。
- 定番の縁起物
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- 梅干し
- 昆布
- かつお節
- お米
- うどん
- 鯛
- 箸
では、それぞれの縁起物について、縁起物に込められた意味を詳しく見ていきましょう。
梅干し
梅干しは、長寿や健康、子孫繫栄を象徴する縁起物。
日持ちするため、引き出物の縁起物に適しています。
梅干しは、昔は薬に使われていたほど健康的な食べ物。
ゲストの長寿や健康を願って、梅干しは縁起物として人気があります。
昆布
昆布は「よろこぶ(よろこんぶ)」にかけて、喜びや祝福の意味が込められた縁起物。
喜びが長く続くようにとの願いが込められています。
また、昆布は昔「広布(ひろめ)」と呼ばれていたことから、2人の結婚をお披露目する結婚式の引き出物にぴったり。
佃煮やおやつ感覚で食べられる昆布、昆布茶など、いろいろな種類があるので、縁起物として選びやすいでしょう。
かつお節
かつお節は、昔から結婚式で贈られる定番アイテム。
昔は「勝男武士」と表記されており、勝利や健康を祈る意味を持つ縁起物として愛されていました。
現在においても、健康や夫婦円満の意味が込められた縁起物として人気。
保存がきくことや、和食に幅広く使えることから、ゲストにも喜んでもらえるでしょう。
お米
お米は「五穀豊穣」や「家族の繁栄」を願う象徴であり、縁起物として人気のアイテム。
日本人の主食であることから、実用的で喜ばれる縁起物のひとつです。
引き出物の縁起物として選ぶなら、1〜2合程度の容量のものがおすすめ。
持ち帰るにも重すぎずコンパクトなので、ゲストにも喜ばれるでしょう。
うどん
うどんは、長寿や夫婦生活への願いが込められた縁起物。
太くて長い麵の形から、太く長く生きる=長寿への願いや、夫婦生活が長続きしますようにという願いが込められています。
うどんは、常温保存ができて日持ちもすることから、引き出物にぴったり。
婚礼用に紅白になっているうどんなども発売されているため、好みのものを選んでみましょう。
鯛
鯛は「おめで鯛(たい)」という語呂合わせから、昔から縁起が良い食べ物とされてきました。
しかし、鯛そのものを縁起物として贈るのは大変。
そのため、近年は鯛茶漬けや、鯛の形をしたお菓子なども縁起物として人気があります。
箸
箸は、健康や長寿、食べ物に困らないようにという願いが込められた縁起物。
語呂合わせで「人と人とを橋(箸)渡しする」という意味もあり、結婚式にぴったりな縁起物として人気があります。
箸は、日本人ならほとんどの人が日常的に使うアイテム。
引き出物の縁起物としても喜ばれるでしょう。
縁起物として人気がある定番以外のおしゃれなアイテム
ここまで引き出物の定番アイテムを紹介してきましたが、近年は定番以外のおしゃれな品を縁起物として選ぶカップルも増えています。
近年、縁起物として人気があるおしゃれなアイテムは、以下の通りです。
- 縁起物として人気のアイテム
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- 金平糖
- バウムクーヘン
- オリーブオイル
- ラーメン
- 最中
では、それぞれの縁起物について、人気の理由や縁起物に込められた意味を詳しく見ていきましょう。
金平糖
金平糖は、いつまでも変わらない美しさとおいしさから「変わらない愛」という意味が込められた縁起物。
金平糖を作るのにはとても時間がかかることから、これからじっくりと時間をかけて作っていく夫婦生活になぞらえて、縁起物としても人気があります。
カラフルな金平糖は、見た目も華やか。
神社などでおこなう和婚の引き出物にも、金平糖はおすすめです。
バウムクーヘン
バウムクーヘンは引菓子として選ばれることも多いアイテムですが、縁起物としても人気。
何層もの生地を重ねて作るバウムクーヘンは、長寿や幸せを重ねるという意味が込められています。
おすすめのバウムクーヘンがある場合は、こだわりの品をセレクトするのも良いですね。
オリーブオイル
オリーブには平和や安らぎという花言葉があることや、オリーブの木が「聖なる木」や「幸せの木」とも呼ばれていることから、近年オリーブオイルは縁起物として人気のアイテム。
おしゃれなパッケージのものも多く、実用性も兼ね備えた縁起物として選ばれています。
ラーメン
ラーメンも、縁起物としておすすめ。
ラーメンには、末永い幸せという意味が込められています。
特に、若い世代のゲストが多い場合は、縁起物にラーメンを選ぶと喜ばれるでしょう。
また、ご当地のラーメンなどおすすめの品がある場合は、そのおすすめのラーメンを縁起物として入れるのも良いですね。
最中
最中は2つの皮が合わさってできているその形から、夫婦円満や縁結びの意味が込められた縁起物。
あんこが入った最中以外にも、中にスープやお茶漬けが入った最中や、鯛の形をした最中なども、縁起物として人気があります。
スープやお茶漬けが入った最中は、お湯を注ぐだけで食べられるので、老若男女問わず喜ばれるでしょう。
引き出物に縁起物はいる?いらない?
引き出物の3品目として、引き出物の中に入れる縁起物。
ですが、実際には必要なのか、入れなくても良いのかと悩むカップルも多くいます。
縁起物を入れるというマナーやしきたりは、そこまで厳しいものではないので、不要だと感じたら入れなくてもOK。
近年は縁起物をなくして、引き出物はメインギフトと引菓子の2点にするというカップルも増えています。
引き出物に悩んだら「プラギフ」がおすすめ!
縁起物を入れるかどうか悩んだときは、ゲストに縁起物の有無を選んでもらえるようなサービスを使うのがおすすめ。
「プラギフ(PLAGIF)」のように、ゲストが引き出物の内容を選べるようなサービスを利用することで、縁起物が不要なゲストには縁起物をなくすことができます。
プラギフは、ゲストが自分の好みに合った引き出物を選べる引き出物宅配サービス。
例えば「引き出物4,000円+引菓子・縁起物2,000円セット」の場合、ゲストの判断で引菓子と縁起物をなくし、6,000円の引き出物にアップグレードできます。
縁起物について悩んだときは、プラギフのようにアップグレードが選べるサービスを利用してみましょう。
引き出物の縁起物を選ぶ際の注意点
縁起物を選ぶときは、地域ごとの風習に注意が必要。
地域によって決まった縁起物を必ず入れる風習があるため、その風習に従いましょう。
わからない場合や不安な場合は、親や年配の親族に相談して決めると安心。
もちろん自分の地域の風習だけでなく、パートナーの地域の風習も確認しておきましょう。
まとめ
今回は、そもそも縁起物とはなにかや、縁起物に人気なアイテムを紹介しました。
縁起物が必要か不要か悩んだときは、ゲストが自分でアップグレードを選べる「プラギフ(PLAGIF)」がおすすめ。
縁起物は、地域の風習などに気を付けながら、おふたりが気に入ったものを選びましょう。
「縁起物について悩んでいる。」
「人気の縁起物が知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!