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私がプロデュースしました
Kasumi
- プランナー
レポート内容
「山好きの僕らが、自分達らしく結婚式ができる方法を相談したい。」というご相談から始まった、ウエディングサポート。お話を伺えば、伺うほど、「自分達らしい」というのは、山が好きだから山での結婚式なのではなくて「愛と感謝」を伝えたいという、シンプルな想いでした。 新婦のご両親を、理想の夫婦像と感じていらっしゃる新郎。一番の趣味でもある山登りの手ほどきを受けたのも、新婦を通じて。もちろん、新婦への手ほどきはお父様より。 結婚式は、新郎新婦2人の想いが重なる場所。親御さまがご結婚式をされた場所で。それが、「自分達らしい」という事の答え。 それが披露宴会場として選ばれた、仙流荘。挙式会場は、仙流荘から更に40分バスで上がった南アルプス林道バス歌宿バス停にて。この場所は、林道バスしか入れない、交通制限をされている場所でもあります。 挙式会場を選ぶにあたっては、2人の心に秘めた想いとは別に、ゲストの半数は、東京からのお客様。4時間以上をかけてバスで仙流荘にいらして頂くだけでも大変なのに、歌宿まで更に40分は・・・天候が悪かったらどうしよう・・・僕たちは、仙流荘でできるだけで十分。と、自分達を思い込ませていたようにも見えました。 雪が溶けて、歌宿(挙式会場)がどんな所かを見に行けたのは、それから数ヶ月後。1人で現地に赴いた際に、あの壮大な自然を前にした時に、「此処で挙式をしないで、どこで挙式するんだ!?」 興奮と感動をしたのを覚えています。東京からいらしていただける方にとっては、このロケーションだからこそ喜びと感動が倍増する。 雨天時の場合の仙流荘での挙式も、十分すぎる意味合いがある。天候のリスクを考えても、歌宿での結婚式を考えましょう!気づいたら、そう提案していました。 携帯の電波も届かない場所。突発的な天候不順・事故への備え、設営・運搬にご協力頂く、山岳ハイシーズン時期の林道バスの皆さまのご負担も大きい。企業、市の管理施設を、こちらの都合でご協力頂くのは、今までの野外のウエディングとは少し訳が違う。そして、仙流荘さんにとって。婚礼は実に約20年ぶり。それでも保守的な考え方では無く、皆さま非常に前向きにご協力下さいました!多くのご縁が、心を動かし、人を動かし、2人の人生を生涯支えてくれるものに繋がる。 実は、そこまで挙式に前向きではなかった新郎。「せっかく結婚式をするのであれば、南アルプスが一望できる場所(結婚式場)はありますか?という心に隠されていた真の想いに寄り添うことができた事が、この仕事の意義を一番に感じさせてくれました。サポートのご縁を頂いた私の方が感謝しかありません。
INFORMATION
ウェディング情報
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- エリア
- 長野県/南アルプス/伊那・歌宿
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- ゲスト数
- 40〜50人
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- 会場
- 未入力
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- スタイル
- 挙式と披露宴
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- 費用相場
- 350 〜 400 万円
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- シーズン
- 2018年 秋