写真を残すよりも大切なこと　〜神戸と北海道deフォト＆おふたりだけの結婚式〜

レポート内容

■相談までの経緯 大阪市内在住でお出かけやご飯を食べることが大好きなお二人。入籍をしてから日々楽しく過ごす新婦様から"結婚式はしない"ということを聞きました。本当に挙げなくていいの？と聞くと、"ウェディングドレスは着たい"という。フルプランで一度提案させて欲しいことを伝えて始まったのが今回のフォトウェディングでした。 ■なぜ神戸と北海道だったのか おふたりの住まいが大阪ということもあり、関西の前撮り地の有名どころは神戸居留地 北海道は新郎様が15年住んでいたということと、お二人が出逢ってから毎年旅行は北海道に行かれているそうで せっかくであれば想い出の地で撮影をしようということになりました ■大切にしたこと 題名にもあるように、写真を残すことが目的ではなく、写真を残した先にある何かをお二人に気づいてもらえるようなプロデュースをしました ■なぜ挙式セレモニーを組み込んだのか ウェディングフォトは、写真を残すことを通じて、お二人の想い出を創れるからです。 私は全組にカウンセリングから、コンセプト提案までしています。 それを受け取った時の新郎新婦様の表情や感情は貴重です。 いつも以上に相手に感情を伝えやすくする場所を創ることこそが大切。 ■おふたりからの感想 ・新郎様 元々結婚式をする予定もなければ、そもそも写真を撮られることに前向きな感情ではなかった。 テーマにもあった「写真を残すよりも大切なこと」それが、何かは想像もつかなかったけど 大好きな人とこうして特別な日を過ごすことで、新婦自身も楽しそうだし、本当に特別な想い出になったし やってよかったなと思う。データをもらう前から既にもう満足している（笑） ・新婦様 夢だったウェディングドレスを着ることができてとても嬉しい。 カウンセリングをされて、コンセプトを立ててもらうことがイメージつかなかったけど言葉をもらった時は泣きそうになった。 また、お母さんからのサプライズも予想外で嬉しかった。 ■当日の流れ（神戸） 08:00　1着目お支度開始 10:00　旧居留地にて撮影 12:30　撮影終了 13:00　2着目お支度開始　 14:00　北野周辺にて撮影 15:00　撮影終了 15:30　新婦母から新婦へのサプライズ手紙 16:00　3着目お支度開始 17:00　夕暮れの中 神戸ハーバーランドで撮影 18:00　撮影終了 ■当日の流れ（北海道）１日目 06:00 お支度開始 08:00 畑広がる場所にて撮影 09:30 移動しながらいい感じのところで撮影 11:30　牧場にて撮影 13:00　ラベンダー畑にて撮影 15:00　撮影完了 ■当日の流れ（北海道）２日目 07:00 お支度開始 10:00　公園にて撮影 12:00　お二人だけの挙式 13:00　ジェットコースターの道にて撮影完了 ■こんな人におすすめ 結婚式まではしたくないけど写真を撮るだけもなんだかな〜 写真を撮るという中に、セレモニーを入れ込みたい！ わがままを組み込みたい！という方にはぴったり ■衣装・小物 神戸撮影・・・３着(全て衣装店でレンタル) ウェディングドレスは王道を着たいというご要望から 紫のカラードレスは妖精やプリンセスのイメージに近づけて 赤のカラードレスは高級感を感じさせるようなイメージで 北海道・・・２着(1着衣装店でレンタル、1着ネットにて購入) ウェディングドレスは軽やかな中にも品と躍動感が出るようなドレスで 白のワンピースは羊と戯れたり牧草ロールと撮影することが分かっていたのでドレスショップでは無くネットで購入 ブーケ・・・オリジナルで注文、現地で購入 衣装小物・・・基本的には衣装店 靴・・・自前 ■コンセプト　「いつも隣に」 人の人生を背負った選択を迫られるとき したいのに足が一歩も踏み出せないとき 自分の感情とは違った行動をしそうになるとき 感情が動くとき 心が喜んでいるとき 大切な人を守らなくてはならなくなったとき いつも隣に 進めと言ってくれる自分がいる 口に出さずに支えてくれる母がいる 大切な仲間がいる 何かわからない大切な思いが心にある 貴方がいるから笑っていられて 人生を豊かにしてくれて 大切にする方法がたくさんあることを知っている神農さんと 大切にされる方法を知っているかなみ 日々わすれたら駄目なこと 自分の中でわかっているお二人だからこそ たわいもないこの日常に感謝ができる あのときはこうだった今ではこう そんな目先のことだけじゃないものを大切に いつも隣り合わせにあるものを確認しながら 自分の幸せを確認し続ける それでいてこそ自分の人生 "いつもありがとう" どんな時でも そんな一言がさらっと言えるそんな関係と日々の愛を