「会費制結婚式」はどんな人におすすめ?メリット・デメリットを徹底解説!
結婚式の形が多様化し、近年増えてきつつある「会費制結婚式」。
会費制結婚式とは、ゲストがご祝儀を持ってくるのではなく、ゲストに一定の会費を払って出席してもらう結婚式のことです。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 会費制結婚式について知りたい
- 会費制結婚式を検討中
- 会費制結婚式のメリット・デメリットが知りたい
今回はこのような方に向けて、会費制結婚式について徹底解説します。
会費制結婚式について詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
会費制結婚式とは
会費制結婚式とは、ゲストに一定の会費を払って出席してもらう結婚式のこと。
結婚式の形が多様化し、近年増えてきつつある新しい結婚式の形です。
よくあるご祝儀制の結婚式では、ゲストは自分の立場や年齢などに合わせた金額のご祝儀を用意します。
わざわざ「ご祝儀を持ってきてください」というアナウンスはありませんが、ゲストは新郎新婦へのお祝いの気持ちでご祝儀を用意するのがマナーです。
これに対し会費制結婚式は、ゲストに一律の会費を払って出席してもらいます。
会費は立場や年齢など関係なく一律なので、あらかじめ招待状などで金額をゲストに知らせておき、結婚式当日に会費としてお金を支払ってもらうのが会費制結婚式の特徴。
基本的にゲストは、会費と別にご祝儀を用意する必要はありません。
会費の相場
会費制結婚式の場合、会費の相場は1〜2万円。
ご祝儀制結婚式の場合のご祝儀は1人あたり3万円が相場なので、会費制結婚式のほうがゲストの負担額が少なくなる傾向にあります。
会費制結婚式では、会費をいくらにするかを新郎新婦が決定します。
事前に総額いくら集まるかがはっきりとわかるため、予算の目途が立てやすいことも会費制のメリットのひとつです。
地域性がある
地域によって、会費制結婚式がご祝儀制結婚式よりもポピュラーだということがあります。
例えば、北海道は約80%、青森県・秋田県・岩手県は約15%が会費制結婚式を挙げる地域。(「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022」調べ)
全国で見るとご祝儀制結婚式のほうが割合が高いのですが、地域によっては会費制結婚式のほうがポピュラーという場合もあります。
ご祝儀制との違い
会費制結婚式とご祝儀制結婚式では、金額の相場が以下のように異なります。
- 金額の相場
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- 会費制結婚式…1〜2万円
- ご祝儀制結婚式…3万円
ご祝儀制結婚式に比べると、会費制結婚式のほうがゲストの金銭的負担が少なくなることが特徴。
結婚式の雰囲気としては、ご祝儀制のようなフォーマルな雰囲気からカジュアルな雰囲気まで、おふたり次第で自由に演出することができます。
【徹底解説】結婚式のご祝儀は関係性で決まる!相場や基本マナーを紹介
会費制結婚式はこんな人におすすめ
では、会費制結婚式はどのような人におすすめなのでしょうか。
会費制結婚式がおすすめな人は、以下の通りです。
- 会費制結婚式はこんな人におすすめ
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- 海外挙式などを挙げた人
- カジュアルなパーティーにしたい人
- 友人をたくさん呼びたい人
- 再婚カップル
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
海外挙式などを挙げた人
海外や国内のリゾート地などで、おふたりだけもしくは少人数で結婚式を挙げた場合は、お披露目パーティーを兼ねて会費制結婚式を挙げるのがおすすめ。
海外挙式などの後に会費制結婚式をおこなうことで、挙式に招いた親族や親しい友人以外にも、おふたりの結婚を披露することができます。
カジュアルなパーティーにしたい人
結婚式といっても、カジュアルなパーティーを希望している人もいるはず。
ご祝儀制結婚式の場合はご祝儀をいただいているので、カジュアルなパーティーだとご祝儀の額に結婚式の内容が見合わなくなってしまうことがあります。
例えば「カジュアルな立食パーティーにしたい」や「ビュッフェスタイルにしたい」と思っても、ご祝儀制結婚式の場合は難しいということです。
会費制結婚式なら、結婚式の内容に合わせて会費を設定できるので、カジュアルなパーティーでもOK。
自分たちらしいスタイルで結婚式を挙げたいという人に、会費制結婚式は選ばれています。
友人をたくさん呼びたい人
ご祝儀制結婚式の場合、ご祝儀を出してもらうことに気が引けてしまい、たくさんのゲストを呼びにくいということがあります。
しかし、会費制結婚式なら気軽にゲストを招待することが可能。
先程も紹介したように、会費制結婚式のほうがゲストの負担が少ないので、気軽にたくさんの友人を招待することができます。
再婚カップル
1度結婚式を挙げている再婚カップルにも、会費制結婚式はおすすめ。
2度も結婚式に招待するのは気が引けるという場合でも、会費制結婚式ならゲストの負担額が少ないので、招待しやすくなります。
会費制結婚式のメリット
会費制結婚式には、さまざまなメリットがありますがデメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を知り、会費制結婚式にするのかを検討しましょう。
会費制結婚式のメリットは、以下の通りです。
- 会費制結婚式のメリット
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- ゲストの金銭的負担が少なくなる
- 予算の目途が立てやすい
- 自由度が高い
- 準備がラクになる
- ご祝儀トラブルを避けられる
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
ゲストの金銭的負担が少なくなる
先程も紹介したように、会費制結婚式はご祝儀制結婚式よりもゲストの金銭的負担が少なくなります。
ご祝儀制結婚式の場合、ご祝儀の相場は1人あたり3万円が相場。
これに対して、会費制結婚式の場合の会費の相場は1〜2万円なので、ゲストも参加しやすくなるでしょう。
予算の目途が立てやすい
ご祝儀制結婚式の場合、ご祝儀の総額がいくらになるかは、予想することしかできません。
これに対して、会費制結婚式は事前に総額いくら集まるかがはっきりとわかることがメリット。
会費の総額が事前にわかるため、予算の目途が立てやすくなります。
会費の額は新郎新婦が自由に決められるので、無理のない自己負担額で結婚式を計画することが可能です。
自由度が高い
会費制結婚式は、カジュアルなパーティー形式にしてもOK。
ご祝儀制結婚式の場合は、ご祝儀をいただいている分ゲストをおもてなしする必要があるので、ある程度決められたプログラムに沿っておこなわれます。
どんな結婚式にも対応できる自由度の高さは、会費制結婚式のメリットのひとつです。
準備がラクになる
ご祝儀制結婚式は、ご祝儀をいただく分、引出物や席次表、席札を作成するなどの準備が必要になります。
これに対して、会費制結婚式は自由に結婚式の内容を決められるため、不要だと思う準備物は準備しなくてもOK。
引き出物も基本的になしの場合が多く、ご祝儀制結婚式に比べると準備がラクになります。
ご祝儀トラブルを避けられる
ご祝儀制結婚式で起こる「ご祝儀トラブル」。
例えば、ご祝儀袋の中身が空だったり、記載されている金額と中身が違ったりと、ご祝儀の場合トラブルが起きてしまうことがあります。
また、ゲストは「一般的な相場で良いのだろうか?」や「仲が良いから多く出すべきだろうか?」などとご祝儀に関して悩むケースもあります。
会費制結婚式なら、ゲスト全員が一律の金額なので、上記のようなトラブルを避けることが可能。
ゲストもご祝儀で悩ませずに済むでしょう。
会費制結婚式のデメリット
会費制結婚式のデメリットは、以下の通りです。
- 会費制結婚式のデメリット
-
- 高齢の人などは馴染みがない
- 会費の設定額が難しい
- ご祝儀制よりも費用がかかる可能性がある
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
高齢の人などは馴染みがない
まだまだ、会費制結婚式に馴染みがない人が多いのも事実。
特に高齢の人などは、戸惑ってしまったり結婚式らしくないと感じてしまったりするかもしれません。
また、会費制結婚式に初めて出席する人は「会費にプラスしてご祝儀も必要ではないのか?」と悩んでしまうこともあります。
会費の設定額が難しい
会費制結婚式の会費は、新郎新婦が自由に設定できます。
会費とゲストの満足度が見合わないと、ゲストが高すぎると感じてしまったり、新郎新婦の自己負担額が高くなってしまったりするので注意が必要。
会費の設定額が難しいと感じたら、プランナーに相談するなどして第三者の意見を取り入れることが大切です。
ご祝儀制よりも費用がかかる可能性がある
会費制結婚式は、ご祝儀制結婚式よりも費用がかかる可能性もあります。
例えば、豪華な演出を詰め込んだり、料理や飲み物にお金をかけすぎてしまったりすると、新郎新婦側の自己負担額は増えてしまいます。
豪華な演出を詰め込んだり、料理や飲み物にお金をかけたり「ゲストをおもてなししたい!」という気持ちが強い方には、ご祝儀制のほうが向いている場合があります。
ゲストをおもてなししながら予算を抑えたいという場合には、ご祝儀制にしたほうが負担が少なくなるかもしれません。
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まとめ
今回は、会費制結婚式について徹底解説しました。
結婚式をカジュアルなパーティーにしたいと考えている方に、会費制結婚式はおすすめです。
「会費制結婚式について詳しく知りたい。」
「会費制結婚式にするか悩んでいる。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!