結婚式招待状の宛名の書き方とは?筆ペン選びから連名・肩書きの書き方まで徹底解説します

結婚式の招待状は、中身が完成したら宛名を書いて発送します。
招待状の宛名は、どのように書くのでしょうか。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 結婚式の招待状を発送したい
- 招待状の宛名書きに悩んでいる
- 招待状の宛名を書きたいけれど、字に自信がない
今回はこのような方に向けて、結婚式招待状の宛名書きについて、筆ペン選びから肩書きの書き方まで徹底解説します。
招待状の宛名書きに悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。
筆ペンの選び方と書く前の準備

結婚式の招待状は、手書きが一般的。
手書きする場合には、毛筆か筆ペンで書くのがマナーとされています。
毛筆か筆ペンが好ましい理由は「濃く太く」書けるから。
結婚式のような祝いごとは、濃く太く書くと縁起が良いとされています。
毛筆は慣れていないと書くのが難しかったり、用意するものが多かったりするので、どちらか悩んだときは筆ペンがおすすめです。
筆ペンで書く場合は、中字の筆ペンを使います。
文字色は濃い墨色を選びましょう。
宛名書きをはじめる前に、以下のものを用意します。
- 宛名書きの前に準備するもの
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- 筆ペン(または毛筆)
- 招待状
- 住所録
- のり
- 切手
宛名書きで1番やってはいけないことが、住所や名前を間違えること。
必ずゲストの住所録を用意し、住所や名前を間違えないようにしましょう。
宛名が書けたら、封筒に招待状を入れのり付けし、切手を貼って発送します。
招待状の宛名 書き方の基本

招待状の宛名書きは、縦書きか横書きかによってレイアウトが異なります。
封筒を縦書きにするか横書きにするかは、招待状の向きとそろえるのがおすすめです。
では、縦書きと横書き、それぞれの宛名書きの基本を見ていきましょう。
縦書きの場合
縦書きの場合、切手を貼るのは左上。
右上には、郵便番号を横書きで書きます。
名前は封筒の中央に大きく書き、住所は右端に書きましょう。
住所が長く、1列で収まらないときは、2列目を1段下げて書きます。
番地は漢数字で書くとフォーマルな印象を与えることが可能。
郵便番号は「〒」は書かずに「○○○-○○○○」という表記で書きます。
横書きの場合
横書きの場合、切手を貼るのは右上。
左上には郵便番号を書き、郵便番号のはじめと住所のはじめをそろえて、郵便番号の下に住所を書きます。
住所が2列になるときは、2列目を1段下げて(1文字分右に)書きます。
名前は封筒の中央に大きく書きましょう。
横書きの場合は、番地は算用数字で書くほうが、全体に統一感が生まれます。
郵便番号は「〒」は書かずに「○○○-○○○○」という表記で書くことは、縦書きでも横書きでも同じです。
敬称と連名のマナー

結婚式の招待状につける敬称は「様」が基本。
例外として、恩師(先生)を招待する場合は「先生」や「教授」を使用します。
子どもを招待する場合は、小学生以下であれば女の子には「ちゃん」男の子には「くん」を使用しましょう。
中学生以上には、大人と同じように「様」を使います。
夫婦や家族など、連名で招待状を送る場合は、1人ずつに敬称を付けるのがマナー。
夫婦の場合は妻と夫の両方に、夫婦+子どもの場合は子どもにも敬称をつけます。
役職・肩書きがあるゲストの宛名の書き方

会社の上司や取引先の人を招待するときは、役職や肩書きを記載します。
役職や肩書きは、名前の前に書くのがマナー。
縦書きの場合は名前の上に、横書きの場合は名前の左側に書きます。
会社名を書くときは、会社名は略さずに書きましょう。
例えば「○○株式会社」を(株)や「有限会社」を(有)というように略してはいけません。
裏面・差出人の書き方

封筒の裏面には、差出人の情報を書きます。
差出人とは、結婚式を主宰する人のこと。
昔は、結婚は家同士の結びつきであるという考えがあり、結婚式を親が主催し、招待状も親名義で出すのが一般的でした。
親が主催する結婚式の場合は、裏面の差出人には両家の父親の名前を書きます。
近年は、新郎新婦本人が披露宴の主催者となるケースが増え、招待状も新郎新婦名義で出す人がほとんどです。
この場合は、差出人にも新郎新婦の名前を書きましょう。
しかし、新郎新婦主催の結婚式でも、親の顔を立てたいという理由から招待状は親名義で出すというケースもあります。
どのケースにしても、親と相談した上で決めることが大切です。
新郎新婦がすでに同居している場合は、1つの住所と2人の名前を書くのですが、まだ同居していないという場合にはそれぞれの住所を書きましょう。
また、すでに籍を入れている場合でも、名前は旧姓で書くのが一般的です。
では、差出人の書き方について、縦書きと横書きに分けてさらに詳しく見ていきましょう。
縦書きの場合
縦書きの場合は、ふたの左側に住所と氏名を書きます。
住所を2つ書く場合は、住所の頭をそろえましょう。
また、2人の氏名も頭をそろえて書くようにします。
横書きの場合
横書きの場合は、中央ぞろえで書きます。
ふたの下の部分に、左右バランスよくスペースができるように気をつけながら書きましょう。
字に自信がない場合は筆耕サービスや印刷もおすすめ

ここまで、結婚式の招待状の宛名は手書きが良いと紹介してきましたが、字に自信がない場合もあると思います。
字に自信がない場合は、筆耕サービスや印刷でも宛名書きが可能。
では、字に自信がない方におすすめな筆耕サービスと印刷について、詳しく見ていきましょう。
筆耕サービス
筆耕サービスとは、プロの筆耕者が代筆してくれるサービスのこと。
招待状の宛名なら、毛筆で書いてもらえます。
招待状であれば、1通100〜200円の筆耕料で、プロに宛名を書いてもらうことが可能です。
筆耕サービスを利用するとお金がかかってしまいますが、手書きならではの温かさやフォーマルな印象を与えられることがメリット。
「字に自信がないけれど、手書きの宛名で招待状を用意したい」という方は、筆耕サービスに宛名書きを依頼するのがおすすめです。
印刷
字に自信がない場合は、印刷するのもひとつの手。
プリンターがあればおうちでもプリントできるので、費用をかけずに、上手な字の宛名で招待状を作りたいという方におすすめです。
プリンターを使った宛名書きは、パソコンなどでデータを作りプリンターから封筒に印刷するので、1度データを作ってしまえば楽なことが魅力。
ですが、手書きのようなあたたかみを感じにくいことや、思いやりや誠意が伝わりにくいことがデメリットとして挙げられます。
近年は、宛名をシールに印刷し、封筒に貼るというスタイルをとっているカップルも多いようです。
封筒に直接印刷するのが難しいようであれば、シールに印刷して貼るというのも良いでしょう。

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まとめ

今回は、結婚式招待状の宛名書きについて、筆ペン選びから肩書きの書き方まで徹底解説しました。
招待状の宛名書きは手書きが基本ですが、字に自信がない場合は、筆耕サービスや印刷でも宛名を書くことが可能。
どの方法にしても、マナーを守って宛名を書くことが大切です。
「招待状の宛名書きについて悩んでいる。」
「招待状の宛名書きについて詳しく知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
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ブラプラ編集部
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