結婚前の両家顔合わせに手土産は持っていくべき?おすすめの品物も紹介します
両家が初めて顔を合わせる「両家顔合わせ」。
結婚前に食事会として、食事や会話をしながらお互いの家族を知ることを目的としておこないます。
顔合わせに手土産を持っていくかは、悩むポイントのひとつ。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 顔合わせに手土産は持っていくか悩んでいる
- 手土産におすすめの品物が知りたい
- 手土産の渡し方が知りたい
今回はこのような方に向けて、両家顔合わせに持っていく手土産について詳しく解説します。
おすすめの品物も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
両家の顔合わせに手土産は必要?
両家が初めて顔を合わせる「両家顔合わせ」。
顔合わせは、結婚するカップルがお互いの両親にそれぞれ挨拶を済ませた後に、お互いの両親を引き合わせます。
お互いの両親は初対面であることから、お互いの緊張をほぐすためにも手土産を用意しておくのがおすすめです。
会のはじまりに手土産を交換すると、緊張もほぐれるでしょう。
しかし、手土産を渡さなければいけないという決まりはありません。
両家で手土産を用意しないと決めたのであれば、手土産はなくてもOK。
このとき、どちらか一方が用意していて、どちらか一方が用意していないとなると、気まずい雰囲気になってしまいます。
手土産の有無は、必ず両家でそろえるようにしましょう。
また、金額に差がありすぎるのもNG。
手土産の有無や金額については、結婚するおふたりが中心となって両家で合わせるようにします。
大体同じくらいの金額で、同じくらいの大きさの品物を選ぶのがおすすめです。
両家の顔合わせの流れ
顔合わせには、基本的な流れがありますが、基本の流れを参考に、おふたりの色を付け加えてもOKです。
両家顔合わせの基本の流れは、以下の通りです。
- 両家顔合わせの基本の流れ
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- 会場到着
- はじまりの挨拶
- 両家の紹介
- 婚約記念品のお披露目
- 記念撮影
- 食事・歓談
- 結びの挨拶
両家顔合わせの流れは、以下の記事で詳しく紹介しています。
両家顔合わせの基本的な流れとマナーをわかりやすく解説!
手土産の渡し方
手土産を用意する場合、渡し方にもマナーがあります。
渡すときには包みから取り出し、のし紙の名前が相手側に向くように渡すのがマナー。
紙袋は、手土産を渡した後に「こちらをお使いください」と手渡すと丁寧です。
では、手土産を渡すタイミングや渡す人について、詳しく見ていきましょう。
手土産を渡すタイミング
手土産は、会場に到着したタイミングで交換します。
さらに詳しく解説すると、両家が軽く挨拶をかわし、着席する前が手土産を交換するタイミング。
早い段階で渡すことで、お互いの緊張をほぐすという役割を持ちます。
しかし、手土産を渡すタイミングに決まりはありません。
「話が弾んで、渡すタイミングがつかめない‥」や「渡したいタイミングで店員さんが入ってきてしまった‥」など、渡すタイミングを逃してしまうこともあります。
このような場合は、焦って手土産を渡そうとしなくてもOK。
はじまりの挨拶が終わった後や、両家の紹介が終わった後など、手土産を渡しやすいタイミングを見計らいましょう。
手土産は誰が渡す?
手土産は、両親のどちらかが渡すのが一般的。
それぞれの家を代表して、代表者同士が交換します。
家族内で、事前に誰が渡すのかを決めておくと、当日スムーズに手土産の交換がおこなえます。
手土産の相場
手土産の相場は、3000~5000円くらい。
高すぎるものを用意してしまうと、相手に気を遣わせてしまいます。
金額や大きさは、両家で大体そろえておくのがおすすめです。
両親が嫌な気持ちをしないように、手土産を決めるときは結婚するおふたりも一緒に決めることが大切。
手土産の金額や大きさは、おふたりが中心となって両家で合わせるようにしましょう。
手土産におすすめの品物
顔合わせの手土産として、よく選ばれる定番の品物は以下の通りです。
- 定番の手土産
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- 和菓子
- 洋菓子
- お酒
- お茶・紅茶
- お米
顔合わせの手土産は、実家がある地元の銘菓や特産物がおすすめ。
銘菓や特産物を渡すことで、会話のきっかけにもなります。
相手の両親がお酒好きなら、お酒を手土産にするのもおすすめです。
手土産は、基本的に相手の負担にならない長い消え物が良いとされています。
また、相手の両親が遠方から出席する場合は、重いものや大きいものなどは帰りの負担になります。
渡す相手の帰りも考えて、手土産を選ぶようにしましょう。
手土産を選ぶ注意点
手土産を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 手土産を選ぶ際のポイント
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- 事前に両親の好みをリサーチする
- 個数は家族構成に合わせる
- 避けるべき品物がある
- 帰りに配慮する
- 消え物を選ぶ
- 「のし」は付けるも付けないも自由
では、手土産を選ぶ際の注意点について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
事前に両親の好みをリサーチする
事前に両親の好みをリサーチできるようであれば、リサーチしてから手土産を決めましょう。
相手の家族の好みを自分の両親に伝えるのも、結婚するおふたりの役割。
おふたりでお互いの両親の情報を交換し合い、お互いの両親が好みのものを用意できると良いですね。
個数は家族構成に合わせる
複数で1セットになっている菓子折りなどは、同居している家族の人数で割り切れる数量のものを選びます。
例えば、両親2人で暮らしているのに、すべてのお菓子が3個ずつのものを選んでしまうと、配慮が足りていないと思われてしまうかもしれません。
手土産は「同居している家族みなさんでどうぞ」と渡すものなので、個数は家族構成に合わせるようにしましょう。
避けるべき品物がある
顔合わせの手土産において、さまざまな理由から避けるべき品物があります。
避けるべき品物は、以下の通りです。
- 顔合わせの手土産で避けるべき品物
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- 羊羹
- カステラ
- せんべい
- 日持ちしないもの
- 重いものや大きいもの
- 相手方の地元の名産品
羊羹やカステラは切り分けて食べるものなので、縁が切れることを連想させてしまうため、マナー的にNG。
せんべいは割れ物なので、こちらも別れを連想させてしまいます。
顔合わせはお祝いの場でもあるので、縁起の悪いものは選ばないようにしましょう。
また、日持ちしない生ものなどもNG。
少なくとも、顔合わせの日から3日は日持ちするものを選びましょう。
重いものや大きいものは、相手の帰りに配慮して避けておくべきです。
相手方の地元の名産品は、相手方が持ってくる可能性などを考え、選ばないようにしましょう。
帰りに配慮する
手土産を選ぶときは、相手方の帰りに配慮することも大切。
例えば、重いものや大きいものは、持ち帰る際の負担になってしまいます。
軽いものを選んでも、紙袋や風呂敷などがなければ、持ち帰る際に困らせてしまうかもしれません。
手土産を用意するときは相手方の帰りに配慮し、持ち帰りやすいようなものを持ち帰りやすい工夫をして渡すようにしましょう。
消え物を選ぶ
顔合わせの手土産には、消え物を選びます。
消え物とは使うとなくなるもののことで、顔合わせの手土産としては食品が一般的です。
手元に残るものを渡してしまうと、もらった側は処分に困ってしまうもの。
相手に負担をかけないためにも、手土産は基本的には消え物を選びましょう。
「のし」は付けるも付けないも自由
顔合わせの手土産は「のし」を付けても付けなくてもOK。
「のし」を付ける場合は、結婚の承諾が両家ともに取れているという前提で、結び切りの水引が印刷された「のし」を選びます。
水引の上には「寿」や「ご挨拶」と記し、水引の下には名字を書きます。
のし紙は、包装紙の上からかける外のしが一般的です。
まとめ
今回は、両家顔合わせに持っていく手土産について詳しく解説しました。
顔合わせは、両家が初めて顔を合わせる特別な日。
手土産で緊張をほぐし、和やかな雰囲気でおこなえると良いですね。
「顔合わせの手土産について悩んでいる。」
「手土産になにを持っていけば良いかわからない。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!