フリーランスと式場・ホテルのウェディングプランナーの違いを徹底比較
「ありきたりな結婚式は嫌だ」
「満足度が高く納得できる式を挙げたい」
「式場やホテル以外の場所で式を挙げたい」
このように考えている新郎新婦の方には、間違いなくフリーランスのウェディングプランナーがおすすめです。
こちらの記事では、フリーランスと式場やホテルのウェディングプランナーの違いをわかりやすく5つにまとめました。そして記事の後半では、フリーランスのプランナーに依頼した場合の具体的な流れと、メリット・デメリットについても丁寧に解説してます。
フリーランスのプランナー選びで失敗しないための情報が盛り沢山なので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
フリーランスと式場・ホテルのウェディングプランナーの違いを徹底比較
フリーランスのウェディングプランナーと、式場やホテルのプランナーの主な違いは5つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1:所属・会場の違い
1つ目は「所属・会場の違い」です。
式場・ホテルのプランナー
式場やホテルのウェディングプランナーは、それぞれ結婚式場やホテルなどを運営している企業に所属している会社員です。
日本の結婚式業界は少し特殊で、結婚式を挙げると決めたカップルは、まず式場探しから行う人がほとんどです。
ですので式場を決めたら担当するプランナーが自動的に決まる仕組みになっています。
フリープランナー
フリーランスのウェディングプランナーは、その名の通りどこの会社にも所属せず、フリーランスで仕事を行う個人事業主。
一方で欧米では会場ではなく、結婚式はまずプランナー選びからスタートするのが主流です。
日本ではプランナー選びよりも式場選びを優先する仕組みになっているため、後々プランナーや式場とトラブルが起こることもしばしば。
「安心して結婚式を任せられるプランナーと結婚式を創りたい。」
「式場よりもプランナーやフォトグラファーにこだわりたい。」
そんな方にはフリープランナーなど、人から探すという選択肢もおすすめです。
2:プランの自由度
2つ目は「プランの自由度」です。
式場・ホテルのプランナー
式場やホテルに所属するプランナーの場合は、既存のプランやオプションの中からできる範囲でふたりに合ったプランニングをします。
つまりカップルは、ドレスやブーケ、装花といったオプションは基本的に式場や提携業者が用意できるものから選ぶ必要があるということです。
使いたいアイテムやドレスが決まっていたり、理想とする結婚式のイメージが定まっている方は、後々「思い通りの結婚式ができない」と気づいてトラブルになることも多いのが正直なところ。
ただ一方で、結婚式にこだわりがない方や、とにかく楽に結婚式が挙げたいという方には、式場やホテルの方が適している場合もあります。
フリープランナー
会場や企業による制約といった縛りがなく、自由度の高いフリーランスのウェディングプランナーは、プランを1から創り上げてくれるオーダーメイドが魅力。
極力こちらの要望を叶えるために全力を注いでくれるため、おふたりだけの、そして無駄のないプランになります。
またレストラン、料亭、リゾート、カフェ、神社など、許可が取れる場所ならどこででもプランニングが可能。
予算や要望に合わせて自由度の高いプランニングをしてくれるのが特徴です。
最近では「自宅での結婚式」や、旅行とあわせて結婚式を行う「ステイウェディング」、おふたりだけで行う「エロープメントウェディング」などの需要も高まっています。
「もっとこんな結婚式があったらいいのに。」
そんな思いを形にしてくれるのがフリープランナーです。
3:寄り添い方の違い
3つ目は新郎新婦への「寄り添い方の違い」です。
例えばフリーランスのウェディングプランナーは、結婚式に必要なアイテム探しにも一緒に同行してくれる方も多いです。
共働きが当たり前の時代、世の中のカップルたちは忙しい中でなんとかスキマ時間を見つけて結婚式の準備をしています。
旦那が出勤しているときは自分1人で準備することも多くなりますが、装飾品などのアイテム探しのときに相談相手がいないのは結構ツライもの。
そんなとき、式場やホテルのプランナーはアイテム探しに同行はできませんが、フリープランナーの場合は一緒に同行してくれるプランナーもいるのでとても心強いですよ。
4:費用の違い
4つ目は「費用の違い」です。
式場やホテルのプランナーは会社員なので、プランナー個人に対して報酬を支払うのではなく、全体の料金に組み込まれているケースがほとんど。
また中間マージンなどもトータル費用の中に組み込まれているので、フリーランスのプランナーよりも割高になります。
一方フリーランスのプランナーの報酬は、その方の実績や開催規模によってかなりピンキリですが基本的に割安です。
ちなみに人気プランナーを指名する場合や、こだわりが多い方は追加料金がかかって割高になるケースもあります。
プロフィールなどに予算目安を掲載していることが多いので、ぜひ比較検討してみてくださいね。
5:予約の取りやすさ
式場・ホテルのプランナー
式場やホテルは1日に催行できる挙式組数があらかじめ決まっていること、また各会場には複数名のプランナーが所属しているため、プランナーの空き状況によって予約がとれるかどうか左右されることはほとんどありません。
ただしプランナーの指名は基本的にできないため、担当プランナーがどの人になるのかは、予約してみないと分からないというデメリットも。
フリープランナー
フリープランナーの場合、1人のプランナーが施行できるカップル数には限りがあります。
人気のプランナーだと1年以上前から予約が埋まってしまっているなんてことも。
特に挙式が集中する秋に挙式を予定している方、フリープランナーが少ない地域の方は、早め早めに準備を進めるように心がけましょう。
フリーランスのウェディングプランナーが結婚式をプロデュースする流れ
フリーランスのウェディングプランナーへの依頼は、次の5つのステップが一般的な流れになります。
プランナーによって得意なプランニングが異なりますので、自分のイメージ通りの結婚式ができるか、大切にしているものが同じか、フィーリングが合うかどうかなどしっかり吟味しましょう。
STEP1:相談
まずは気になるプランナーさんにコンタクトを取り、ざっくりと自分たちのやりたい結婚式のイメージを伝えます。
基本的に初回のカウンセリングは無料で行っている方が多いので気になるプランナーさんを見つけたら、積極的にコンタクトをとってみましょう。
STEP2:予約
実際に対面やオンラインでお話ししてみて、「人柄」を知った上で予約することができるのもフリープランナーの強み。
STEP3:カウンセリング
式場やホテルの場合は、打ち合わせは3回までと決められていることが多いのですが、フリープランナーの場合は無制限。
気になったことはどんどん質問するのが、素敵な結婚式を創り上げるコツ!
STEP4:準備(会場探し〜)
STEP5:結婚式本番
プロポーズされてから結婚式当日までにやることについては、こちらの記事で詳しく説明しております!
ぜひ参考にしてくださいね。
【2021年最新版】結婚式までにやることリスト&うまく準備を進めるコツ
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フリーランスのプランナーを選ぶメリット・デメリット
フリーランスのウェディングプランナーを選んだ場合のメリットとデメリットについてまとめました。
しっかり押さえておきましょう。
フリーランスプランナーを選ぶメリット
- 顧客満足度UPに最大限努力してくれる
- 提携企業の縛りが無いためプランニングの幅が広い
- 小規模・低予算のプランニングが可能
- 最初から最後まで徹底的に付き添ってくれる
フリーランスのプランナーを選ぶメリットは、新郎新婦の要望に対して全力で対応してくれる点です。
提携業者がないため、忖度なしに自分たちのイメージに合ったアイテムを一緒に探してくれます。
また、中間マージンも無いので、小規模・少人数・低予算のプランニングができるというのも嬉しいですよね。
そのためフリーランスのプランナーは、最初から最後まで徹底的に新郎新婦に付き添ってくれますよ。
フリーランスプランナーを選ぶデメリット
- 専属では無いため式場やホテルのプランニングが断られることがある
- 会場に熟知していない場合がある
- 別途費用が発生した場合は割高になる
フリーランスのプランナーは会場専属ではないため、式場やホテルの利用を断られることがあります。
さらに、会場について熟知している専属プランナーと違って、フリーランスのプランナーは初見の会場であるケースも当然でてきます。
会場側との打ち合わせが増えて、スムーズにプランニングが進まないケースも考慮しておきましょう。
また、フリーランスのプランナーは低予算で押さえることもできますが、要望の分だけ別途費用がかかる積み上げ方式です。
こだわりが強い方は逆に割高になるケースもありますので、ぜひ無理のない範囲で相談してみてくださいね。
結婚式をトータルで考える強い味方がウェディングプランナー。しっかりこだわりたいならフリーランスのプランナーが最適!
最後に、フリーランスのプランナーは新郎新婦の要望に対して、最初から最後まで細部に渡って徹底的に寄り添ってくれる強い味方です。
仮に低予算だったとしても、ありきたりな結婚式ではなくて参加者が楽しんでくれるように全力でプランニングしてくれる存在でもあります。
これから結婚式を検討している方は、ぜひまずは無料カウンセリングをしてみて、自分たちとフィーリングの合うプランナーを探してみてくださいね。
こちらの記事が、多くの新郎新婦の参考になれば幸いです。