PHOTO GALLERY
フォトギャラリー
私がプロデュースしました
Kasumi
- プランナー
レポート内容
「本物のお城」のような雰囲気を感じながらドレス✖️ドレスで撮影をしたい♪というご依頼で、ロケーションフォトを会場探しからご一緒させて頂きました。前撮りの後に、ホテルでのウェディングを控えたおふたり。当日のテーマの1つが、「美女と野獣」。それであれば、当日の前撮りも、そのテーマに・・・と会場選びが始まりました。 選んだ会場は、「ロックハート城」。イギリスから移築された、ホンモノのお城です。広い敷地は、撮影スポットが多いので、いくら時間があっても足りないくらい。雪も残るとても寒い時期ではありましたが、リラックスした自然な笑顔が溢れる1日の撮影になりました♪ おふたりとは、プランナーというキーワードでの出会いではありませんでした。だからこそ、彼女がMtFとしての転機を迎えた時の話し、現在されているメイクアップのお仕事のご活躍の事、婚礼業界へのご興味やビジネスのお話を中心に、気さくな関係を築かせて頂きました。 実際に、ご自身がLGBTQの1人である事を、初対面の私に飾らず、オープンにお話しになる彼女は自分のアクションを可視化して等身大に生きていらっしゃる、素敵な方でした。ご結婚が決まったばかりである事、ホテルでのウェディングをご契約された事など。幸せたっぷりのお話を聞かせて頂いたもの、思い出に新しいです。 🌈ここから番外編的な、それでも大切なお話・・・🌈 普段から提案する場所は、「無くならない場所」、「ホンモノ」、「(2人にとって)意味と価値の感じられる場所」を強く意識しています。そして、そのポリシーと費用は、どんなカップルさんでも変わりません。 当日を丁寧に迎え、おふたりもゲストの方も最高の1日を過ごして頂くには、ストレスの無い空気感作りが大切と考えています。その為には、関係するスタッフのキャスティングが最重要事項。どのポジションの方(今回の場合、会場、ヘアメイク、フォトグラファー)が、担当させて頂くカップルさんを理解・リスペクトしている事は、技術以上に大切な要素だとも考えています。その為には、時としておふたりのジェンダーアイデンティティをスタッフにも共有し、必要であればジェンダーに関する講習をさせて頂き、心構えと最低限の知識とマナーを知ってもらった上で、チームへ参加して頂いています。 今回、結婚式場、都内の歴史ある邸宅、ウェディング対応されているレストラン等、候補に上がったロケーションは複数ありました。 その全てに、先方の利用条件とこちらのお願いを相談した上で、双方にとって、より良き会場をご提案するのですが、今回も様々な壁がありました。そんな中、最もお城らしいお城で撮影ができた事は、大きな喜びです。 LGBTQフレンドリーという言葉を発信するのは簡単です。でもそれ以上に、その裏にある見えないお仕事を大切に育んでいます。
INFORMATION
ウェディング情報
-
- エリア
- 群馬県/水上エリア
-
- 費用相場
- 10 〜 30 万円
-
- シーズン
- 2020年 冬