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私がプロデュースしました
Kasumi
- プランナー
レポート内容
丁寧な日本語でお問い合わせを頂いたのは都内在住イギリスご出身の新郎からでした。 「イギリスらしさ溢れるガーデンでのウェディングを 新婦の家族に楽しんで頂けるものにしたい。」というご要望。 国際結婚を不安に思っているだろう新婦の家族にとって、喜んで頂ける内容にしたい。 国内外からのゲストに喜んで頂きたい。 二人のルーツを結婚式を通して表現したい。挙式こそ価値を重んじて、信仰心のある宗派のスタイルにしたい。 それぞれのルーツと家族を大切にしたいという想いが溢れるお問合せでした。 ロケーションをセレクトするにあたり、都内からのアクセスも十分考慮しながら、新婦ご出身のエリアにあるこちらの乗馬クラブをご提案させて頂きました。壮大なスケール感は、イギリスの景色を思い出させてくれ、イギリスからのゲストにとっても、新婦が育った景色を体感する事で、言語のコミュニケーションを超えて両家の距離を近づけてくれる時間になる事を願い、ご提案させて頂きました。宿泊型を取り入れる事によって、翌日以降に温泉などを巡って頂き、ご新婦様のホームタウンを、そして日本を好きになって頂けたら嬉しいという想いも強かったです。 プランニングでは、時間軸の感覚から、演出方法まで、日本とイギリスとの感覚の違いを紐解きながら、丁寧に進めました。 ・挙式に関する宗教観へのリスペクト(信仰心を重んじた司式、挙式入場の瞬間がファーストミートである重要性、ブライズメイドやグルームズメンの本来の役割) ・挙式後1時間以上の2人でのフォトセッションと、その間のゲストへのおもてなし ・お食事のメニューを通してイギリスを知っていただく事 ・司会進行はゲストでもある新郎新婦それぞれの弟さんに、日英の言語で進めて頂くこと ・ビデオグラファーとフォトグラファー、そしてフローリストさんは、ご家族でプロフェッショナルな方がいらっしゃるので、その方々とプランナーのセッションで進めること ・ファーストダンスをお披露目すること ・花嫁の手紙や引き出物など、日本らしい文化も取り入れていくこと 当日の和やかな空気感は、お2人と丁寧に育んだプランニングの時間がカタチになった瞬間でもありました。本来の目的である、家族同士が理解を深められるようなロケーションの選択から始まったプランニングの全ては、とってもシンプルで当たり前のご要望でありながら、これらのご要望を叶える為の時間軸、スタッフのキャスティング、そしてロケーション選びは、オリジナルウェディングだからできる事でした。私にとっても、とても思い出深いウェディングです。
INFORMATION
ウェディング情報
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- エリア
- 栃木県/那須高原 乗馬クラブ
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- ゲスト数
- 40〜50人
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- 会場
- アウトドア
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- スタイル
- 挙式と披露宴
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- 費用相場
- 300 〜 350 万円
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- シーズン
- 2018年 夏