「男性のマリッジブルー」結婚に対する男性特有の不安と対処法を解説
マリッジブルーとは、結婚前や結婚後の時期に不安や不満を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりすること。
マリッジブルーといえば女性がなるものというイメージがあるかもしれませんが、実は男性もマリッジブルーになる可能性がおおいにあります。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 男性のマリッジブルーついて詳しく知りたい
- 男性のマリッジブルーの原因や症状が知りたい
- マリッジブルーへの対処法が知りたい
今回はこのような方に向けて、男性のマリッジブルーについて徹底解説します。
マリッジブルーになってしまうか不安な男性や、マリッジブルーになってしまって対処法が知りたいという男性は、ぜひ参考にしてください。
男性でもマリッジブルーになるの?
マリッジブルーとは、結婚前や結婚後の時期に不安や不満を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりすること。
「結婚」が人生において大きなイベントであることは、女性も男性も同じです。
女性のイメージが強いマリッジブルーですが、実は男性もマリッジブルーになる可能性があります。
「株式会社Hakali」が2022年に直近5年以内に結婚した方におこなった調査によると、マリッジブルーを感じたことがある女性が42.3%なのに対して、男性は34.0%。
男性も約3分の1の人が、マリッジブルーを感じたことがあるということがわかります。(出典:株式会社Hakali マリッジブルー要因に男女で顕著な違い。女性の要因1位は「住む場所や仕事上の変化」。男性の要因1位は? PR TIMES)
このように、性別や年齢関係なく、結婚前や結婚後すぐに起きるのがマリッジブルーなのです。
では、男性のマリッジブルーについてさらに詳しく見ていきましょう。
男性のマリッジブルーの症状
マリッジブルーは、婚前や結婚後の時期に不安や不満を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりするのが主な症状。
これは、男性であっても女性であっても同じです。
マリッジブルーの多くは精神面に不調が現れますが、中には精神面だけでなく体調面で不調をきたすこともあります。
男性のマリッジブルーでよくある症状は、以下の通りです。
- 男性のマリッジブルーでよくある症状
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- 落ち込みやすくなる
- イライラしてしまう
- 彼女に会いたいという気持ちが薄れる
- 食欲がなくなる・過食になる
- 不眠になる
では、それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。
落ち込みやすくなる
落ち込みやすくなるのは、マリッジブルーの代表的な症状。
マリッジブルーからくる不安により、憂鬱な気持ちになってしまいます。
普段は気にならない彼女の行動まで気になってしまったり、ちょっとしたことで落ち込みやすくなってしまったりするのは、マリッジブルーからくる症状です。
イライラしてしまう
マリッジブルーの症状として、イライラしやすくなるというものもあります。
いつもは気にならないことでイライラしてしまったり、些細な出来事でイライラしてしまったりしたら、それはマリッジブルーかもしれません。
マリッジブルーによって彼女にイライラしてしまい、攻撃的になってしまうこともあります。
しかし、このイライラを彼女にぶつけるのはNG。
このあと紹介する対処法を参考に、イライラを彼女にぶつけないように気を付けましょう。
彼女に会いたいという気持ちが薄れる
彼女に会いたいという気持ちが薄くなってしまうという症状も、男性のマリッジブルーでよくある症状のひとつ。
特別な理由なく彼女に「会いたくない‥」と思ってしまったり、会うのが憂鬱だと思ってしまったら、それはマリッジブルーの症状かもしれません。
食欲がなくなる・過食になる
精神面の症状が一般的なマリッジブルーですが、食欲がなくなってしまったり、反対に過食になってしまったりと、不調が体に現れることもあります。
いつもより食欲が増えてしまったという場合や、体重が急激に減ってしまったという場合は、マリッジブルーかもしれません。
結婚すると生活が一変するため、いつも通りに戻るまでは時間を要することもあります。
不眠になる
マリッジブルーは、うつ病に近い状態であるとされています。
不安な気持ちから不眠になるというのも、マリッジブルーの症状のひとつ。
マリッジブルーによる不眠は「寝たいのに寝られない」という、身体的な症状として現れます。
不安を解消しようと、スマートフォンで調べているうちに朝になってしまうこともあるようです。
マリッジブルーになりやすいタイミング
マリッジブルーになりやすいタイミングとしては、結婚が決まってから実際に結婚するまでの時期や結婚式の準備中、結婚してすぐの時期などが挙げられます。
男性の場合は、結婚に対しての責任を感じたタイミングでマリッジブルーになる人が多いようです。
しかし、マリッジブルーになりやすいタイミングに特に決まりはありません。
中には、プロポーズを考えているタイミングからマリッジブルーになってしまったり、プロポーズが成功してすぐになってしまったりするケースもあります。
一般的には、結婚に慣れるまでや結婚を受け入れるまでの期間に起こるという方が多いようです。
男性に多いマリッジブルーの原因
結婚前や結婚後の時期に不安や不満を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりするマリッジブルーですが、なぜマリッジブルーになってしまうのでしょうか?
男性のマリッジブルーの原因としてよく挙げられるのは、以下の通りです。
- 男性のマリッジブルーの原因
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- 1人の時間がなくなることへの不安
- 金銭的なプレッシャー
- 彼女に対する不安
- 結婚式準備へのストレス
「株式会社Hakali」がおこなった調査によると、マリッジブルーの要因として1位になっているのが、女性は「結婚に伴う住む場所や仕事上の変化」でした。
これに対して、男性は「ひとりの時間が無くなること」と答えた人が1番多いという結果に。
この結果から、マリッジブルーの症状は同じであっても、男性と女性では原因が異なることがわかります。(出典:株式会社Hakali マリッジブルー要因に男女で顕著な違い。女性の要因1位は「住む場所や仕事上の変化」。男性の要因1位は? PR TIMES)
では、男性に多いマリッジブルーの原因について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1人の時間がなくなることへの不安
男性のマリッジブルーの原因として、1番多いのが「1人の時間がなくなることへの不安」。
1人の時間を大切にしたいという人にとって、結婚して同棲がはじまるということが不安に感じてしまうようです。
いくら仲が良くても、1人の時間は大切。
しかし、結婚することで1人の時間が持てなくなってしまうのではないかと、不安に駆られてしまうようです。
金銭的なプレッシャー
結婚指輪の購入・新居への引っ越し費用・新婚旅行・結婚式など、結婚にはたくさんのお金がかかります。
特に男性の場合「一家の大黒柱として家族を支えなきゃ!」と、金銭的なプレッシャーを感じやすいようです。
この金銭的なプレッシャーから、マリッジブルーになってしまうこともあります。
また、結婚することによる家計の不安が、マリッジブルーの原因になってしまうことも。
「結婚することでお金が自由に使えなくなるのではないか?」と、不安な気持ちになってしまうこともあるようです。
彼女に対する不安
彼女に対する不安を感じてしまうと、男性のマリッジブルーに繋がります。
「結婚」は、今までは他人だった2人が家族になるのですから、不安があって当然。
しかし、その不安を突き詰めすぎてしまうと、マリッジブルーになってしまうのです。
「この人と結婚しても大丈夫?」というような漠然とした不安から「貯金が少ないけど大丈夫?」というような具体的な不安まで、不安の種類はさまざま。
不安を取り除くことができれば、マリッジブルーから抜け出せるかもしれません。
結婚式準備へのストレス
結婚式を挙げる場合は、結婚式準備へのストレスもマリッジブルーの原因になります。
結婚式準備は、やらなければいけないことが多いもの。
そんな中で、彼女と意見が食い違ってしまったり、彼女のやる気についていけなかったりすることで、ストレスに繋がってしまうことがあります。
本来楽しいはずの結婚式準備ですが、結婚式準備へのストレスがマリッジブルーに繋がることもあるのです。
【お悩み別】結婚式準備中のトラブルと解決方法を徹底解説します!
マリッジブルーの対処法
男性のマリッジブルーへの対処法は、以下の通りです。
- 男性のマリッジブルーへの対処法
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- 彼女に相談する
- 第三者に相談する
- 考え方を変えてみる
では、それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
彼女に相談する
「マリッジブルーかも‥」と思ったら、まずは彼女にきちんと伝えて話し合うことが大切。
話し合いの中で不安が解消されることもあるかもしれません。
結婚に対する不安を持つ男性が、まず向き合わなければいけないのはパートナーである彼女。
素直な気持ちをぶつけ合い話し合うというのは、大切な時間になります。
第三者に相談する
マリッジブルーは、1人で抱え込まないことが大切。
彼女に相談できない場合や相談しにくい場合などは、第三者に相談するのもおすすめです。
第三者に相談すると、外からの目線で解決策を提示してくれるかもしれません。
結婚式に関する不安や悩みが原因でマリッジブルーになってしまっている場合は、セカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか。
担当プランナーやパートナー以外の第三者として、適切な意見を貰えます。
結婚式のセカンドオピニオンについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
卒花さんの実体験を交えて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【結婚式の悩みを解決】卒花さんが語る「フリープランナーのセカンドオピニオン」の魅力
考え方を変えてみる
結婚生活は夫婦2人で力を合わせて創り上げていくもの。
男性のほうが責任が大きかったり、男性のほうが頑張らなくてはいけないというわけではありません。
責任を感じすぎてしまう場合には、考え方を変えてみましょう。
ときには彼女を頼ってみたり、弱い姿を見せてしまったりしてもOK。
「強くなければ‥」や「しっかりしてなければ‥」というような考え方を変え、二人三脚で頑張っていくという考えになってみましょう。
また、男性のマリッジブルーは、等身大の自分でいられるように意識することも対処法のひとつになります。
「大黒柱でいなければいけない」や「家族を自分が守らなければいけない」というように強がるのではなく、自分のあるがままの姿を彼女にさらけ出しましょう。
まとめ
今回は、男性のマリッジブルーについて徹底解説しました。
男性でも女性でも、性別問わず結婚前や結婚後の時期に起こるマリッジブルー。
結婚生活は夫婦2人で力を合わせて創り上げていくものなので、男性だけが責任を負いすぎずに、等身大の自分でいてOKです。
「マリッジブルーになってしまった。」
「男性のマリッジブルーについて詳しく知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!