入籍したら何をする?必須の手続きとやることチェックリスト
結婚が決まって入籍の準備を進めたいけれど、何を準備したらいいのか、氏名を変更する際にどのような手続きをすればいいのか分からない方は多いのではないでしょうか。
事前に準備するものや手続きの流れについて理解しておくことで、効率よく入籍手続きを進められます。
本記事では、入籍する前・後にやることをチェックリストにまとめたうえで詳しく解説します。
入籍の手続きについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
入籍前に決めておくこと・準備するもの
入籍前に決めておくこと・準備するものは以下のとおりです。
- 入籍前の準備
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- 入籍する日を決める
- 婚姻届を入手する
- 新姓の印鑑や戸籍謄本を手配する(必要な場合のみ)
- 転出届を提出する(引越しされる方のみ)
入籍が決まったら、まずは入籍日を決めましょう。
「入籍日=結婚記念日」となるため、おふたりが付き合った記念日や結婚式当日に入籍する方もいます。
また、11月22日(いいふうふ)のように語呂が良いとされる日や、大安・一粒万倍日など縁起の良い日に入籍される方も多いです。
入籍日が決まったら
入籍日を決めた後は、婚姻届を入手しましょう。
以下の記事におしゃれな婚姻届が無料でダウンロードできるサイトを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【無料サービス10選紹介】おしゃれな婚姻届をダウンロードできるサイト10選
それから、新姓の印鑑や本籍確認のために戸籍謄本が必要な場合は、入籍日までに手配しましょう。
入籍に伴い引越しをする場合は、転出届の提出も必要です。
転出届は役所で提出できるため、引越しする前に手続きを済ませましょう。
婚姻届の準備と提出方法
入籍する際は、婚姻届の準備が必要です。婚姻届に関する情報を以下にまとめました。
- 婚姻届の準備と提出方法
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- 婚姻届を記入する際に必要なもの
- 婚姻届の証人を選ぶポイント
- 婚姻届の提出場所と提出時の注意点
それぞれの項目について詳しく紹介します。
婚姻届を記入する際に必要なもの
婚姻届を記入する際は以下のものを準備すると、スムーズに記入を進められます。
- 婚姻届を記入する際に必要なもの
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- 黒のボールペン
- 本人確認ができる身分証
- おふたりの印鑑
- 戸籍謄本
婚姻届は公的な書類のため、消えないタイプの黒のボールペンを準備しましょう。
また、婚姻届を提出する際は本人確認ができる顔写真付きの身分証が必要です。マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなどを事前に用意してください。
もし婚姻届に押印する際は、おふたりの印鑑が必要です。
現在、婚姻届への押印は任意となったため、押印しない場合は印鑑を手配する必要はありません。
戸籍謄本は、本籍地が分かるようであれば取り寄せる必要はありません。本籍地が分からないなど、必要な方のみ手配しましょう。
婚姻届の正しい書き方は、以下の記事で詳しく紹介しています。項目ごとの記入方法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【完全ガイド】婚姻届の正しい書き方と記入例を徹底解説!
婚姻届の証人を選ぶポイント
婚姻届の証人を選ぶポイントは以下のとおりです。
- 婚姻届の証人を選ぶポイント
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- おふたりがこれまでお世話になった方
- 今後も見守ってほしいと思う方
- 結婚を祝福してくれる方
婚姻届の証人は、成人(18歳以上)であれば誰を選んでも問題ありません。
これまでお世話になった両親や友人など、今後も温かく見守ってほしいと思う方に証人を依頼するのがおすすめです。
以下の記事では、婚姻届の証人を依頼する方法やマナー・注意点について詳しく紹介しています。
どなたに証人を依頼しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
婚姻届の証人はどう選ぶ?友人・家族・職場でのおすすめ証人候補と注意点
婚姻届の提出場所と提出時の注意点
婚姻届の提出場所は、おふたりが住んでいる市区町村の役所や本籍地です。
婚姻届の提出時に同居していない場合は、おふたりが住んでいるどちらかの市区町村の区役所もしくは本籍地に提出できます。
婚姻届には、同居していない旨を記載する必要があるためご注意ください。
それから、役所の方がいない時間帯(深夜帯や土日祝)に婚姻届を提出した場合、記入した内容が間違っていると後日役所に出向く必要があります。
入籍後に必要な手続き
婚姻届を提出し無事に入籍できたら、以下の手続きをおこないましょう。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 婚姻届受理証明書の取得
- 住民票変更の手続き
- マイナンバーカードや運転免許証などの氏名変更手続き
婚姻届を提出したあと、戸籍が作られるまで1週間程度かかります。
住民票やマイナンバーカードなどの変更手続きをすぐに行う場合は、婚姻届受理証明書を取得するのがおすすめです。
婚姻届受理証明書を取得できたら、住民票やマイナンバーカードなどの変更手続きをおこないます。
運転免許証の変更は、警察署での手続きとなりますのでご注意ください。
マイナンバーカードや運転免許証を変更したあとは、銀行口座やクレジットカードの変更手続きをおこないましょう。
銀行口座は窓口、クレジットカードはWEBや郵送にて手続きをおこなえます。
住所変更やマイナンバーカード・運転免許証などの氏名変更は、入籍してから2週間以内におこなうべき必須手続きです。
その他の手続きは、任意手続きとして2週間以降でも問題ありませんが変更し忘れてしまう可能性もあります。
入籍したあとは、早めに変更手続きを済ませておくことがおすすめです。
健康保険・年金・税金に関する手続き
入籍後に勤め先を退職、もしくは働き方が変更(正社員からパート・アルバイト)になる場合は、以下の健康保険・年金・税金の手続きをおこないましょう。
- 健康保険・年金・税金に関する手続き
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- 健康保険の扶養手続き
- 配偶者控除の手続き
- 年金の氏名変更手続き
入籍後に退職した場合、年収が130万円未満であれば夫の扶養に加入できます。
扶養に加入する際は、夫側の職場での手続きが必要なため、申請書類などを確認しましょう。
また、年収が103万円以下の場合は配偶者控除を受けられます。
配偶者控除の申請は、年末調整や確定申告の際におこないます。
それから年金の氏名変更手続きは、マイナンバーカードと基礎年金番号が結びついていれば届け出は不要です。
結びつきの状況は、年金事務所や日本年金機構のホームページで確認できます。
※2024年11月現在の情報です。最新の情報については、国税庁や自治体のサイトなどをご確認ください。
氏名や住所変更が必要なその他の手続き
氏名や住所が変わった場合は、勤め先や契約しているサービスの変更手続きが必要です。
変更が必要な手続きの種類について、以下の表にまとめましたのでぜひ参考にしてください。
その他の手続き
勤め先での手続き |
・氏名や住所の変更届 ・給料振込口座の変更届 ・名刺・メールアドレス |
その他の変更手続き |
・携帯電話の名義変更 ・水道光熱費の名義変更 ・生命保険の名義変更 ・診察券の名義変更 ・通販サイトの氏名や住所変更 ・ポイントカードの氏名や住所変更 ・国家資格や公的資格の名義変更 |
勤め先での手続き
勤め先での変更手続きは、総務部もしくは人事部が対応してくれます。
企業によって必要な書類などが異なるため、早めにチェックしましょう。
また、戸籍上の氏名が変更になった場合でも、旧姓をそのまま使用できる職場もあります。
旧姓のままで働きたい場合は、担当部署の上司や総務部に確認してください。
その他の手続き
その他の変更手続きでは、携帯電話や水道光熱費の名義変更などがあります。
結婚に伴い引越しをする際は、住所変更と併せて名義変更をおこないましょう。
それから、国家資格や公的資格を持っている場合も名義変更が必要です。
ただし、資格によっては旧姓のままでも利用できる場合があります。
※詳しくは、各資格を取り扱っている団体や行政機関のホームページをご確認ください。
まとめ
今回は入籍前・後にやるべき手続きについてご紹介しました。
入籍前と後でどのような手続きをやるべきなのか分からない方は、今回ご紹介したチェックリストを参考に手続きをおこなってくださいね。
「入籍する際にやるべき手続きは?」
「婚姻届の準備や提出方法が知りたい!」
という方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
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