1.5次会のご祝儀はどうする?ゲストが知っておきたいマナーと注意点
「1.5次会」は、近年注目されている結婚式のスタイル。
通常の結婚式と結婚式の二次会の間に位置する1.5次会ですが、ご祝儀はどうすれば良いのでしょうか。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 1.5次会のご祝儀に悩んでいる
- 1.5次会のご祝儀に関するマナーが知りたい
- 1.5次会のご祝儀に関する注意点が知りたい
今回はこのような方に向けて、1.5次会のご祝儀について、招待されたゲストが知っておきたいマナーや注意点を解説します。
1.5次会に招待されているという方は、ぜひ参考にしてください。
1.5次会とは?
1.5次会とは、挙式+披露宴という通常の結婚式と結婚式の二次会の間に位置する、フォーマルすぎずカジュアルすぎない結婚式のスタイルのこと。
結婚式と二次会の間という理由から、1.5次会と呼ばれるようになりました。
そのため、日頃お世話になっている人やこれまでお世話になった人に感謝の気持ちを伝えたいけれど、堅苦しくない結婚式にしたいというカップルに人気を集めています。
1.5次会にご祝儀は必要?
1.5次会は、通常の結婚式と結婚式の二次会の間に位置する結婚式のスタイルです。
通常の結婚式は、ゲストがご祝儀を持って出席する「ご祝儀制」でおこなわれることが多く、結婚式の二次会は、ゲストが決められた会費を持って出席する「会費制」でおこなわれることが多くあります。
そのため、通常の結婚式と結婚式の二次会の間に位置する1.5次会に招待されたら、ご祝儀は必要なのか悩んでしまうという方も多いはず。
ご祝儀が必要かどうかは、出席する1.5次会がご祝儀制なのか会費制なのかによって異なります。
では、ご祝儀制と会費制の違いや、ご祝儀が必要かどうかを確認する方法について、詳しく見ていきましょう。
ご祝儀制と会費制の違い
ご祝儀制の1.5次会とは、通常の結婚式のように、ゲストがご祝儀を持って出席する1.5次会のこと。
ご祝儀はお祝いの気持ちを表すため、金額が決められてないことが多く、通常の結婚式のようにフォーマル寄りの雰囲気でおこなわれることが多いです。
会費制の1.5次会では、ゲストは新郎新婦によってあらかじめ決められた会費を用意し、会費を受付に支払って出席します。
会費制の場合は、会費の金額があらかじめ決められていることや、どちらかというと二次会のようなカジュアルな雰囲気でおこなわれることが特徴です。
基本的には、会費制の1.5次会に出席する場合は、ご祝儀は不要。
ですが、ご祝儀制の1.5次会に出席する場合は、ご祝儀が必要になります。
ご祝儀が必要かどうかを確認する方法
招待された1.5次会が、ご祝儀制か会費制かが知りたい場合は、送られてきた招待状に記載されているので確認してみましょう。
会費制の場合は招待状に会費の記載がありますが、ご祝儀制の場合はお金についてはなにも記載がないのが基本。
お金についての記載がない場合は、通常の結婚式と同じように、ご祝儀を持って出席しましょう。
招待状がない場合には、開催を知らせる連絡の中に記載があります。
ご祝儀制か会費制かは、1.5次会に招待された際には、必ずチェックしておきましょう。
1.5次会のご祝儀の相場
1.5次会のご祝儀の相場は、基本的に通常の結婚式と同じです。
一般的にご祝儀の相場は3万円ですが、その人との関係性や年齢などによって上下します。
新郎新婦との関係性が友人や会社の同僚の場合は、3万円が相場。
部下の結婚式など、新郎新婦よりも自分の年齢が上の場合には、3〜5万円が相場となります。
新郎新婦が兄弟や姉妹など近い存在の場合は、5〜10万円が相場。
今までお世話になった学校の先生や部活のコーチなどの1.5次会に招待された場合は、3〜5万円が相場といわれており、これまでの感謝の気持ちも添えて少し多めに包むという方も多いようです。
1.5次会だからといって、ご祝儀の額を減らすのはマナー的にNG。
1.5次会であってもご祝儀制の場合は、お祝いの気持ちを込めて、通常の結婚式と同じ額を包むようにしましょう。
1.5次会のご祝儀に関するマナーと注意点
1.5次会のご祝儀に関するマナーは、以下の通りです。
- 1.5次会のご祝儀に関するマナー
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- 新郎新婦との関係性や年齢に合わせた額を用意する
- 偶数と9を避け、キリの良い金額にする
- 基本的なマナーは結婚式と同じ
では、1.5次会のご祝儀に関するマナーを詳しく見ていきましょう。
新郎新婦との関係性や年齢に合わせた額を用意する
1.5次会のご祝儀では、新郎新婦との関係性や年齢に合わせた額を、ご祝儀として用意します。
1.5次会だからといって、金額を下げる必要はありません。
偶数と9を避け、キリの良い金額にする
奇数は割り切れない数字なので「割り切れない=別れない」という意味があります。
結婚式に置いて、偶数は「割り切れる=別れる」というイメージを持ってしまうため、縁起が悪いとされています。
また「9=苦」をイメージすることから、9は奇数であっても避けたほうがいい数字。
ご祝儀は、3万円・5万円・7万円・10万円というように、偶数と9を避け、できるだけキリの良い金額にしましょう。
基本的なマナーは結婚式と同じ
1.5次会のご祝儀マナーは、通常の結婚式と基本的に同じ。
1.5次会だからといって、何かを変える必要はありません。
マナーに悩んだ場合は、通常の結婚式のご祝儀マナーを参考にしましょう。
結婚式のご祝儀マナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
【徹底解説】結婚式のご祝儀は関係性で決まる!相場や基本マナーを紹介
1.5次会のご祝儀に関する注意点
1.5次会に出席する場合は、会費制であってもご祝儀を渡したいという方もいるでしょう。
会費制であってもご祝儀を渡したいというときの注意点は、以下の通りです。
- 1.5次会のご祝儀に関する注意点
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- 相手に気を使わせない金額にする
- 結婚式とは別の日に渡す
では、会費制であってもご祝儀を渡したいというときの注意点について、詳しく見ていきましょう。
相手に気を使わせない金額にする
会費以上にお祝いの気持ちを表したい場合や、自分の結婚式に出席してもらったから会費より多い額を渡したい場合は、会費にプラスしてご祝儀を渡したくなることもあるでしょう。
会費にプラスしてご祝儀を渡したい場合は、ご祝儀制と同様の額のご祝儀を渡すのではなく、相手に気を使わせない金額にすることが大切です。
例えば、会費の2分の1の金額にしたり、自身の結婚式でいただいたご祝儀の額から会費の額を引いた金額を渡したりするのがおすすめ。
大きな金額を渡してしまうと、相手に気を使わせてしまいます。
結婚式とは別の日に渡す
会費とは別にご祝儀を渡したいときは、基本的に結婚式とは別の日に、新郎新婦に直接渡すようにしましょう。
結婚式当日の新郎新婦は忙しく、ご祝儀を渡す暇がありません。
そのため、会費とは別にご祝儀を渡したいときは、結婚式とは別の日に新郎新婦に直接渡すのがマナーとされています。
まとめ
今回は、1.5次会のご祝儀について、招待されたゲストが知っておきたいマナーや注意点を解説しました。
1.5次会にはご祝儀制と会費制があり、ご祝儀制の場合はご祝儀の用意が必要。
マナーを守り、1.5次会のご祝儀を用意しましょう。
「1.5次会のご祝儀について詳しく知りたい。」
「1.5次会のご祝儀の額について悩んでいる。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!