【元プランナー監修】「引き出物宅配」に持ち込み料がかからない理由

引き出物宅配とは、引き出物を後日ゲストの家に宅配するスタイルのサービスのこと。
引き出物宅配は持ち込み料がかからないため、近年注目を集めています。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 引き出物宅配を使いたい
- 引き出物宅配に持ち込み料がかからない理由が知りたい
- 引き出物宅配で持ち込み料を求められたときの対処法が知りたい
今回はこのような方に向けて、引き出物宅配に持ち込み料がかからない理由と、持ち込み料を求められた時の対処法を紹介します。
引き出物宅配を利用したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
引き出物宅配サービスとは

引き出物宅配とは、引き出物を後日ゲストの家に宅配するスタイルのサービスのことをいいます。
そもそも引き出物とは、結婚式に参列してくれたゲストに、新郎新婦から感謝の気持ちをこめて渡す品のこと。
いただいたご祝儀に対してお返しする、という意味合いも含まれています。
結婚式の引き出物は、結婚式当日にゲストが式場から家に持って帰るのが一般的。
披露宴会場に大きな紙袋に入った引き出物が置いてあり、ゲストはその引き出物を持ち帰ります。
この引き出物を、後日ゲストの家に宅配するスタイルにしたのが引き出物宅配。
引き出物宅配は、新郎新婦とってもゲストにとってもたくさんのメリットがあるため、採用する人が増えています。
引き出物宅配のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

「引き出物宅配」のメリット・デメリット!通常の引き出物とどっちが良い?
引き出物宅配とは、引き出物を後日ゲストの家に宅配するスタイルのサービスのこと。さまざまなメリットがあることから、採用する人が増えています。今回はこのような方に向けて、引き出物宅配のメリット・デメリット
この引き出物宅配に関する業務を、一手に引き受けてくれるのが「引き出物宅配サービス」。
引き出物宅配サービスを利用すると、誰でも簡単に引き出物宅配の手配ができます。
引き出物宅配サービスについては、こちらの記事でサービスの比較をしています。
どのサービスを利用するか悩んでしまう場合には、ぜひ参考にしてください。

【2023年最新7選】「引き出物宅配」おすすめサービス比較
引き出物宅配とは、引き出物を後日ゲストの家に宅配するスタイルのサービスのこと。引き出物宅配に関する業務を一手に引き受けてくれる「引き出物宅配サービス」を利用すると、誰でも簡単に引き出物宅配の手配ができ
引き出物の持ち込み料とは

自分たちで用意したアイテムを結婚式で使用することを「持ち込み」といいます。
持ち込みをするときに、式場に支払わなければいけないのが「持ち込み料」。
どんなものを持ち込む場合でも、多くの場合持ち込み料がかかります。
引き出物も、式場提携の業者で依頼せずに外部の業者に依頼すると、持ち込みという扱いになります。
したがって、引き出物を持ち込む場合も持ち込み料がかかるのが基本です。
「引き出物宅配」の持ち込み料がかからない理由

引き出物にも、基本的には持ち込み料がかかると説明してきました。
しかし、近年人気が高まっている「引き出物宅配」なら、基本的には持ち込み料がかかりません。
では、なぜ引き出物宅配には持ち込み料がかからないのか、詳しく見ていきましょう。
そもそも持ち込み料とは
そもそも引き出物にかかる持ち込み料とは、持ち込んだ引き出物を会場で保管してもらう際にかかる手数料のこと。
基本的には、会場側の利益確保のために持ち込み料が存在します。
目的は「利益や売上」のためですが、建前は「管理・設置などにかかる費用(手間賃)」。
式場側に「なぜ引き出物に持ち込み料がかかるのですか?」と質問すると、管理や保険料のためであると説明されることがほとんどです。
引き出物宅配に持ち込み料がかからない理由
引き出物宅配の場合、引き出物はゲストの自宅に直接送ることになります。
式場には、引き出物を持ち込みません。
そのため、会場側は引き出物を管理する必要がなくなるため、「管理費や保険料」の必要がなくなります。
したがって、引き出物宅配を利用すると、持ち込み料がかからないのです。
引き出物宅配はとってもお得
引き出物宅配は、持ち込み料をかけずに好きな引き出物を選ぶことができます。
式場提携の業者で引き出物を注文すると、全体的に高額になってしまうもの。
引き出物宅配なら、式場提携の業者で依頼するのと同じクオリティのものを、お得に購入できることが魅力です。
また、式場提携の業者に依頼せずに好きなものを引き出物に選ぶと、持ち込み料がかかってしまいます。
引き出物宅配なら、先程も紹介したように持ち込み料がかからないため、持ち込み料の節約も可能。
また、ゲストが持ち帰るための紙袋代もかからないので、大幅な節約になります。
お得にクオリティの高い引き出物を用意したいという方は、引き出物宅配がおすすめ。
式場提携の業者に依頼するよりも、大幅な節約になります。
引き出物宅配で持ち込み料を求められたときの対処法

引き出物宅配でも、持ち込み料を求められる場合があります。
持ち込み料を求められたら、まずは「なぜ持ち込み料がかかるのか」を確認しましょう。
持ち込み料がかかる理由が「保管料や管理費」である場合は、引き出物宅配は式場側に保管してもらうものではないので、しっかりと説明すればOK。
「ゲストの自宅に引き出物を直接配送するので、持ち込み料は不要ではないでしょうか?」というように、しっかり確認を取りましょう。
持ち込み料がかかる理由が、保管料や管理費以外の場合もあります。
例えば、提携外を使う場合は持ち込み料がかかるといわれてしまったり、案内カードなどの設置料がかかるといわれてしまったりするかもしれません。
このような場合は、これから紹介する交渉術を参考に、なるべく持ち込み料がかからないように交渉してみましょう。
交渉のタイミング
引き出物宅配を利用したい場合、交渉のタイミングとしては契約前がベスト。
式場側に引き出物に関するルールや決まりがないかなど、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
契約前であれば「引き出物宅配に持ち込み料がかからないのであれば、この式場に決定したい!」というように交渉するのもOK。
交渉術
交渉のタイミングは契約前がベストだと説明しましたが、契約後に交渉したいという場合もあるでしょう。
契約後に引き出物宅配の持ち込み料の交渉をする場合は、会場側のメリットを伝えながら交渉するのがおすすめです。
例えば「引き出物宅配を利用する代わりに料理のグレードアップを考えている」など、式場側にもメリットがある交換条件を提示します。
そうすることで、式場側も引き出物宅配の持ち込みを受け入れやすくなるのです。
この他にも「ゲストのために、予算内で引き出物の中身を少しでもランクアップしたい」と、ゲストのためにという理由をはっきり伝えてみるのもおすすめ。
式場としても、ゲストに満足してもらうことは嬉しいことなのです。
案内カードの設置に持ち込み料がかかる場合
引き出物が宅配であることをゲストに伝える「案内カード」の設置に、持ち込み料がかかるといわれる場合もあります。
この場合は、受付で席次表と一緒に渡したり、最後にプチギフトと一緒に渡したりすることで、持ち込み料がなくなるかもしれません。
案内カードの設置に持ち込み料がかかるといわれたら、設置場所や渡すタイミングを工夫してみましょう。
また、司会者に案内のアナウンスをしてもらうというのもひとつの手。
どうすれば持ち込み料をかけずに対処できるかを、プランナーと相談しながら考えましょう。
式場提携の引き出物に割引がある場合
式場提携の業者に引き出物を依頼すると割引がある場合は、提携業者に依頼した場合と引き出物宅配を利用した場合でどちらがお得かをしっかり計算しましょう。
メインギフトにのみ割引が適用される場合は、割引が利く分の引き出物は提携業者に頼み、残りを引き出物宅配にするのがおすすめ。
そうすることで、よりお得に引き出物が購入できます。
まとめ

今回は、引き出物宅配に持ち込み料がかからない理由と、持ち込み料を求められた時の対処法を紹介しました。
持ち込み料がかかるといわれたり、式場側が引き出物宅配の利用に後ろ向きだったりする場合でも、おふたりの想いを伝えればプランナーさんもわかってくれるはず。
引き出物宅配で、理想の引き出物を叶えましょう。
「引出物宅配を利用したい。」
「引出物宅配の持ち込み料について詳しく知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!