【結婚式のお金事情】費用相場を項目別に詳しく解説します!

プロポーズされて結婚が決まり、次は結婚式。
結婚式を挙げたいと考えているカップルにとって、まず気になる問題はお金のことではないでしょうか。
「どのくらいのお金を用意しておけばいいの?」
「ご祝儀ってどのくらい貰えるものなの?」
「実際の負担額はどれくらいなの?」
「費用の内訳が知りたい。」
大きなお金が動く結婚式。
お金についての疑問や不安を解消し、一生に一度の結婚式を成功させましょう。
今回は、【結婚式にかかる費用】について詳しく紹介します。
ご祝儀や両親からの援助を見込んだ【実際の負担額】も紹介するので、結婚式を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2020(全国推計値)」および「新婚生活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)」によるものです
結婚式にかかる費用の総額とその内訳を解説

料理・お花・ドレス・引き出物など、結婚式にはさまざまなお金がかかります。
これらすべてを合計したものが【結婚式にかかる費用の総額】です。
ここからは、結婚式にかかる費用の総額とその内訳を詳しく紹介します。
結婚式にかかる費用の総額の平均はおよそ360万円
結婚式にかかる費用の総額の平均は、およそ360万円。
これは平均額なので、もちろん金額は人それぞれです。
結婚式は、挙式から披露宴という流れで行うのが一般的。
360万円は、挙式+披露宴の平均総額ということになります。
この総額の360万円の内、大きなシェアを占めるのが披露宴の料理の代金です。
料理の代金は、ゲストが1人増えるごとに1人分追加されます。
したがって、結婚式にかかる費用の総額も、招待するゲストの人数によって大きく変わります。
360万円は平均の総額なので、人数や内容によって前後することは頭に入れておきましょう。
項目別に費用の内訳を紹介

では、結婚式にかかる費用の総額の平均360万円は、どのような内訳になるのでしょうか。
ここでは、【結婚式】と【衣装や写真】の2種類に分け、主な内訳を解説します。
結婚式
結婚式にかかる費用は、招待するゲストの人数によって異なります。
ゲスト1人当たりの金額も紹介するので、招待するゲストの人数に合わせて計算してみましょう。
料理
料理にかかる費用の平均は、1人当たり15,000円。
計算方法は【15,000円×招待するゲストの人数+新郎新婦】となります。
忘れがちですが、料理の代金は新郎新婦2人分も必要です。
新郎新婦2人分の代金も、忘れずに計算に含めるようにしましょう。
ドリンク
ドリンクにかかる費用の平均は、1人当たり4,500円。
計算方法は【4,500円×招待するゲストの人数+新郎新婦】となります。
こちらも、新郎新婦2人分の代金がかかることを頭に入れておきましょう。
結婚式でドリンクは飲み放題が基本です。
飲み放題で選べるドリンクの種類によって、値段が変わります。
引き出物
引き出物にかかる費用の平均は、1人当たり7,000円。
引き出物は、引き出物+引き菓子+縁起物の3点セットが基本ですが、地域によっても特色があり、品数も金額も贈る品も異なります。
引き出物・引き菓子・縁起物、それぞれの内訳は以下の通りです。
- 引き出物…5,000円(ご祝儀の10%)
- 引き菓子…1,000円
- 縁起物…1,000円
引き出物は、頂いたご祝儀の10%が良いとされています。
頂くご祝儀の金額を想定し、それに見合った金額の引き出物を用意しましょう。
また、引き出物の数に関しての注意点として、例えばご夫婦で1つのご祝儀の場合は夫婦に1つの引出物の用意で問題ありません。
料理やドリンクと違って全ての人数分用意するという訳ではないことを確認しましょう!
プチギフト
プチギフトにかかる費用の平均は、1人当たり200~300円。
計算方法は【200~300円×招待するゲストの人数】となります。
プチギフトとは、お開きの際にゲスト1人1人に新郎新婦が感謝の気持ちを込めて手渡す、ささやかなギフトのこと。
値段ではなく気持ちを込めて、ふたりらしいものを選ぶカップルが多いようです。
装花
装花にかかる費用の平均は、およそ18万円。
この中には、以下のようなさまざまな装花がすべて含まれています。
- メインテーブル装花
- ゲストテーブル装花
- ウェディングケーキ装花
- 受付装花
- 挙式会場装花
中には受付装花をしなかったり、ウェディングケーキ装花をしなかったり、挙式会場装花を造花にして節約するカップルもいます。
予算に合わせて装花の内容を変更することで、節約できるポイントでもあります。
衣装や写真
衣装や写真は、ゲストの人数関係なくかかる代金。
家族婚でも、少人数婚でも、大きな結婚式でも、相場は変わらないと考えてよいでしょう。
写真
結婚式で写真にかかる費用の相場は、15~30万円。
15~30万円と幅があるのは、アルバム作成の有無、アルバムの内容、貰うデータの数、カメラマンの人数などによって金額が大きく異なるからです。
ドレス
新婦の衣装であるドレスにかかる費用の相場は、およそ48万円。
披露宴の途中で1回お色直しをする方が多いため、48万円は2着分の相場ということになります。
衣装の金額はドレスを選ぶかあるいは和装も取り入れるかなど、またレンタルかオーダーかなどでも大きく変わる部分になります。
総費用のうち衣装の占める費用はかなり大きいので、事前にしっかりとこだわる部分を確認しておくことが大切です。
タキシード
新郎の衣装であるタキシードにかかる費用の相場は、およそ17万円。
披露宴の途中で新婦がお色直しをするときに、全身のタキシードを着替える方もいれば、シャツやベスト、チーフなどを変えるだけという方もいます。
ブーケ・ブートニア
ブーケとブートニアにかかる費用の相場は、およそ5万円。
お色直しの際に、ブーケとブートニアを変えるという新郎新婦も多くいらっしゃいます。
実際に負担する金額はいくら?

結婚式にかかる費用の総額の平均は、およそ360万円と紹介しましたが、実際におふたりが負担する金額はこれよりも安くなります。
【360万-ゲストからのご祝儀の総額-両家からの援助】
これが、実際におふたりが負担する金額。
では、ゲストからのご祝儀と両家からの援助はどのくらい貰えるのか、相場を見ていきましょう。
ゲストから貰うご祝儀の金額
ご祝儀の金額は、ゲストと新郎新婦との関係によって異なります。
ご祝儀の平均は、以下の通りです。
- 友人・同僚…3万円
- 上司…3~5万円
- 恩師…3~5万円
- 親族…5~10万円
この金額にそれぞれの人数を掛ければ、およそのご祝儀の金額が分かります。
しかし、ご夫婦で招待している場合や、家族で招待している場合、子連れの場合は、家族で1つのご祝儀が一般的。
それを考慮すると、ゲスト1人当たり3万円が平均の金額になります。
しかし、遠方のゲストを招待する場合、お車代を用意しなければいけません。
遠方から参列するゲストが多いときは、お車代とご祝儀で相殺されてしまうこともあるので事前に計算する際は気を付けましょう。
両家からの援助
両家からの援助額の平均は192万円。
おふたり自身の考え方や親の意向などにもよりますが、援助を受ける場合はそれぞれ100万円ずつくらいの金額になる場合が多いようです。
しかし、援助を受け取らないという選択をするカップルもまた多くいます。
援助の有無は、おふたりと両家の親と共に考えましょう。
援助を受け取るときは、ありがたく受け取り、有意義に使いましょう。
負担する金額の平均は〇〇万円
【総額の平均360万-ゲストからのご祝儀の総額-両家からの援助】
これが、実際におふたりが負担する金額。
ゲストの人数の平均が70人なので、ご祝儀の総額は【70人×3万円】。
両家からの援助額の平均は192万円なので、これをすべて結婚式費用に充てるとして考えます。
そうすると、【360万円-210万円-192万円=-42万円】となり、実際に負担する金額はゼロということに。
両家からの援助がない場合は、【360万円-210万円=150万円】となります。
結婚式は大きなお金が動く一大イベントですが、ふたりのお財布から出ていくお金ばかりではありません。
計算してみると、自己負担額は案外少なく感じるのではないでしょうか。
結婚式にかかる費用の総額と自己負担額は異なるので、自己負担額が知りたいときは、ゲストの数に合わせて計算してみましょう。
また、結婚式にかかる費用の総額や両家からの援助額は、地域によっても特色があります。
自分たちの地域はどのくらいなのか、地域別に調べてみるのもおすすめです。
費用は結婚式のスタイルによってさまざま!おすすめの結婚式を紹介

今回は、【結婚式にかかる費用】について詳しく紹介しました。
費用は結婚式のスタイルによって異なります。
費用について悩んだときは、プランナーさんと相談しながら、素敵な結婚式を創り上げましょう。
お得に結婚式を挙げたい方におすすめなのが、フリーランスのウェディングプランナー。
フリーランスのプランナーは自由度が高く、こだわるところにはこだわり、不必要なものはプランから省く、というようにメリハリのあるプランを創り上げることが可能です。
フリーランスのプランナーに頼んだ場合の費用について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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