結婚式の引き出物宅配は失礼?採用する前に必ず確認しておきたいポイント
近年、さまざまなメリットがあることから、引き出物宅配を採用するカップルが増えています。
引出物宅配はまだまだ新しい引き出物の形なので、失礼にならないようにポイントやマナーを押さえることが大切です。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 引き出物宅配が失礼にならないか不安
- 引き出物を採用したいけれど、ゲストが使いこなせるか不安
- 引き出物を使うと反対されそうでためらっている
今回はこのように引き出物宅配が失礼にあたるかどうか悩んでいる方に向けて、引き出物宅配を採用する際のポイントやマナーを解説します。
引き出物宅配に対するアンケート結果も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【独自アンケート】98.8%の引き出物宅配は失礼ではないと回答
今回ブラプラでは、Twitterで「引き出物宅配は失礼だと思いますか?」というアンケートを実施しました。
では早速、アンケート結果をチェックしていきましょう。
【質問】引き出物宅配は失礼だと思いますか?
「引き出物宅配は失礼だと思いますか?」というアンケートの結果は、以下の通りになりました。
- 引き出物宅配は失礼だと思いますか?
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- 失礼だと思わない:98.8%
- 失礼だと思う:1.2%
アンケートの結果、98.8%が「失礼だと思わない」という回答でした。
この結果を見ると、引出物宅配を利用したことがあるほとんどの人が失礼だと思っていないことがわかります。
「引き出物宅配は失礼ではないのか?」と心配している方も、この結果を見ると安心できるでしょう。
しかし、少数派ではありますが失礼だと思う人もいることがわかりました。
失礼だと思う人がいるからには、失礼だと思われないような対処が必要です。
引き出物宅配が失礼にならないために確認しておきたいポイントは、この記事の最後に紹介するので、ぜひチェックしてください。
引き出物宅配が好意的に受け入れられる理由
先程紹介したアンケートの結果では、98.8%が「引き出物宅配は失礼だと思わない」という結果でした。
では、なぜ引き出物宅配は好意的に受け入れられるのでしょうか。
引き出物宅配がゲストに好意的に受け入れられる理由は、ゲストにとってのメリットがたくさんあるから。
従来の引き出物で起こるデメリットを、引き出物宅配なら払拭することができるのです。
引き出物宅配で、ゲストが感じるメリットは以下の通りです。
- ゲスト側のメリット
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- 帰りがラク
- 郵送する必要がない
- 忘れる心配がない
- 取り違えが起こりにくい
では、このメリットをひとつずつ見ていきましょう。
帰りがラク
帰りがラクということは、ゲストにとって最大のメリット。
従来の引き出物の場合、大きな紙袋に入った引き出物を、式場から自宅まで持ち帰る必要がありました。
引き出物を持ち帰ることは、高齢のゲストや遠方から出席しているゲストにとって、大きな負担となります。
引き出物宅配の場合、引き出物は後日自宅に宅配されるため、結婚式当日は持ち帰るものがほとんどありません。
持ち帰るとしても、席札や席次表、プチギフトに加えて、引き出物宅配の案内カードのみ。
郵送する必要がない
遠方から出席しているゲストの中には、結婚式当日は宿泊して翌日は観光をして帰る人も多くいます。
引き出物は観光などの邪魔になり、スーツケースにも入らないため、ホテルから郵送する人が多かったのです。
引き出物宅配は、そもそも引き出物が自宅に郵送されるため、ゲスト自ら引き出物を郵送する必要はありません。
郵送する手間や郵送料がかからないので、ゲストにとって引き出物宅配は嬉しいシステムだといえるでしょう。
忘れる心配がない
結婚式は、お酒を飲んで楽しむもの。
ついつい飲みすぎてしまい、帰るころには酔っぱらってしまうゲストもいます。
酔っぱらったゲストにありがちなのが、引き出物の忘れ物。
特に、結婚式の後に二次会や三次会と続けて参加するゲストは、引き出物の存在を忘れてしまうことがあります。
引き出物宅配なら、持ち帰るのは案内カードだけ。
従来の引き出物のように、紙袋を持ち帰る必要がないので、忘れる心配がありません。
忘れる心配がないことも、ゲストにとってのメリットのひとつです。
取り違えが起こりにくい
従来の引き出物は、大きな紙袋に入って披露宴会場の1人1人の席に置いておき、それをゲストが各自持ち帰るというシステム。
このとき、すべてのゲストが同じ大きさで同じデザインの紙袋を持ち帰ります。
そのため、お手洗いに行ったり、二次会に参加したりしているうちに、どれが誰の引き出物かわからなくなってしまうことがありました。
引き出物は全員同じ中身というわけではなく、新郎新婦との関係性によって中身が異なるのが基本(贈り分け)。
そのため、どの引き出物を誰が持ち帰っても良いというわけではありません。
引き出物の取り違えは、ゲストはもちろんのこと新郎新婦にとっても悲しいトラブルなのです。
従来の引き出物システムだと頻繁に起きていた取り違えですが、引き出物宅配の場合は取り違えが起こりにくいことがメリット。
「自分の引き出物はどれだっけ?」という心配をせずに、結婚式やその後の二次会を楽しむことができます。
引き出物宅配が失礼にならないために確認したいポイント
引き出物宅配が失礼にならないために、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 確認したいポイント
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- しっかりとアナウンスする(司会者・案内カードなど)
- 配慮が必要なゲストには事前に伝えておく
- 品物は全員統一するのではなく贈り分けする
引き出物宅配は、まだまだ新しい引き出物の形。
引き出物宅配を利用しても失礼にならないために、上記の3つのポイントに気を付けましょう。
しっかりとアナウンスする(司会者・案内カードなど)
引き出物宅配の場合、結婚式当日に引き出物が宅配であることをしっかりとアナウンスすることが大切。
「引き出物=結婚式当日にもらえるもの」という認識の人も多くいるため、アナウンスしておかなければ「失礼だ‥」と思われてしまう原因にもなります。
アナウンスする方法としては、ゲスト1人1人のテーブルに引出物が宅配であることを伝える案内カードを設置することが挙げられます。
これにプラスして、司会者からもアナウンスしてもらうと安心です。
配慮が必要なゲストには事前に伝えておく
親戚や上司、高齢のゲストなど、引き出物宅配になじみがないと思われるゲストには、事前に伝えておくのがおすすめ。
事前に引き出物が宅配であることを伝えると、披露宴会場に引き出物が置かれていなくても驚きません。
「引き出物はご自宅に宅配するため、結婚式当日の持ち帰りは不要です。」などと伝えるだけで、引き出物宅配になじみがないゲストも安心できるでしょう。
最低限押さえておきたい!結婚式引き出物のマナー7つを紹介
品物は全員統一するのではなく贈り分けする
引き出物の相場は、いただいた(いただけるであろう)ご祝儀の10分の1の金額(メインギフト)が目安。
そのため、引き出物の中身はゲストによって変える(贈り分け)のが基本です。
ご祝儀の額に対して引き出物が見合っていないと、ゲストに対して失礼にあたります。
引き出物宅配であっても、いただいた(いただけるであろう)ご祝儀の金額に合わせて、引き出物を贈りましょう。
想定よりも多くのご祝儀をいただいて、用意した引き出物がご祝儀の額に見合わないと感じたときは、後日お礼の品を贈ります。
まとめ
今回は、引き出物宅配が失礼にあたるかどうか悩んでいる方に向けて、引き出物宅配を採用する際のポイントやマナーを解説しました。
押さえるべきポイントやマナーを守っていれば、引き出物宅配は失礼になりません。
引き出物宅配をうまく活用し、ゲストの手間や負担も減らせると良いですね。
「引き出物宅配を使うのが不安。」
「引き出物宅配が失礼にあたるかどうか気になる。」
という方は、この記事を参考にしてみてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!