結婚式にカメラ持ち込みは絶対ダメ?注意すべきポイントとは
結婚式は、一生に一度の特別な日。
きれいに着飾った姿をプロのカメラマンに撮影してもらうことも、楽しみのひとつですよね。
写真撮影は、式場やホテルが提携しているカメラマンに依頼する方が多いのですが、カメラマンを「持ち込み」できる場合もあります。
- この記事はこんな人にオススメ!
-
- カメラマンを指名したい
- 友人や知人にカメラマンを頼みたい
- なるべく安く、たくさんの写真を撮ってほしい
今回はこのような方に向け、カメラの持ち込みについて徹底解説します。
「友人など参列者がカメラを持ち込む場合」と「プロのカメラマンを持ち込みたい場合」のどちらについても解説するので、カメラの持ち込みを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
カメラの持ち込みが断られる理由は
カメラは、持ち込みできる場合と、持ち込みが断られてしまう場合があります。
では、なぜカメラの持ち込みが断られてしまうのでしょうか?
ここでは、「ゲストがカメラを持ち込む場合」と「カメラマンを持ち込む場合」に分けて、カメラの持ち込みが断られてしまう理由を解説します。
ゲストがカメラを持ち込む場合
ゲストのカメラ持ち込みが断られてしまう理由は、以下の通りです。
- カメラ持ち込みが断られる理由
-
- 式場カメラマンの邪魔になるため
- 式進行の妨げになる恐れがあるため
結婚式当日の写真撮影は、基本的に式場カメラマンの動きが最優先。
ゲストがカメラを持ち込んだことで、式場カメラマンの邪魔になってしまうことを、会場側は恐れています。
実際に、カメラを持ち込んだゲストが、式場カメラマンを邪魔してしまったという事例があります。
また、結婚式は1分単位で流れるようにプログラムが進んでいきます。
式進行の妨げになる可能性もあるため、カメラの持ち込みを禁止している式場も多くあるのです。
カメラマンを持ち込む場合
プロのカメラマンの持ち込みが断られてしまう理由は、以下の通りです。
- プロのカメラマンが断られる理由
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- 式進行の妨げになる恐れがあるため
- 式場を把握しきれないため
- 式場スタッフとの連携がとりにくいから
プロのカメラマンであっても、式場内の施設を把握しきれなかったり、式場スタッフとの連携が取りにくかったりすることから、断られてしまう可能性があります。
前にも述べたように、結婚式は1分単位で流れるようにプログラムが進んでいきます。
式場を把握しきれなかったり、式場スタッフとの連携が取りにくかったりすると、式進行の妨げに繋がってしまうのです。
このような理由から、カメラマンの持ち込み自体を制限している式場も多くあります。
こちらの記事では、カメラマンを持ち込む際のメリット・デメリットを紹介しています。
カメラマンを持ち込みたいと考えている方は、メリットとデメリットどちらにもしっかりと目を通しておきましょう。
結婚式のカメラマン持ち込みはおすすめ?メリットとデメリットを解説します
結婚式でカメラの持ち込みは可能?
式場によってカメラの持ち込みに関するルールが異なりますが、そのルールは大きく以下の3種類に分けられます。
- 持ち込みに関するパターン
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- 持ち込み可能な式場
- 持ち込みできるけど制約がある式場
- 持ち込み不可な式場
ではひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
①持ち込み可能
カメラの持ち込み可能な場合には、持ち込み料がかかることもあります。
持ち込み料とは、結婚式に使う「もの」や「ひと」「サービス」などを外部から持ち込みたいときに発生する料金のこと。
カメラに関しても、持ち込み料が発生する式場もあります。
持ち込みを検討している方は、式場に持ち込み料を確認した上で決めるようにしましょう。
②持ち込みできるけど制約あり
カメラやカメラマンの持ち込みが可能でも、多くの式場では制約を設けています。
持ち込みを決定する前に、式場側に制約の有無や内容を確認しておきましょう。
カメラの持ち込みに関して、よくある制約は以下の通りです。
- カメラの持ち込みに関するよくある制約
-
- 式場カメラマンを邪魔してはいけない
- 撮れるタイミングが決められている
- 撮れる場所が決められている
- 基本的に式中や演出中は席から移動してはいけない
- 集合写真が撮れない
例えば、挙式中に壇上に上がって写真が撮れないとなると、ほとんどが後ろ姿の写真になってしまいます。
撮れる場所が決められていたり、式中や演出中は席から移動してはいけなかったりすることで、望んでいる写真が撮れないこともあるかもしれません。
持ち込みを決定する前に、必ず式場に確認しましょう!
③持ち込み不可
カメラマンの持ち込みができない式場もあります。カメラマンの持ち込みを考えている場合は、成約前の時点で持ち込みの可否を確認しておきましょう。
中には、「友人(ゲスト)として招待している場合のみ撮影可能」という場合もあります。
【ゲスト向け】カメラを持ち込むときの注意点
ゲストがカメラを持ち込んで撮影する場合は、以下のような注意が必要です。
- カメラを持ち込むときの注意点
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- 式場カメラマンを邪魔しない
- ゲストの邪魔をしない
- 予備バッテリーを持っていく
- SDカードは大容量のものを用意する
- 式全体のタイムスケジュールを把握しておく
せっかくカメラを持ち込むなら、より良い写真が撮れるように準備していきましょう。
式場カメラマンを邪魔しない
結婚式当日の写真撮影は、基本的に式場カメラマンの動きが最優先。
式場カメラマンがいる場合は、どんなに良い写真が撮りたいと思っても、邪魔してはいけません。
式場カメラマンの邪魔になるような動きをしてしまうと、式場側から注意されてしまうこともあるので、気を付けましょう。
結婚式にカメラを持ち込む場合は、むやみに席から立ったりせずに、常識の範囲内での撮影を心掛けましょう。
ゲストの邪魔をしない
撮影に夢中になったとしても、他のゲストの邪魔をしてはいけません。
ゲストは全員、主役であるカップルを見に来ています。
写真を撮りたいからといってカップルの前を独占してしまうと、ゲストの邪魔になってしまうので、まわりに注意しながら撮影しましょう。
ファインダーを覗いて撮影するとまわりの状況に気付けないので、液晶モニターで撮影するのがおすすめです。
予備バッテリーを持っていく
結婚式は、挙式から披露宴、二次会まで出席するとなると、すべての工程が終わるまで丸1日かかります。
丸1日中、たくさんのシャッターチャンスがあるため、カメラのバッテリーは1つでは足りなくなってしまうかもしれません。
結婚式にカメラを持っていく場合は、バッテリーが切れても良いように予備バッテリーを持っていきましょう。
もちろん、持っていくバッテリーはすべて充電満タンにしてくださいね。
予備バッテリーを持っていると、心にも余裕が生まれます。
SDカードは大容量のものを用意する
先程も紹介した通り、結婚式は二次会まで出席するとなると、すべての行程が終わるまで丸1日かかります。
丸1日中シャッターチャンスに溢れているため、ベストショットを逃さないよう常にシャッターを切っているはず。
途中で容量がいっぱいになってしまわないように、SDカードは大容量のものを用意しておきましょう。
SDカードは、最低でも32GB。できれば、64GB以上のものを持っていきましょう。
式全体のタイムスケジュールを把握しておく
結婚式は挙式にはじまり、披露宴ではケーキ入刀や余興、花嫁の手紙など、細かくスケジュールが組まれています。
どのタイミングで誰がどんなことをするのかが事前に分かっていると、撮影場所やカメラの設定を計画することが可能。
良い写真を撮るために、できればカップルにタイムスケジュールを聞いておきましょう。
そのときに、おふたりにどんな写真を撮ってほしいのか希望を聞いておくのがおすすめ。
希望に沿った写真が撮れると、カップルにも大変喜ばれるでしょう。
【体験談】カメラの持ち込みで実際にあったトラブル
カメラを持ち込むとき、式場との確認不足などによりトラブルに発展してしまうことがあります。
実際に、カメラの持ち込みに関して起きたトラブルは以下の通りです。
- カメラの持ち込みに関するトラブル
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- 友人がカメラマンを邪魔していた
- 無断でプロのカメラマンを友人として参列者のなかに紛れ込ませたことが、式場にバレてしまった
- カメラマンの持ち込み料が発生することを知らなかった
- 持ち込みカメラマンの制約を知らなかった
カメラを持ち込むときは、上記のようなトラブルにならないように、次に紹介する「結婚式にカメラを持ち込みたいときのポイント」をしっかりと押さえておきましょう。
【失敗しない】結婚式でカメラを持ち込む時のポイント
結婚式でカメラを持ち込みたいときは、式場とトラブルにならないように、事前に式場に確認しておきたいことがいくつかあります。
また、持ち込んだカメラマンとトラブルにならないように、カメラマン選びも慎重におこなう必要があります。
事前に式場に確認すること
カメラの持ち込みを考えている方は、カメラマンの手配などの準備をはじめる前に、以下のことを式場に確認しておきましょう。
- 事前に式場に確認すること
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- カメラの持ち込みが可能かどうか
- 持ち込み料は発生するか
- 撮影が可能なタイミングと場所
- プラン内で利用できるカメラマンの詳細について
まずは、カメラ持ち込みの可否を確認します。
ゲストのカメラ持ち込みがOKな場合は、積極的に写真を撮ってもらうようにアナウンスしておくと、ゲストも張り切って撮影してくれるでしょう。
カメラマンの持ち込みが可能な場合は、次に持ち込み料や撮影に関する制約を確認します。
持ち込み料や制約があっても持ち込むのか、式場カメラマンに依頼するのかはおふたり次第です。
また、カメラマンの持ち込みができる場合や持ち込みたい場合でも、プラン内で利用できるカメラマンの詳細も問い合わせておきましょう。
カメラマン選びは慎重に
結婚式は、一生に一度の特別な日。
カメラマン選びも、慎重に行いましょう。
カメラマン選びのポイントは、こちらの記事も参考にしてみてください。
【プロに聞く!】フォトウェディングを最悪の思い出にしないためのポイント
持ち込みで悩みたくない方はフリープランナーがおすすめ!
今回は、カメラの持ち込みについて徹底解説しました。
「友人など参列者がカメラを持ち込む場合」も「プロのカメラマンを持ち込みたい場合」も、ポイントを押さえて失敗やトラブルを防ぎましょう。
持ち込みで悩みたくない方は、フリープランナーに相談するのがおすすめ。
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