オープニングムービーは何分が正解?2分前後が選ばれる理由と注意点を解説
披露宴で、新郎新婦が入場する前に流す「オープニングムービー」。
自分で作る場合も、業者に依頼する場合も、どのくらいの長さでオープニングムービーを作るのかは悩むポイントだと思います。
- この記事はこんな人にオススメ!
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- 披露宴でオープニングムービーを流したい
- オープニングムービーの長さの目安が知りたい
- オープニングムービーでよくある失敗が知りたい
今回はこのような方に向けて、オープニングムービーの長さについて、最適な長さの目安や時間配分を解説します。
披露宴でオープニングムービーを流したいという方は、ぜひ参考にしてください。
オープニングムービーの役割

披露宴で、新郎新婦が入場する前に流す「オープニングムービー」。
オープニングムービーが終わってすぐ入場の曲が流れ、扉が開き、新郎新婦入場というのが、基本的な流れです。
オープニングムービーには、新郎新婦入場を盛り上げる役割があります。
また、披露宴の雰囲気を作るのもオープニングムービーの役割。
感動的なオープニングムービーなら、その後の披露宴も感動的な雰囲気になりやすく、ポップで楽しいオープニングムービーなら、披露宴も楽しく盛り上がりやすくなります。
どんな披露宴にしたいのかや、どんな雰囲気で入場したいのかに合わせて、どんなオープニングムービーを作るのかを考えましょう。
オープニングムービーの目安は何分?

オープニングムービーは、1分半〜3分くらいの長さが一般的。
これくらいの長さであれば、ゲストの集中力が持続するため、オープニングムービーをしっかりと見届けてもらえます。
短すぎると、ムービーを楽しむ間もなく新郎新婦入場になってしまうので、ゲストのワクワク感を高める前に披露宴がはじまってしまいます。
反対に長すぎると、ゲストの集中力が続かずに、間延びしてしまう可能性があるため注意が必要。
オープニングムービーは、短すぎず長すぎずな、1分半〜3分くらいの長さにまとめるようにしましょう。
BGMを流す場合、1曲フルで流してしまうと長すぎるため、1分半〜3分くらいの長さになるように調節が必要。
1番だけや2番だけというように、好きなところだけ流すのがおすすめです。
短い曲であれば3分に収まる場合もあるので、1曲フルで流したい場合は短い曲を選びましょう。
結婚式のオープニングムービーとは?人気の曲や作り方を紹介
オープニングムービーの作り方と時間配分

オープニングムービーには、自作する方法と、作成を業者に依頼する方法の2種類あります。
自作する場合は、スマホアプリやパソコンのテンプレートを使って作ることが可能。
こだわって作りたいという場合は、動画編集ソフトを使います。
業者に依頼する場合は、式場を通して依頼する方法と、式場を通さずに自分で業者を探して依頼する方法があります。
どの場合でも、以下のような時間配分を目安に作りましょう。
- オープニングムービーの時間配分
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- ~20秒:タイトル・日付・挨拶
- 60〜120秒:自己紹介・ストーリー
- 20〜40秒:入場合図・クレジット
では、それぞれどのように作るのか、オープニングムービーの作り方と時間配分について、詳しく見ていきましょう。
【スタート】~20秒:タイトル・日付・挨拶
オープニングムービーのスタートには、タイトルや日付、簡単な挨拶を入れます。
挨拶を入れる場合も手短に、導入部分なので長くなりすぎないように、20秒以内を目安に作りましょう。
【メインシーン】60〜120秒:自己紹介・ストーリー
メインシーンでは、写真や動画を使って、新郎新婦の自己紹介や、これまでのストーリーなどの「本編」となる部分を流します。
本編なので、オープニングムービーの大部分を占める、60〜120秒くらいを使うと良いでしょう。
メインシーンのために写真や動画を撮影するのも良いですが、前撮り写真を使ったり、これまで撮影した日常の写真を使ったりするのもおすすめ。
メインシーンは、新郎新婦のこだわりがよくあらわれる部分なので、こだわりをもって作りましょう。
【ラスト】20〜40秒:入場合図・クレジット
ラストは、新郎新婦の入場に繋げる重要な部分。
20〜40秒でまとめて、披露宴本編につなげましょう。
オープニングムービーによくある失敗と対策法

最後に、オープニングムービーによくある失敗と、失敗しないための対策法について詳しく見ていきましょう。
披露宴のスタートを告げるオープニングムービーは、披露宴の印象を左右する大切なコンテンツ。
失敗しないように、しっかりと対策を講じておきましょう。
失敗①編集が間に合わない
「編集が間に合わない」というのは、オープニングムービーを自作するカップルによくある失敗のひとつ。
余裕をもって作っていると思っても、結婚式直前になると準備するものが多く、気が付くと直前になってしまうというケースもあります。
オープニングムービーを業者に依頼する場合でも、期日までに納品が間に合わないという失敗もあるでしょう。
対策法
編集が間に合わないことへの対策としては、スケジュールにしっかり余裕をもたせることが何よりも重要。
式の2週間前にはムービーを完成させておき、式場での動作確認も済ませておきましょう。
余裕をもっておくと、何か不具合があったときにも対応しやすくなります。
失敗②長尺で入場が押してしまう
結婚式のタイムスケジュールは、分単位で細かく決められています。
そのため「長尺で入場が押してしまう」というのは、結婚式の進行に大きく影響してしまいます。
また、長尺すぎると、間延びしやすいということも懸念事項。
「早く披露宴がはじまってほしい!」というゲストは、長すぎるオープニングムービーを見ていると、ワクワク感が薄れてしまいます。
対策法
長尺で入場が押してしまうことへの対策としては、まずどのくらいの長さのオープニングムービーを作って良いのか、事前に式場に確認しておくことが重要。
式場から提示された分数内で、オープニングムービーを作ると、大幅に押すということはなくなります。
一般的には、この記事でも紹介してきたように、1分半〜3分くらいの長さが目安。
入場が押してしまったり、間延びしてしまったりしないように、適切な長さのオープニングムービーを作りましょう。
失敗③文章が長すぎて内容が伝わらない
「文章が長すぎて内容が伝わらない」というのも、よくある失敗です。
披露宴は、基本的に何十人も入る大きな会場でおこなわれます。
オープニングムービーは、最前列にいるゲストから、最後列にいるゲストまで、すべての人に見やすいようにしなければいけません。
対策法
文章が長すぎて内容が伝わらないことへの対策法としては、1ページに文字を詰め込みすぎないことが大切。
遠くのゲストまで見える大きさとしては、1ページ15〜25字くらいが目安となります。
オープニングムービーは、なるべく文字数を減らして作るのがおすすめ。
入れたいけど入れられないという情報は、司会に紹介してもらったり、新郎新婦からの挨拶で伝えたりするなど工夫しましょう。
失敗④情報が多すぎて追いつけない
オープニングムービーは、1分半〜3分くらいの長さが目安と紹介してきました。
短いからといって、ムービー内に情報を詰め込んでしまうことで「情報が多すぎて追いつけない」という失敗に繋がります。
対策法
情報が多すぎて追いつけないことへの対策法としては、伝えたい情報は分散して伝えることが挙げられます。
例えば、オープニングムービーではゲストに出席してくれたことへのお礼を、プロフィールムービーで新郎新婦の紹介を、エンドロールムービーでこれまでの感謝の気持ちを伝えるなど、1つのムービーに情報を集約しすぎないようにしましょう。
まとめ

今回は、オープニングムービーの長さについて、最適な長さの目安や時間配分を解説しました。
オープニングムービーは1分半〜3分くらいの長さにまとめて、ゲストが見やすいように工夫して作ることが大切です。
「オープニングムービーを作りたい。」
「オープニングムービーを何分で作るか悩んでいる。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!