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案内状の返信ハガキの例文と書き方マナー【ゲスト向け】

案内状の返信ハガキの例文と書き方マナー【ゲスト向け】

招待状や案内状を受け取ったら、添付されている返信ハガキで出席か欠席かを知らせる必要があります。

返信ハガキの書き方に困ったら、文例を参考にしましょう。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 招待状や案内状を初めて受け取った
  • 招待状や案内状の返信マナーが知りたい
  • 招待状や案内状の返信文例が見てみたい

今回はこのような方に向けて、招待状や案内状の返信ハガキの書き方と、メッセージ文例を紹介します。

招待状や案内状の返信マナーに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

招待状(案内状)の返信ハガキの基本マナー

招待状や案内状を受け取ったら、返信ハガキを使って返信します。

返信ハガキで返信するときは、以下のマナーに気を付けましょう。

返信ハガキの基本マナー
  • 「御」や「ご」「芳」を二重線で消す
  • 「行」や「宛」を二重線で消し「様」に訂正する
  • 出欠のいずれかを丸で囲み、もう一方を二重線で消す
  • 黒のペンで書く
  • 線は定規を使う
  • お祝い事の場合には、句読点は使わない
  • 返信期限を守る
  • 出席の場合は、2〜3日以内に返事をする
  • 欠席の場合は、1週間後を目安に返事をする
  • 欠席の理由は伏せたほうが良い場合もある

では、返信ハガキの基本マナーについて、詳しく見ていきましょう。

「御」や「ご」「芳」を二重線で消す

返信ハガキには“御名前”や“御出席”と「御」が使われていたり、“ご芳名”と「ご」や「芳」が使われていたりします。

これらの自分に向けられた敬称は、二重線で消すのがマナー。

結婚式や祝賀会など、おめでたいイベントの招待状や案内状の場合は「寿」という字で消すのもOKです。

出欠のいずれかを丸で囲み、もう一方を二重線で消す

返信ハガキには、イベントへの出欠を知らせる目的があります。

返信ハガキで出欠席を問われたら、出欠のいずれかを丸で囲み、もう一方を二重線で消すようにしましょう。

より丁寧に記載したいときは、出席の場合は「出席」の後に「させていただきます」と書き足します。

欠席の場合は「欠席」の前に「残念ながら」と書き足し、後に「させていただきます」と書き足しましょう。

「行」や「宛」を二重線で消し「御中」や「様」に訂正する

返信ハガキの表書き(宛名の面)には「行」や「宛」が使われています。

「行」や「宛」は二重線で消し「御中」や「様」に訂正しましょう。

相手が会社や組織なら「御中」を使い、個人であれば「様」とするのがマナーです。

黒のペンで書く

招待状や案内状の返信ハガキは、黒の毛筆や万年筆で書くのがマナー。

黒であればボールペンでもOKですが、黒以外のペンはマナー違反にあたります。

また、ボールペンを使う場合は消せるボールペンは避けましょう。

線は定規を使う

招待状や案内状の線は、すべて定規を使って引きましょう。

書き損じがあれば、黒のペンで定規を使って二重線で訂正します。

「御」や「行」などを二重線で消すときも、定規を使いましょう。

横書きの場合は横に二重線を引き、縦書きの場合は縦に二重線を引きます。

お祝い事の場合には、句読点は使わない

結婚式などのお祝い事の招待状や案内状には、句読点を使わないようにします。

「、」や「。」の句読点は、終わりや区切りを連想させるため、お祝い事の返信ハガキには使わないのがマナー。

改行や空白を上手く使って、句読点は使わないように気を付けましょう。

返信期限を守る

返信ハガキには返信期限があります。

返信期限を守ることは最低限のマナー。

  • ブラ美

    返信期限ぎりぎりに投函すると、期限までに相手に届かないこともあるので、なるべく余裕をもって投函するようにしましょう。

出席の場合は、2〜3日以内に返事をする

出席する場合には、基本的に招待状や案内状が届いてから2〜3日以内には、返信ハガキをポストに投函しましょう。

投函せずに置いておくと、返信期限が過ぎてしまったり、返信するのを忘れてしまったり、返信した気になってしまったりすることもあります。

欠席の場合は、1週間後を目安に返事をする

欠席の場合は、1週間程度時間をおいてから返信するのがマナー。

「行きたかったけれど、どうしても都合が付かなかった」という意思を表すために、1週間程度時間をおいてから返信するようにしましょう。

欠席の理由は伏せたほうが良い場合もある

以下のような理由で欠席する場合は、欠席の理由を伏せるのがマナーです。

欠席の理由を伏せたほうが良い場合
  • 身内の不幸や法事など
  • 自身や身内の入院(病気)
  • 別の友人の結婚式など、他のイベントに出席する
  • 金銭的に厳しい
  • プライベートの先約(遊びなど)
  • 行きたくない

このような理由で欠席する場合は、「やむを得ない事情」「先約がある」というように、欠席のはっきりとした理由は伏せておきましょう。

「妊娠・出産のため」や「出張や仕事のため」など、ポジティブに捉えられる理由の場合は理由を伝えてもOK。

欠席の理由によって、相手に理由を伝えるか伝えないのかが異なるので気を付けましょう。

【結婚式の招待状向け】返信ハガキの文例

返信ハガキは、これまで紹介してきたマナーを守りながら、相手に失礼のない文章を書くことが大切。

特に、結婚式はおめでたいイベントであり、ほとんどの人が1度は経験する返信ハガキを書く場面でもあるので、しっかりと文例をチェックしておきましょう。

ここからは、出席の場合と欠席の場合に分けて、返信ハガキの文例を紹介します。

出席の場合

結婚式に出席する場合は「結婚式が楽しみである」という素直な気持ちを相手に伝えます。

素直な気持ちが伝わる言葉を選びましょう。

文例①

ご結婚おめでとうございます

慶んで出席させていただきます

おふたりの晴れの門出を 心からお祝い申し上げます

文例②

ご結婚おめでとうございます

お招きいただきありがとうございます

慶んで出席させていただきます

欠席の場合

結婚式に欠席する場合は「出席できなくて残念である」という気持ちを相手に伝えます。

欠席することに対する残念な気持ちを伝えつつ、結婚式の成功や2人の門出を祝うような文章にしましょう。

文例①

この度は ご結婚おめでとうございます

ご招待いただきありがとうございます

あいにく先約があり欠席させていただきます

素敵なお式になりますよう 心からお祈り申し上げます

文例②

ご結婚おめでとうございます

せっかくお招きいただいたのですが やむを得ない事情があり 欠席させていただきます

おふたりの晴れの門出を 心からお祝い申し上げます

まとめ

今回は、招待状や案内状の返信ハガキの書き方と、メッセージ文例を紹介しました。

招待状や案内状を受け取ったときは、今回紹介した文例を参考に返信してみましょう。

「招待状や案内状を返信するときのマナーが知りたい。」
「結婚式の招待状を返信するときの文例が見てみたい。」

という方は、この記事を参考にしてくださいね。

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