結婚式に呼ぶ人とは?招待ゲストの選び方と気をつけるポイントを徹底解説します

結婚式には、新郎新婦が今までの人生でお世話になった人や仲の良い人を招待します。
何人招待するのかや、どこまでの人を招待するのかは自由。
カップルごとに事情も異なるので、どんな人をどこまで招待するのかは難しいポイントでもあります。
- この記事はこんな人にオススメ!
-
- 結婚式に呼ぶ人を悩んでいる
- どこまでの人を結婚式に招待すれば良いのかわからない
- ゲストを呼ぶ際の注意点が知りたい
今回はこのような方に向けて、招待ゲストの選び方と気をつけるポイントを解説します。
結婚式に招待する人について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。
結婚式に招待するべき人

結婚式に招待するべき人は、新郎新婦が今までの人生でお世話になった人や仲の良い人。
基本的には、自分の晴れ姿を見てほしいという人や、これからも良好なお付き合いを続けていきたいと思う人を招待します。
結婚式に招待するべき人は、大きく以下の4種類の人に分けられます。
- 結婚式に招待するべき人
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- 親族
- 友人
- 職場関係
- 結婚式に招待してくれた人
では、それぞれの招待するべき人について、詳しく見ていきましょう。
親族
関係性(親等)が近い親族は、招待するのが基本。
両親・兄弟姉妹・祖父母という2親等以内の親族は、基本的には招待しましょう。
ほかにも、日頃から親交がある親族がいる場合は招待します。
叔父や叔母、いとこを招待するのもOK。
親族を招待する場合は、その配偶者や子どもも一緒に招待しましょう。
友人
今までお世話になった友人や、これからも関係を続けていきたい友人は、招待するのがおすすめ。
結婚式という大切なセレモニーに招待されることはとても光栄なことなので、招待された友人は喜んでくれるでしょう。
友人を呼ぶときは、グループ単位で呼ぶようにします。
職場関係
職場関係の人をどこまで招待するのかは、会社によって異なります。
基本的には、直属の上司と仲の良い同僚は招待しましょう。
役職が自分より上の上司については、どこまで招待すればよいのか悩んでしまうもの。
悩むようであれば、結婚式の経験がある同僚や上司に、どこまで招待したのかを聞いてみましょう。
結婚式の経験がある人に聞くことで、その会社の招待するべき範囲が見えてきます。
結婚式に招待してくれた人
「お呼び返し」とは、結婚式に招待された人が、自分の結婚式に招待してくれた人を招待客として招待すること。
お呼び返しは、礼儀や暗黙のマナーと言われています。
友人や同僚など、結婚式に招待されたという人は、自分の結婚式にも招待するのが基本です。
結婚式に招待するゲストを選ぶ前に・・・

次に、招待するゲストを選ぶ前にするべきことを紹介します。
招待するゲストを選ぶ前にするべきことは、以下の通りです。
- ゲストを選ぶ前にするべきこと
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- 予算を決める
- 会場を決める
- 結婚式の大枠を決める
では、招待するゲストを選ぶ前にするべきことについて、詳しく見ていきましょう。
予算を決める
まずは、結婚式にかけられる予算を決めます。
招待するゲストを選ぶ前に、まずはどれくらいのお金を結婚式にかけられるかを決めておきましょう。
結婚式ではゲストからご祝儀をいただくので、実際に新郎新婦の懐から出るお金(自己負担額)としては「結婚式の総額-ご祝儀の額」となります。
両家からの援助がある場合には、自己負担額は「総額-ゲストからのご祝儀の総額-両家からの援助=自己負担額」という計算式で算出可能。
この自己負担額をどのくらい出せるのか決めておくことで、このあとの準備がスムーズに進められます。
会場を決める
どの会場にも「キャパシティ(収容能力)」があるため、気に入った会場で理想の人数を招待した結婚式ができない場合があります。
会場の雰囲気を優先したい場合は、会場を決めてから、その会場のキャパシティに合わせた人数を招待しましょう。
反対に、招待したいゲストがたくさんいるという場合は、大体のゲストの人数を決めてから、会場を決めるのがおすすめです。
結婚式の大枠を決める
カップルで相談して、結婚式の大枠を決めておくことも大切。
例えば、家族だけを招待した「家族婚」にするのか、家族と特に仲の良い友人だけを招待して「少人数婚」にするのか、たくさんゲストを招待して盛大な結婚式にしたいのか‥
おふたりの意見をすり合わせておきましょう。
結婚式に招待するゲスト候補をリストアップする手順

結婚式を挙げる際、まずは新郎新婦が招待したいゲストをリストアップするところからはじまります。
リストアップした上でしっかりと吟味し、招待したいゲストに招待状を送ることで、招待が完了します。
では、結婚式に招待するゲスト候補をリストアップする手順について、詳しく見ていきましょう。
1.親族・友人・職場の3カテゴリに分け、招待したい人を書き出す
まずは「親族」「友人」「職場」の3つのカテゴリに分け、招待したいと思う人を全員書き出します。
親族のカテゴリでは、会ったことがある人や付き合いのある人は全員書き出しましょう。
友人のカテゴリでは、小中学校の友人・高校の友人・大学の友人・趣味の友人などというように、さらに細かくカテゴリ分けして書き出すのがおすすめ。
職場関係の人は、同じ部署の人やお世話になっている取引先の人など、関係が深い人から順にリストアップしましょう。
2.重複&抜けをチェック
リストアップできたら、重複や抜けがないかをもう1度チェックします。
3.両家でリストを突き合わせて、バランスを見る
リストアップができたら、両家でリストを突き合わせてバランスを見ます。
両家でゲストの人数を合わせる必要はありませんが、気になる場合はある程度そろえるのも良いでしょう。
親族の中には、両家のゲストのバランスを気にする人もいるかもしれないので、ゲスト数に差が出てしまいそうな場合は、事前に両親に相談しておくと安心です。
4.優先順位をつけて招待するかどうかを決定
最後に優先順位をつけて、招待するかどうかを決定します。
優先順位をつけるのは、招待したいゲスト全員を招待できないというケースがあるから。
予算や会場の都合で、呼べるゲストの人数が限られてしまうケースを考え、優先順位をつけておくようにします。
招待人数と顔ぶれの最新データを紹介

2024年の調査では、披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均が52人(*1)。
新郎側と新婦側のゲストの人数比は「同程度」と答えた人が1番多く、41.3%(*1)という結果になっています。
ゲストの顔ぶれとしては学生時代の恩師や友人が22.6人(*1)と1番多く、次いで親族が20.6人(*1)、勤務先の上司や同僚が8.4人(*1)というのが平均値です。
ゲストの人数が52人(*1)というのは、ゲスト数が多すぎず少なすぎずという、中規模の結婚式になります。
アットホームな雰囲気を残しつつも、結婚式らしい演出や雰囲気が楽しめるのが、50人程度のゲストを招待した結婚式の特徴。
近年は、これまでお世話になった人や仲の良い人を招待しておこなう、中規模の結婚式を挙げるカップルが多いようです。
(*1)出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
結婚式にゲストを呼ぶ際の注意点

結婚式にゲストを呼ぶときは「呼び方」にも気を配ることが大切。
招待するときに相手に不快な思いをさせてしまうと、結婚式に出席してもらえないなど、今後の関係に影響を及ぼしてしまいます。
結婚式にゲストを呼ぶときの注意点としては、以下のポイントが挙げられます。
- ゲストを呼ぶときの注意点
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- なるべく対面で招待したい旨を伝える
- 遠方のゲストには、招待する際にお車代の説明をする
- 期間に余裕をもって連絡する
- 子どもやパートナーを一緒に招待するのか否かを伝える
- 妊娠中のゲストには配慮する
- おひとり様ゲストにはその旨を伝えておく
- 呼ばない人へのフォローをする
では、結婚式にゲストを呼ぶ際の注意点を見ていきましょう。
なるべく対面で招待したい旨を伝える
招待したい旨は、なるべく対面で伝えるのがおすすめ。
対面で伝えられない場合は、電話で伝えるようにします。
SNSやメールで伝えると「出席しなくてもいいかな‥」という気持ちにさせてしまったり「大切に思われていないのかも‥」と思わせてしまったりすることも。
対面で伝えなかったがために、本当に出席してほしかった友人が、欠席になってしまったという事例もあります。
対面や電話で伝えると、来てほしいという気持ちや、今までの感謝の気持ちが伝わりやすいもの。
そのため、結婚式に招待したい旨を伝えるときは、なるべく対面で伝えるようにしましょう。
遠方のゲストには、招待する際にお車代の説明をする
遠方のゲストを招待する際は、交通費や宿泊費について言及します。
おふたりが全額出す(お車代を用意する)つもりでいても、それを伝えなければ、相手は不安に感じてしまうもの。
お車代の説明をしないことで「お金がかかるから‥」と、欠席の連絡が来ることもあるでしょう。
期間に余裕をもって連絡する
結婚式に招待したいという連絡は、期間に余裕をもってします。
直前の連絡や、事前連絡なしでいきなり招待状を送ってしまうと「数合わせなのかな?」や「ご祝儀目当てなのかな?」と思わせてしまうことも。
モヤモヤした気持ちにさせてしまうことで、今後の関係にまで影響が及んでしまう可能性があります。
結婚式の招待状は、通常結婚式の2〜3か月前に送るので、結婚式に招待したいという連絡は3〜4か月にはしておきましょう。
余裕をもって連絡しておくことで、ゲストは日程の調整やお金の工面をしやすくなります。

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子どもやパートナーを一緒に招待するのか否かを伝える
家族ぐるみで付き合いがある場合や、小さな子どもがいる人を招待したい場合は、子どもやパートナーを一緒に招待するのか否かを伝えます。
それによって、ゲストが出席できるか否かが変わるため、必ず招待したいという連絡をするときに伝えておきましょう。
子どもと一緒に参列したくても「結婚式の雰囲気は大丈夫かな?」「授乳室やおむつ替えスペースはあるかな?」というように、不安はつきもの。
妊娠中のゲストには配慮する
妊娠中のゲストは、招待しても体調の問題で直前に欠席になってしまう可能性が、ほかのゲストよりも高いもの。
それでも出席してほしいという場合は、どんな配慮ができるのかを伝えた上で、出席欠席の判断はそのゲストに任せましょう。
招待したいという連絡をする前に、式場に飲み物や料理に関して個別に対応できるかや、ひざ掛けやクッションなどの用意ができるかを確認しておきます。
また、万一に備えて、会場とも連携を取って準備を進めることが大切です。
おひとり様ゲストにはその旨を伝えておく
おひとり様ゲストがいる場合は、招待したい旨を伝える時点で、おひとりさまであることを伝えます。
伝えるときは「1人参加になってしまうけれど、出席しづらかったら断ってもいいよ。」というように、相手が断れるような伝え方がベスト。
結婚式に行ってみてから1人参加だとわかると、新郎新婦に不信感を抱いてしまう可能性があります。
呼ばない人へのフォローをする
人数の関係などで呼べない人がいる場合は、結婚式後に結婚式を挙げたことを報告します。
このとき「少人数で結婚式を挙げたため、招待できなくてごめんなさい。」というように理由を述べるのがおすすめ。
また「これからも良いお付き合いができると嬉しいです。」というように、今後も良いお付き合いがしたいという旨を伝えることで、今後も良好な関係を続けることができます。
フォローをしないと「大切に思われていなかったのかな?」と、相手を残念な気持ちにさせてしまうかもしれません。
まとめ

今回は、招待ゲストの選び方と気をつけるポイントを解説しました。
結婚式には、今までの人生でお世話になった人や仲の良い人を招待して、成長した姿を見てもらったり感謝の気持ちを伝えたりすることが大切です。
「結婚式にだれを呼ぶのか迷っている。」
「ゲストを呼ぶ際の注意点が知りたい。」
という方は、この記事を参考にしてくださいね。
「素敵な結婚式になりますように。」
ブラプラはそんな気持ちでおふたりを応援しています!