フォトウェディングをセルフで撮影するメリット・デメリットを解説
フォトウェディングを行うカップルは、式場やスタジオなどに依頼をし撮影をしますが、最近ではセルフで行うフォトウェディングも注目されています。
「フォトウェディングってセルフでできるの?」
「そんなにいいカメラ持ってないし、ちゃんとした写真が撮れるの?」
と思う方も多いでしょうが、セルフのフォトウェディングはなんの縛りもなく、おふたりで気軽に、自由に行える撮影方法なのです。
セルフで行うには衣装はもちろん、撮影に使う小物、道具、ロケーションなど様々な準備物がありますよね。
そこでこちらでは、セルフフォトウェディングを行うときのメリット・デメリット、そして撮影アイテムのリストなどをご紹介します。
フォトウェディングをこれから行うカップルは、セルフも視野に入れてどんな撮影方法がベストかご検討くださいね。
セルフでのフォトウェディングとは
フォトウェディングは、式場やスタジオなどでプロのカメラマンに依頼をし撮影する方法が一般的です。
しかしセルフでのフォトウェディングは自分たちだけで撮影を行う方法で、カメラマンも自分たちで行い、時間や枚数など制限なく自由に撮影を進めていくことができます。
「プロのカメラマンに依頼をすると緊張してしまって納得いく撮影ができなかった。」
「一度フォトウェディングは撮影したけど、またウェディングドレスを着て撮影したい!」
なんて方もいるでしょう。
プロに依頼するフォトウェディングは、金額や撮影枚数、時間などに制限があるので自由度が少なくなってしまいますよね。
おふたりで作り上げるフォトウェディングは、これまでにはない自分たちだけの、自然体のままの写真が完成するでしょう。
セルフでフォトウェディングをするメリット
セルフでのフォトウェディングは、自分たちでやるからこその様々なメリットがあります。
そのメリットを1つ1つご紹介していきます。
費用が安い
フォトウェディングにかかる費用は、平均すると21.8万円です。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」調べ)
この費用にはプロのカメラマンや衣装、小物類など様々なレンタル料などが含み、ロケーション撮影など、細かいことにこだわると数十万円と費用はどんどん膨らみます。
しかしセルフで行うフォトウェディングは衣装や小物などにかかる料金は約1〜5万円ほど。
そしてロケーション撮影にする場合、移動の交通費や泊まりがけでの撮影になる場合は宿泊費などが発生しますが、合わせて10万円もかからずに収まることもあります。
撮り直しをしやすい
撮影には取り直しはつきものですが、プロに依頼する場合は時間に限りがあるのである程度の妥協も必要かと思います。
しかしセルフの場合は、時間に限りがなく無制限で納得のいくまで撮ることができます。
また撮影当日の天気が悪かったり、当日体調不良で撮影を延期しなければならないこともあるでしょう。
そんな時でもセルフならお互いの予定が合えば、いつでも撮影日を変更して撮ることができるというのも嬉しいメリットの1つです。
忙しい方は特に、融通が効くセルフのフォトウェディングがおすすめです。
いろいろなロケーションで撮影ができる
フォトウェディングのロケーションは、行ってみたい場所や思い出の場所、また夏の海や紅葉、冬の澄んだ空気の中での撮影など、様々なロケーションで撮影したいと思いますよね。
プロのカメラマンに依頼したロケーション撮影は、場所を増やすと料金もプラスされるので結局一つの場所で撮影することになる方も多いのです。
しかしセルフのフォトウェディングなら、衣装や小物などが揃っていれば何日かに分けていろいろな場所で撮影することもできます。
おふたりの思い出の場所、憧れの場所、海外など、それぞれの撮影場所で許可をとり撮影をすることができます。
自然体なワンシーンを撮影できる
プロのカメラマンやヘアメイクなど、いろいろな人から見られた撮影は緊張しますよね。
撮影自体慣れていない方がほとんどなので、プロにお願いするとなると緊張しすぎてうまく表情を作れなくなる方も多くいます。
プロに依頼する撮影とは違いセルフのフォトウェディングは、カメラマンは自分たちなので、普段の写真の延長でより自然体のワンシーンを撮ることができます。
緊張してしまう方だけでなく、より自然体な写真を好む方にもおすすめです。
セルフでフォトウェディングをするデメリット
セルフのフォトウェディングを行う中で様々なメリットをご紹介しましたが、もちろん全てを自分たちでしなければならないことによるデメリットもあります。
こちらのデメリットを理解した上でセルフのフォトウェディングを行うか検討してみてください。
カメラマンとの二役をこなすので手間がかかる
フォトウェディングをセルフで行う予定なら、カメラマンも自分たちでこなさなければいけません。
そうなるとおふたりでのツーショット写真の枚数が少なくなる可能性もあります。
せっかくのフォトウェディングなので、ツーショット写真はたくさんの撮りたいですよね。
三脚などを準備したり、アングルを整えたりなど、カメラマンがいる場合の撮影よりも時間がかかります。
機材を用意する場合かえって費用がかさむ可能性も
セルフで撮影する場合、機材も全て自分たちで準備します。
一眼レフや性能の良いカメラなどをお持ちの場合は購入する手間もなく、費用も抑えることができます。
しかしカメラや三脚など撮影に必要な最低限のものを持っていない場合、新しく購入となると費用がかさむ可能性があります。
衣装など選択の幅が制限される
衣装も自分たちでレンタルしたり購入するなど準備が必要です。
ウェディングドレスだけでなく、カラードレスや和装などいろいろな衣装で撮影したいというカップルは多いでしょう。
ドレスは旦那様に手伝ってもらいながら着ることができても、和装は簡単には着れません。
着付けができる知人や友人がいればお願いすることもできるかのしれませんが、ひとりで着付けはできないのでセルフ撮影は難しいでしょう。
ドレスのレンタルなども費用を考えて1着のみになってしまうこともあるので、衣装の幅が制限されてしまうことも考えられます。
セルフでの撮影に必要な道具(撮影アイテムリスト)
セルフのフォトウェディングを行うのに必要な道具をご紹介していきます。
これから撮影を控えている方、セルフを考えている方は参考にしてくださいね。
カメラ(スマホ、一眼レフ、ミラーレス)
写真を撮るのにカメラは必需品ですよね。
今はスマホでも写真はもちろん動画などもキレイに簡単に撮れて、加工や編集もできるのでおすすめです。
「もっとちゃんとした写真が撮りたい」
「本格的な撮影にしたい」
という方は、一眼レフやミラーレスカメラでの撮影が良いでしょう。
スマホよりもこだわった、質の良い写真に仕上がります。
そして基本的に遠隔操作でシャッターを切る事が多いので、Bluetooth機能付きのカメラを準備しましょう。
三脚・リモコン
セルフなら三脚もあると良いですね。
スマホなら、三脚と自撮り棒の2WAYで使えるものもあるので便利です。
しかし自撮り棒は全身を写すスタイルやふたりで抱き合ったりなどのポーズができなくなります。
リモコン付きの三脚を準備するといろいろなポーズの写真を撮影できるので、リモコン付きの三脚がおすすめです。
セルフ撮影の流れ
フォトウェディングをセルフで行う時の流れをご紹介します。
ある程度把握しておくとスムーズに撮影できるのでご覧ください。
衣装選び、アイテム選び
衣装選びやアイテム選びは一番悩むところではないでしょうか。
ウェディングドレスで撮影するなら動きやすく、着替えやすいドレスを選びましょう。
そしてドレスに合わせて男性はタキシードやベストなどが人気です。
またドレスではなく、白いワンピースやカジュアルな私服での撮影もよりナチュラル感を出す事ができます。
白いワンピースを選ぶときには丈が長めの、刺繍などが施してあるような花嫁らしい衣装をチョイスしてみてくださいね。
撮影に使うアイテムで人気のフォトプロップスやガーランドは、手作りすることもできます。
おふたりでデザインを考えながら世界にひとつだけのアイテムを取り入れて撮影するのもおすすめですよ。
撮影日を決定
撮影日はおふたりで予定を合わせて決めましょう。
季節や天気も大切ですが、記念日などに合わせるのも良いですよね。
旅行も兼ねての撮影になるのか、1日かけて遠出をしての撮影になるのかを相談して決めていきましょう。
ロケーションで許可が必要な場合は許可申請
ロケーション撮影の場合、場所によっては撮影許可申請を出さなければいけません。
公園や海など公共の場や、学校などの部外者以外立ち入り禁止場所の場合は、事前に撮影許可を取りましょう。
撮影場所が決まったら、
- 許可が必要なのか
- いつまでに許可を取らないといけないのか
- どこに連絡すれば良いのか
- 許可を取る際に必要な書類等
これらを事前に確認しておく事が重要です。
許可が必要ない場合もありますが、わからないときは確認しておくと安心です。
撮影機材準備
一眼レフカメラやミラーレスカメラで撮影するときは、必ず忘れずに準備しましょう。
またセルフで撮影するときには、三脚とリモコンも大切な機材です。
三脚とリモコンがないとおふたりのツーショット写真や全身写真、いろいろなポーズなどできないものが増えてしまうので忘れずに。
撮影
全ての準備が整ったら撮影開始です。
周りに人通りがあるなら少ない場所を選び、アングルや逆光にならないように注意して撮影に挑みましょう。
おふたりでの撮影なら緊張したり、恥ずかしがることもないので楽しく納得のいく写真をたくさん撮影してくださいね。
写真のレタッチ、加工、アルバム作成など
カメラやスマホの性能が良くても撮影に関しては素人なので、「あまり良い写真が撮れなかった」ということもあるでしょう。
しかし諦めることはありません!
人が映り込んでしまったり、暗くなってしまった写真もレタッチや加工で簡単に修正できます。
背景をぼかしたり、映り込んでしまったものは消したり、肌をキレイにしたりなど、プロ並みの写真に仕上げる事ができます。
修正や加工ができたら、お気に入りの写真を選びアルバムを作成するのも良いですよね。
フォトウェディングでおすすめのアイデア
フォトウェディングだからといっても、キレイな風景やキレイな衣装にこだわることもありません。
おふたりの好きな場所、好きな服、思い出のものなどを取り入れた写真にしてもとてもステキなフォトウェディングになります。
BBQやキャンプなどのアウトドアが好きで、そういった趣味で知り合ったならキャンプ場での撮影やお肉を頬張るシーンなどもステキですよね。
車やバイクが好きなら、愛車の前で撮影も思い出の写真になります。
おふたりがより自然で、良い表情になれる場所やものを選び、ステキなフォトウェディングを撮影しましょう。
写真にこだわりたいならフリーフォトグラファーがおすすめ
ここまでセルフのフォトウェディングをご紹介しました。
おふたりだけで作り上げるフォトウェディングはとってもステキですが、やはり準備やロケーションの許可申請など、大変なこともたくさんあります。
これまでのセルフフォトウェディングを見て「ちょっと無理かも。」と思ったら、フリーランスで活躍するフォトグラファーに依頼することもおすすめです。
フリーフォトグラファーのおすすめポイント
フリーフォトグラファーなら、式場やスタジオで依頼するカメラマンと違い自由度が高くなります。
そして、フォトグラファーのクオリティやおふたりがイメージしている雰囲気に合ったフォトグラファーを選ぶ事もできます。
そして写真の枚数に制限がないこともあり、ある程度希望に沿って柔軟に対応してもらえます。
ロケーション撮影で場所が決まっているなら、その場所やその地域に詳しいフォトグラファーにお願いしたり、イメージが決まっているならそのイメージが得意なフォトグラファーを選びステキな写真を撮影してもらえます。
そして全体的な費用も抑えられることもメリットのひとつです。
セルフのフォトウェディングもステキですが、写真のクオリティにもこだわりたいならフリーフォトグラファーに依頼してみましょう。
フリーフォトグラファーを探すならBRAPLA
フリーランスで活躍するフォトグラファーならBRAPLAで探してみましょう。
BRAPLAには、経験豊富なプロのフォトグラファーが多数在籍しています。
おふたりのイメージと合うフォトグラファーを見つけやすく、イメージなど何も決まっていない場合でも気軽に相談する事ができます。
まずは不安なことや疑問に思うことを相談してみてください。
おふたりに合ったフォトグラファーを見つけ、記念や思い出となるステキなフォトウェディングを作り上げてくださいね。