【同性結婚式】きらめく拍手に包まれて幸せな人生のスタートを

レポート内容

▽相談までの経緯 日本ご出身の弘大さんとアメリカご出身のアーロンさんカップルです。 2022年11月に東京都パートナーシップ宣誓をされたのをきっかけに、結婚式を検討されていたおふたり。同性結婚式で検索されて、過去の事例を気に入ってくださりご相談いただきました。 ▽リクエストなど ・琴や三味線の演奏が可能な会場 ・グルームズマンとグルームメイドと入場したい ・人前式入場時にバブルシャワーを ・挨拶が多いパーティーにしたくない 弘大さんは、ご両親もご本人も三味線奏者のご家族です。 ゲストも演奏家の方が多く、披露宴中に演奏の余興をしていただけることが決まっておりましたので、演奏が可能な会場探しから始まりました。 おふたりと会場で打ち合わせを行い、約100名様の列席可能な人前式会場としてテラスでの開催を決定。 テラスの雰囲気に合わせ、おふたりがそれぞれ別々の場所からグルームズマンやグルームメイドと入場し、会場中央へと集まる演出が決まりました。 披露宴会場は、演奏する方が総勢10名様と多くいらっしゃいましたので、会場の方と何度も打ち合わせしレイアウトを決定。 ▽スケジュール 08:00　会場入り、お支度開始 09:00　お支度完了、おふたりで写真撮影 09:45　挙式リハ、親族で写真撮影 10:30　挙式 10:45　挙式終了後、全員で写真撮影 11:00　披露宴開始 13:30　終了後、会場の外でグルームズマンなどと写真撮影 ▽当日の様子 アメリカでご家族での結婚パーティーがお済みでしたので、アメリカからアーロンさんのお母様とご友人にお越しいただきました。 ・挙式 グルームズマンやグルームメイドとバブルシャワーと共に登場したおふたり。 それぞれ違う場所から入場され、中央へ集まるスタイルにゲスト様も大変喜んでくださいました✨ お互いに宛てたお手紙、指輪の交換をされました。おふたりとも日本語でお手紙を読まれ、司会者さんが英語で翻訳してくださいました。 お互いをとても大切に思っていること、こんな日を迎えられるとは思っていなかったことなど、ゲスト様も感動で涙を流されていました。 挙式後に、東京タワーを背景に全員で集合写真を撮影しました🗼 ・披露宴 リアリティ番組「ドリーム・ウェディング」からインスピレーションを受け、ドーナツドリップが行われました🍩💕 和楽器での演奏には、アメリカからのゲストも大変喜んでくださいました。 おふたりが作成されたアメリカでのパーティーの映像もご覧いただきました。 結びに、弘大さんのお父様とアーロンさんのお母様がご挨拶をされました。 弘大さんのお父様から「一人息子で伝統芸能の世界で生まれ育ち、色々と期待されてきた中でのカミングアウト。それから10年を経て結婚式が迎えられ、一緒に祝えた事が感慨深く嬉しい。 自分がふたりにとっての一番の応援者でありたい、またアメリカに新しい家族が増えて嬉しい。」といった挨拶に会場内は感動で包まれていました。 アーロンさんのお母様からも「家族が増え繋がっていくことが嬉しいです。」と挨拶がありました。 最後に、おふたりからはこれからの生き方を皆様の前で決意宣言されました。 エンドロール上映、お見送りでは和菓子のプチギフトをプレゼントで結びました。 後日、ゲストの方より「彼らに幸せになって欲しいと願っていて、こんな日がくるなんて夢のようでした。またそれに立ち会う機会を作っていただき、原田さんに感謝しています。」と、とてもありがたいメッセージをいただき私も胸が熱くなりました。 ▽アイテムについて お衣装は、私が紹介したお店でオーダーメイドされました。 グルームズマンやグルームメイド用にタイやチーフをご準備されました。 極楽鳥花がお好きとお伺いしてましたので、会場装花に使用しました。 また装花を2次会でもご利用になることが決まっておりましたので、暑さにも強い花で装飾しました。 バイリンガルで対応可能な司会者さんは、おふたりのご友人が担当されました。 ▽メッセージ 結婚式は全ての人に開かれています。ジェンダーやセクシャリティは限定していません。 誰もが愛する人たちの前で誓いを立て祝福を受けることはできるはずです。 人生の選択肢が広がり、どんな愛の形もどんな家族の形も自分たちで考え、選び、生きていくことができる。 そんな世界の作り手になりたいと思います。 ご希望の演出に合わせた会場選び、お衣装、フローリストさんの手配も行っております。 挨拶やお手紙作成で迷っている方、サポートしますので安心してご相談ください。