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私がプロデュースしました
鶴野蒔咲子
- プランナー
レポート内容
ふたりは、ともに4人兄妹の長男・長女。家族の中では一番上の子として育った、落ち着いたしっかり者同士です。 打ち合わせで印象的だったのは、とにかく「家族」の話が多かったこと。 父や母、祖父母、弟や妹たち。それぞれとの関係や思い出をたくさん聞かせてくれました。 また、友人も「広くたくさん」というより、家族のように深く付き合える人たちを大切にしているおふたりでした。 新婦はもともとウェディングプランナー。 自身が結婚式の仕事を知っているからこそ、式場所属ではなくフリーウェディングプランナーを探し、相談してくださいました。 そんなおふたりの結婚式のコンセプトは、フランス語で「家族とともに」を意味する「en Famille」。 テーマをつくるために選んだ言葉ではなく、おふたりを知っていく中で自然とたどり着いたコンセプトでした。 【🏠|40人がひとつの家に集まるような場所を】 会場に選んだのは、東京都あきる野市にあるキャンプ場「森林村」のレストランFOREST。 木々に囲まれた敷地に建つ三角屋根のレストランは、約40名の家族や友人がひとつの家に集まるように過ごす今回の結婚式にぴったりでした。 当時は結婚式を行っている施設ではなかったため、会場へ相談し、一からウェディングをつくることに。 象徴的な三角屋根は、そのままペーパーアイテムのモチーフにもしました。 建物をイラストに描き起こし、招待状そのものも三角屋根の形に。 プロフィールやふたりの歴史、会場MAP、メニューなどを掲載した当日のペーパーアイテムまで、同じ世界観でデザインしました。 結婚式当日だけではなく、招待状がゲストの手元に届いたところから「en Famille」は始まっています。 【🍴|この場所だから食べてもらいたい料理】 森林村を運営する地元の精肉店・松村商店が扱っていたのが、東京都産のブランド黒毛和牛「秋川牛」。 せっかくこの土地に家族や友人を招くなら、この場所ならではのおいしいものを食べてもらいたい。そこでケータリングチームと相談し、秋川牛をメインにしたコース料理を組み立てました。 甘いものが苦手なゲストが多かったことから、ウェディングケーキもチーズを重ねたスタイルに。パーティ中にはチーズビュッフェも用意し、持ち帰れるようラッピングも準備しました。 【👰|家族の手で、花嫁になっていく】 新婦のウェディングスタイルにも、家族の存在がありました。 アクセサリーは妹が、ベールは祖母が、リングピローは母が手作り。 そして人前式の入場では、大好きな祖父にエスコートしてもらい、途中で父へ、さらに新郎へとバトンタッチしました。 誰かひとりと歩くのではなく、新婦をこれまで大切にしてきた家族から、これから人生をともにする新郎へ。家族との関係が、そのまま挙式の進行になりました。 【💖|ふたりの背景を、そのままおもてなしに】 新郎の実家は酒屋。そこで父が新郎新婦それぞれをイメージした2本のワインを選び、人前式ではその2本をひとつにする「ワインブレンディングセレモニー」を行いました。 さらに紅茶好きの新郎は、2種類のジャムを手作り。 パーティでは新郎新婦自らゲストのもとへ配り、ロシアンティーとして楽しんでもらいました。 何か目新しい演出を加えるのではなく、ふたりが好きなもの、育ってきた環境、家族との関係をひとつずつ結婚式へ。 「家族」をテーマにしたのではなく、ふたりにとって大切な人やものを辿っていった結果、一日そのものが「en Famille」になった結婚式です。このクリエイターの他の事例
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